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請求書払いとは?メリット・デメリットやカード決済が実現する2つのサービスを解説!

オンライン決済

2023/03/05

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企業間での取引では請求書払いが主に用いられています。しかし、請求書払いとは何なのかよく分かっていない、という方も多いのではないでしょうか。

本記事では請求書払いとは何かについて解説します。請求書払いのメリット・デメリットや請求払いを行ううえで必要な作業内容についてまとめました。

加えて、請求書払いを行う際にクレジットカードが使えるようになる2種類のサービスを紹介します。

本記事を読むことで請求書払いのメリットや課題が分かります。請求書払いについて詳しく知りたい方はぜひお読みください。
 

目次

    請求書払いとは?

    請求書払いとは企業間(BtoB)の取引で使われる支払い手段のことです。売り手側が請求書を提出し、買い手側がその請求書を元に支払い処理を行うという単純なやり方です。

    請求書払いでは基本、一定期間の購入に関する料金をまとめて支払います。たとえば、10月に商品を100個売った場合、100個分の料金をまとめて11月に請求します。請求書には各商品の個数や料金がまとめられており、どのような内訳になっているか明記されています。

    BtoCの取引の場合、商品の販売やサービスを提供するタイミングで請求を行います。

    なぜ「後払い」を採用しているのかというと、企業間取引で商品を売るたびに料金を請求すると、手間がかかりすぎてしまうためです。

    その代わり「後払い」では、取引相手がきちんとお金を払ってくれない可能性があります。そのため、取引相手が信用できるのか、支払い能力はあるのかを事前に審査しないといけません。この審査を「与信調査」、審査を行ったうえでの取引を「与信取引」と呼びます。

    請求書払いで発生する作業

    請求書払いで売り手側が行わなくてはいけない作業は次の4つです。

    • 与信調査:取引相手の支払い能力を審査する
    • 請求書発行:請求書を発行し取引相手に渡す
    • 入金確認:入金日までに振込が行われているか確認する
    • 督促・代金回収:振込がない場合に取引相手に問い合わせる
       

    この作業を取引相手ごとに行う必要があります。取引相手が多ければ、毎月の経理作業も多くなってしまいます。一連の作業をいかに効率よく行うかが、請求書払いでは重要です。

    【売り手側】請求書払いのメリット

    続いて、売り手側から見た、都度請求ではなく後払い(請求書払い)を選択した場合のメリットを解説します。メリットは次の2つです。

    • 請求処理が効率化される
    • 入金確認が効率化される
       

    この2つのメリットは非常に大きく、多くの会社で請求書払いが導入されている理由でもあります。1つ1つのメリットについて詳しく解説していきます。

    請求処理が効率化される

    請求書払いにすることで、請求処理が効率化させるメリットがあります。請求書払いにしない場合、商品が購入されるたびに毎回料金を請求しないといけません。また、毎回料金を請求しているとヒューマンエラーも発生しやすくなってしまいます。

    事業内容によっては同じ企業と月に何度も取引を行うこともあります。その場合であっても、請求書払いなら月に1回だけ請求処理を行えば良くなります。

    入金確認が効率化される

    請求書払いは請求処理だけでなく入金確認も効率化できます。取引先からの入金も月1回のみに減らせるためです。取引ごとに入金があると、その度に正しく入金が行われているかや金額に誤りがないか確認しなくてはならず、経理業務が増えすぎてしまいます。

    請求書払いなら、入金金額と請求書の金額が同じか毎月1回確認すれば良くなります。また、振込回数が少なくなれば通帳の行数も少なくなります。

    【売り手側】請求書払いのデメリット

    売り手側から見た請求書払いのデメリットは次の2つです。

    • 未回収のリスクがある
    • 資金繰りが悪化する
       

    請求書払いは良い面だけでなく、このような課題もあります。1つ1つのデメリットについて詳しく解説していきます。

    未回収のリスクがある

    請求書払いには未回収のリスクがあります。

    請求書払いだと商品・サービスを提供してから、入金されるまで1ヶ月以上間が空くのが一般的です。後払いになるため、取引相手が音信不通になったり、倒産してしまい支払いが困難になったりした場合、料金を回収できない可能性があります。また、支払いがされない場合、催告を行わなくてはならず、その手間もかかってしまいます。

