2025/02/19
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クレジットカード決済の仕組みがよく分からない、という方も多いのではないでしょうか。クレジットカード決済をネットショップなどに導入しようと考えている方はもちろん、仕組みを理解しておく必要があります。
本記事ではクレジットカード決済の仕組みについて解説します。また、クレジットカード決済に関するよくある疑問点やメリットについてもまとめました。
本記事を読むことで、カード決済に関する知識を深めることができます。クレジットカード決済に興味がある方は、ぜひお読みください。
目次
クレジットカード決済とは?
クレジットカード決済とは、文字通りクレジットカードを使った決済手段を指します。クレジットカード決済の特徴は、後払いであることです。決済した時点では、料金は引き落とされず、指定された日に利用分をまとめて支払うことになります。
クレジットカードを発行するには、審査を受ける必要があります。審査ではその人の支払い能力が判断されます。審査に合格した場合のみカードが発行されます。また、審査結果によって、毎月の利用限度額が決められます。
最近では、QRコード決済や電子マネー決済など多様なキャッシュレス決済が人気を集めていますが、クレジットカードはその中でもっとも利用率が高いです。
また、クレジットカードは実店舗だけでなくネットショップでも使うことが可能です。実店舗では専用の端末にカードを差し込むことで決済を行いますが、ネットショップではユーザーが自分でカード情報を入力して決済を行います。
クレジットカード決済の仕組み

クレジットカード決済の仕組みについて解説します。クレジットカードは決済してもその場ではお金が移動せず、少し複雑な仕組みとなっています。
ネットショップでクレジットカードを使う場合、次のような流れで決済が行われます。
- ユーザーが商品を購入する
- カード会社が事業者に入金する
- カード会社がユーザーから料金を請求する
1.ユーザーが商品を購入する
まず、ユーザーがネットショップで商品を購入します。オンラインでカード決済を行う場合、ユーザーがクレジットカード情報を入力することで決済を行います。カード番号や有効期限、セキュリティコードなどを入力し、場合によっては本人認証が行われます。
入力情報を元に決済可能かどうかを判断し、問題ないと判断した場合のみ決済を行います。
決済後は、ネットショップの事業者は商品をユーザーに届けます。
この時点ではまだ、ユーザーはお金を支払ってはいません。そして、事業者もまだお金を受け取ってはいません。
2.カード会社が事業者に入金する
カード会社は指定された入金日になると、事業者にその月の売上額をまとめて入金します。入金はユーザーがお金を支払ったかどうかに関わらず行われます。
そのため、事業者が料金を回収できないということは基本ありません。ただし、売上が立ってからお金が入るまで、少し間隔は開くことになるので、事業者はその間資金が不足することがないように気をつける必要があります。
3.カード会社がユーザーから料金を請求する
カード会社は指定された引き落とし日になると、ユーザーからその月の料金を請求します。ユーザーが事前に登録した銀行口座から、料金を自動的に引き落とします。
口座残高が不足している場合は、カード会社はユーザーに支払いを催促します。支払いの催促はネットショップ事業者ではなく、カード会社の役目です。
【ユーザー側】クレジットカード決済のメリット

クレジットカード決済のメリットについて解説します。ユーザー側のメリットは次の3つです。
- 現金よりも支払いが楽
- いくら使ったか把握しやすい
- ポイントを貯められる
1つ1つのメリットについて詳しく解説していきます。
現金よりも支払いが楽
クレジットカードは現金よりも楽に支払いを済ませることが可能です。
普段からカードを使っていれば、口座から現金を取り出す必要がなくなります。また、現金を持ち運んだり、管理したりする手間も省けます。
ネットショップの場合、銀行やATMにお金を振り込みに行く必要がなく、その場で支払いが完結します。
いくら使ったか把握しやすい
クレジットカードはいくら使ったか把握しやすいのもメリットです。カードの利用明細が届き、何日にいくら使ったかが分かります。「カードだと使いすぎてしまわないか心配」という方もいますが、利用明細の確認を習慣化すれば、使いすぎる心配は少なくなるといえます。
クレジットカードで支払いを統一すれば、家計簿がなくても支出管理が可能です。
ポイントを貯められる
クレジットカードの多くにはポイントが付きます。貯めたポイントは特定のネットショップでの買い物に使ったり商品と交換したりすることが可能です。
クレジットカードのポイント還元率は0.5%~1.0%程度であることが多いです。なるべく多くのポイントが貰える方法で決済したいと考えるユーザーも多くいます。
【事業者側】クレジットカード決済のメリット

