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アカウントID決済とは?代表サービスやメリットについて解説

EC運営・ビジネス

2023/11/06

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アカウントID決済をECサイトに導入したいものの、他の決済手段を選ぶべきか迷っているという方も多いのではないでしょうか。ECサイトにどの決済手段を優先的に導入するかは、悩みどころです。

本記事ではアカウントID決済とは何か、について解説します。アカウントID決済に含まれる代表的なサービスやアカウントID決済のメリット・デメリットについてまとめました。

本記事を読むことで、アカウントID決済を導入すべきか判断できるようになるでしょう。アカウントID決済について知見を深めたい方はぜひお読みください。

 

目次

    アカウントID決済とは?



     

    アカウントID決済とは、外部サービスのアカウントで決済を行う方法を指します。楽天やGoogleといった大手企業は、他社に自社アカウントでの決済手段を提供しています。

    アカウントID決済を行う場合、ECサイト上でクレジットカード情報や口座情報などを入力する必要はありません。アカウントID決済を選択すると外部のサービスに移動し、パスワードを入力するなど必要な処理を行います。

    安全性が高く、かつスピーディーな支払い手段でもあるため、ユーザーからも人気が高く、多くのECサイトに用いられていています。

    アカウントID決済の種類



     

    他社に自社アカウントでの決済手段を提供している企業は多くあります。代表的なアカウントID決済としては、次の3つが挙げられるでしょう。

    • Apple Pay
    • GooglePay
    • 楽天ペイ

    アカウントID決済の中でもこちらの3つは導入しているECサイトが多いです。1つ1つのアカウントID決済の特徴や支払い方法について詳しく解説していきます。

    Apple Pay

    Apple PayはiPhoneやMacBookなどのApple製品のアカウントを利用する決済手段です。Apple製品に備わっているTouch IDやFace IDを利用して素早く決済できるのが特徴です。

    特に日本ではiPhoneの利用者が多く、Apple Payを日常的に活用している方もいます。Apple Payにクレジットカードなどを登録しておけば、実店舗やECサイトでの買い物で活用でき、かつポイントも貯めることができます。

    GooglePay

    GooglePayはGoogleアカウントを利用した決済手段です。Googleアカウントに登録したクレジットカードによって支払いを行います。

    わずか数タップで支払いを完了させられる点がメリットです。また、GooglePayには最大10枚までクレジットカードを登録でき、用途に応じて使い分けることができます。

    楽天ペイ

    楽天ペイは楽天アカウントを利用した決済手段です。

    楽天会員は数が非常に多いです。また、楽天はポイントが貯まりやすいのが特徴であり、中には利用サービスを極力楽天で統一している方もいます。いわゆる楽天経済圏を作ることで、ポイントを効率的に貯めることが可能です。

    楽天ペイを導入することで、ポイントを高めたいユーザーの満足度を高めることができます。

    ユーザー側のアカウントID決済のメリット



     

    続いて、ユーザー側のアカウントID決済のメリットを解説します。メリットは次の3つです。

    • 決済が素早く完了する
    • ECサイトに情報を入力しなくていい
    • ポイントが貯まる場合がある

       

    アカウントID決済はユーザーにとってこれだけのメリットがあるため、導入することでユーザー満足度を向上させられる可能性は高いです。1つ1つのメリットについて詳しく解説していきます。

    決済が素早く完了する

    アカウントID決済はスピーディーに支払いを終えることができるのがメリットです。

    銀行振込やコンビニ決済と異なり、支払いの度に出かける必要がなくその場で完結します。その上、クレジットカード決済のようにカード番号をいちいち入力する必要もありません。

    アカウントID決済は、外部サービスにログインして決済処理を行えば良いだけです。

    そのため、ちょっとした空き時間でもECサイトで買い物ができます。決済処理に時間がかかりストレスが溜まってしまうのも防ぐことが可能です。

    ECサイトに情報を入力しなくていい

    アカウントID決済は、ECサイトに情報を入力しなくて良いのもメリットです。外部サービスに登録している銀行口座やクレジットカードから支払いを行うため、ECサイト上では口座番号もカード番号も入力する必要がありません。

    詳しく知らないECサイトに個人情報を入力することに、抵抗があるユーザーは多いです。Webサービスから個人情報が流出してしまった、というニュースを聞く機会もあるためです。特に知名度が低いECサイトは、信頼できないとみなされてしまいがちです。

    普段使っている大手のサービスを使えるアカウントID決済なら、安心して使えるというユーザーも多くいます。たとえば、日常的に楽天市場を使っている人なら、他のECサイトで楽天Payを使って支払うことに抵抗を持たない可能性があります。

    ポイントが貯まる場合がある

    ポイントが貯まる場合があるのもアカウントID決済のメリットです。たとえば楽天Payでは、楽天市場で買い物をする際に使えるポイントを貯めることができます。

    ポイントを貯めたいがために、アカウントID決済を使いたいユーザーは多くいるでしょう。特に最近では「ポイ活」という言葉も流行っており、効率よくポイントを貯められることを重視するユーザーもいます。

    ユーザー側のアカウントID決済のデメリット



     

    続いて、ユーザー側のアカウントID決済のデメリットについて解説します。デメリットは次の2つです。

    • ECサイトのポイントがもらえないことがある
    • 導入していないサービスも多い

       

    これらのデメリットは致命的と言えるほどではありませんが、アカウントID決済を導入するなら留意しておきたいことです。1つ1つのデメリットについて詳しく解説していきます。