続いて、事業者側のクレジットカード決済のメリットを解説します。メリットは次の3つです。
- 売上アップが見込める
- ユーザーからの信頼性が向上する
- 未回収リスクを減らせる
決済手数料が気になって、ネットショップにクレジットカードカード決済を導入できない事業者の方もいるかもしれません。しかし、カード決済にはこのようなメリットもあります。
1つ1つのメリットについて詳しく解説していきます。
売上アップが見込める
ネットショップにクレジットカード決済を導入することで、売上アップが見込めます。銀行振込などの決済手段よりも、クレジットカードの方が利便性に優れているためです。
クレジットカード決済はその場で支払いを済ませられます。カード情報を入力すれば良いだけなので、時間も取られません。
ネットショップのユーザーの中には、せっかく商品を買おうとしてくれたのに、支払いが面倒だという理由で止めてしまう方もいます。クレジットカード決済を導入すれば、このようなユーザーを取り込むことができ、売上アップに繋がります。
ユーザーからの信頼性が向上する
クレジットカード決済を導入することは、信頼性の向上にも繋がります。なぜなら、カード決済を導入するには、VISAやMastercardなどの加盟店になる必要があるためです。
加盟店になるには審査に合格する必要があります。カード決済が導入されているということは、VISAやMastercardに認められたということであるため、信頼性が向上します。
特に開設したばかりのネットショップは信頼性が低いとみなされる場合も多いです。最近もWebサービスから個人情報が流出したというニュースがあり、「このサービスは大丈夫だろうか」と不安に思うユーザーもいるので、少しでも信頼性を高めることが大切です。
未回収リスクを減らせる
クレジットカード決済は、未回収リスクを減らせるというメリットもあります。
カード会社は支払い能力があるユーザーかどうか、審査を行ったうえでカードを発行しています。そのため、安心してユーザーにカード決済を使わせることが可能です。
また、そもそもクレジットカード決済では、ユーザーの支払い有無に関わらずカード会社が立て替えて支払いを行うので、事業者側は売掛金やツケのような売掛債権が発生せず、売上金を回収することができます。
クレジットカード決済に関するよくある疑問点

クレジットカード決済に関するよくある疑問と、その答えをまとめました。
- Q.決済代行会社とは何か?
- Q.決済手数料とは?
- Q.領収書は発行しなくてはいけない?
Q.決済代行会社とは何か?
決済代行会社とは、カード会社との契約などを代行してくれる会社を指します。
カード決済をネットショップなどに導入するには、VISAやMastercardなどのブランドと契約し、加盟店になる必要があります。しかし、1社ずつ契約するのは非常に大変で、事務コストも多くかかります。
そこで多くの企業は決済代行会社を利用しています。決済代行会社を使えば、代行会社1社とだけ契約すれば良くなるので、事務負担を大幅に減らすことが可能です。
更に決済代行会社は、各カード会社からの入金を一本化し、まとめて事業者へ入金してくれます。毎月何度も入金確認を行わなくて良くなるので、やはり事務コストが削減されます。
また、決済代行会社は、決済導入に必要なシステムを提供してくれるのもメリットです。
Q.決済手数料とは
決済手数料とは、決済にかかる手数料のことです。「売上額の◯%」などと決められています。売上が振り込まれる際に決済手数料が差し引かれます。
決済手数料は一律ではなく、業種や事業規模などによって変動します。
とはいえ、クレジットカード決済の導入によって、売上がアップする例が多く、決済手数料分以上のメリットがある場合も多いです。
なお、手数料をユーザーに負担させることは加盟店契約違反になるので注意が必要です。
Q.領収書は発行しなくてはいけない?
現金払いの場合、ユーザーが希望したら領収書を渡さなければいけないと法律で定められています。しかしクレジットカード決済の場合は、発行する義務が事業者側にありません。
なぜなら、カード決済では商品購入時点で、事業者はお金を受け取っていないためです。実際にお金を受け取るのは、カード会社からになります。領収書は「代金を支払った」ことを証明する書類なので、発行する義務がないのです。
では、ユーザーはどうやって商品の購入を証明すれば良いのか、というと、クレジットカードの利用明細を領収書代わりに使うのが一般的です。
クレジットカード決済を導入するなら『ペイジェント』がおすすめ!
クレジットカード決済には多くのメリットがあることを解説しました。しかし、カード決済を導入するのは非常に大変です。そこでおすすめは、決済代行会社を利用することです。決済代行会社を使えば、各カード会社と個別に契約する必要がなく、事務コストが減ります。
ネットショップにクレジットカード決済を導入するなら、ペイジェントがおすすめです。ペイジェントはNTTデータと三菱UFJニコスが出資している大手の代行会社で、導入実績が豊富なのが強みです。
また、5大ブランド(VISA・Mastercard・JCB・AMERICAN EXPRESS・Diners Club)すべてに対応しており、一括導入することも可能です。
加えて、入金サイクルが早いのもペイジェントの強みです。締め日から9営業日後に入金が行われます。売上をすぐに回収できるため、資金繰りが楽になります。
また、「早期入金オプション」に加入した場合、入金日を締め日から5営業日後にすることが可能です。さらに、締め回数を2~4回まで細分化することもできます。
『ペイジェント』に興味のある方は、以下の窓口からお気軽にお問い合わせください。サービス内容に関するどんな小さなことにも、スタッフが丁寧に回答させて頂きます。
まとめ
本記事ではクレジットカード決済の仕組みについて解説しました。
クレジットカードは、購入時点ではお金の受け渡しが行われないのが特徴です。カード会社がユーザーと事業者の間に立ち、取引を仲介しています。事業者はユーザーからではなく、カード会社から代金を受け取る仕組みになっています。
このような仕組みになっているカード決済は、キャッシュレスの中でも利用率が高いです。ユーザーにとっても事業者にとっても多くのメリットがあるためです。
ネットショップにクレジットカード決済を導入したい方は、ぜひペイジェントにご相談ください。