    ECサイトのポイントがもらえないことがある

    アカウントID決済では、外部サービスで使えるポイントを貯めることができます。反面、ECサイトによっては、ECサイトのポイントが付かないことがあります。ポイントを二重に貯めることができないのはデメリットと言えるでしょう。ECサイトで使えるポイントが欲しいユーザーは、他の決済手段を使うことになります。

    導入していないサービスも多い

    アカウントID決済は利便性の高い決済手段ではあるものの、導入していない店舗も多いです。また、店舗によって導入しているアカウントID決済の種類は異なります。

    そのため、店舗AではGooglePayを使い、店舗BではApple Payを使う、というようにしないといけない可能性があります。多くの決済手段を使いこなすことは、ポイント還元や割引キャンペーンの恩恵を受けやすい反面、お金の管理が大変になることもあります。

    事業者側のアカウントID決済のメリット



     

    続いて、事業者側から見たアカウントID決済のメリットをみていきましょう。アカウントID決済を導入すると、事業者側は次の2つのメリットを享受できます。

    • カゴ落ち対策になる
    • 補償サービスを受けられる可能性がある

       

    1つ1つのメリットについて詳しく解説していきます。

    カゴ落ち対策になる

    アカウントID決済を導入することは、カゴ落ち対策に繋がります。カゴ落ちとは、ECサイトで商品をカートに入れた状態で、サイトから離脱してしまうことです。

    カゴ落ちの原因にはさまざまなものがありますが、その中で多いのが「支払いが面倒になった」というものです。アカウントID決済はスピーディーに支払いを済ませられるのが強みであるため、カゴ落ち対策に直結しやすいと言えます。

    補償サービスを受けられる可能性がある

    アカウントID決済では補償サービスを受けられる可能性があります。

    クレジットカード決済の場合、事業者側はチャージバックに気をつけないといけません。チャージバックとは、ユーザーが不正利用の被害に遭った場合など、何らかの事業で返金対応を行うことです。チャージバックが行われると、単純に事業者側は損をしてしまいます。

    アカウントID決済によっては、チャージバックを補償するサービスを提供しており、代わりにチャージバックの請求額を負担してくれる場合があります。

    事業者側のアカウントID決済のデメリット



     

    アカウントID決済を導入する事業者は、1つのアカウントID決済を導入しただけでは、すべてのユーザーを取り込むことはできない、という点に注意しましょう。

    たとえば、楽天Payを導入すれば楽天ユーザーからの支持を高めることはできますが、楽天サービスを日常的に使っていないユーザーを取り込むことはできません。そのため、ECサイトには複数の決済手段を用意する必要があります。

    とはいえ、複数の決済手段を用意するというのは容易ではありません。各企業と契約しなくてはいけませんし、決済ごとにシステムを構築する必要があります。また、各企業は入金のタイミングが異なるため、事業者は月に何度も入金確認を行わなくてはいけません。

    アカウントID決済を導入するには?



     

    上記で解説した通り、複数の決済を導入するのは事業者にとって大きな負担になります。

    そこで、アカウントID決済を導入する際は、決済代行会社を活用することをおすすめします。決済代行会社は、決済サービスを提供している企業との契約を代行してくれます。契約する際に必要な書類の作成や企業とのやり取りを代わりに行ってくれるため、事業者側は新規決済導入の負担を減らすことが可能です。

    また、決済代行会社を活用する場合、代行会社が提供するシステムを導入できるため、システム開発の負担も減らすことができます。各決済ごとに1からシステムを構築しなくて良いため、新規決済を素早く導入することが可能です。

    加えて決済代行会社は、各決済のバラバラな入金を1日にまとめてくれるのもメリットです。

    決済代行会社を使えば、ECサイトの事業者は煩雑な事務作業を減らすことができ、コア業務に注力できるようになるでしょう。

    アカウントID決済を導入したいなら『ペイジェント』がおすすめ!

    アカウントID決済を導入したいなら『ペイジェント』がおすすめです。『ペイジェント』はNTTデータと三菱UFJニコスが出資している決済代行会社であり、大手企業の導入実績が豊富で信頼性も高いのが特徴です。

    代表的なアカウントID決済である、Apple Pay・GooglePay・楽天ペイのすべてに対応しています。さらに、クレジットカード決済やコンビニ決済、ATM決済などさまざまな決済にも対応しており、それらを一括導入することが可能です。(楽天ペイは新規新規申込の受付を停止中です。受付再開は2023年12月を予定しています)

    ここまで解説した通り、1つの決済手段だけで多くのユーザーに対応することは難しいです。ユーザー数を増やし売上アップに繋げるためには、決済手段を増やすことが重要です。

    ペイジェントに興味のある方は、以下の窓口からお気軽にお問い合わせください。サービス内容に関するどんな小さなことにも、スタッフが丁寧に回答させて頂きます。

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    まとめ

    本記事ではアカウントID決済とは何か、について解説しました。アカウントID決済の種類やメリット・デメリットがお分かりいただけたかと思います。

    アカウントID決済はユーザーにとって利便性の高い決済手段であり、導入することでユーザー満足度を向上させられる可能性が高いです。他の決済手段と比べてもスピーディーに決済を済ませられるため、カゴ落ち対策にもなるのが特徴です。

    アカウントID決済を導入したいなら、決済代行会社を活用するのが基本です。ペイジェントは、アカウントID決済を含めた多くの決済に対応しています。

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