    前払いや都度払いなら未回収のリスクはありません。ただ、前払いなどの場合、買い手側の負担が大きくなってしまうため、企業間取引では後払いが主流になっています。

    未回収リスクを避けるには、与信調査をしっかり行う必要があります。ただ、与信調査は冷静な判断力や経営の知識が必要になるため、そう簡単ではありません。

    資金繰りが悪化する

    請求書払いの場合、資金繰りが大変になるデメリットもあります。請求書払いは締め日から1ヶ月後を振込日に設定する場合が多いです。つまり10月分の売上額は11月30日まで振込みを待たないといけません。その間、会社のお金が不足してしまう可能性もあります。

    大手企業なら資金に余裕もあるため、そこまで問題ではないかもしれません。しかし個人事業主、ベンチャー企業や中小企業の場合、資金に余裕がなくなり、借り入れを行わざるを得なくなることもあります。

    資金繰りに悩む企業は多いこともあり、「ファクタリング」と呼ばれる請求書買い取りサービスも存在します。手数料を支払うことで、支払期日よりも前に請求書の金額を受け取れるというサービスです。どうしても資金不足のために事業を成長させることが難しい、という場合、このようなサービスを活用するのも選択肢の1つではあります。

    【買い手側】請求書払いのメリット

    続いて、買い手側から見た請求書払いのメリットを解説します。メリットは次の2つです。

    • 支払い処理が効率化される
    • 資金繰りが改善する
       

    1つ1つのメリットについて詳しく解説していきます。

    支払い処理が効率化される

    請求書払いによって、買い手側は支払い処理が効率化されます。

    支払いを行う場合、金額に間違いがないか一々確認しないといけません。取引先が多いと、どの会社に支払いを行ったかの確認も煩雑になります。

    請求書払いなら毎月1回のみ支払い処理を行えば良いため、買い手側の負担も減ります。

    資金繰りが改善する

    売り手側は請求書払いによって資金繰りが大変になるデメリットがあると解説しましたが、買い手側はむしろ資金繰りが楽になります。

    請求書払いの場合、買い手側は商品を仕入れたり仕事を代行してもらったりした時点では、料金を支払う必要がありません。料金の支払いを1ヶ月程度先送りにすることができるため、会社の資金を他のことに使う選択肢を持つことが可能です。

    【買い手側】請求書払いのデメリット

    買い手側から見た請求書払いのデメリットは次の3つです。

    クレジットカード決済ができない 支払い忘れ・遅れに気をつける必要がある 与信調査を受ける必要がある

    1つ1つのデメリットについて詳しく解説していきます。

    クレジットカード決済ができない

    企業間取引に関してはキャッシュ決済があまり行われていません。請求書払いの場合、銀行振込になってしまい、クレジットカードで支払いを行える企業は少ないです。

    カード決済の導入は買い手側にとってメリットが多くあるため、できればカードで支払いたい買い手は多いと予想されます。取引相手の利便性を向上させるためにも、カード決済の導入を検討してみても良いでしょう。

    支払い忘れ・遅れに気をつける必要がある

    請求書払いの場合、買い手側は支払い忘れや遅れに気をつけないといけません。経理と営業が上手く連携できていないなどの理由で支払いが遅れてしまうと、取引先からの信頼を失ってしまいます。場合によっては、契約解除に繋がる可能性もあります。

    請求書払いは売り手と買い手の信頼関係があって成り立っていますので、信頼関係を壊さないように気をつける必要があります。

    また、会社の資金が不足してしまい、支払いが間に合わないという場合もあります。請求書払いによって資金繰りが楽になるとはいえ、資金管理には十分気をつけないといけません。

    与信調査を受ける必要がある

    請求書払いの場合、売り手側から与信調査を受ける必要があります。与信調査にはさまざまな方法があります。調査員が会社に訪問して仕事の状況や設備状況を確認する訪問調査、電話やメールによるヒアリング調査、などが行われる可能性があります。

    与信調査では、会社の経営状況に問題はないか、違法性がない企業かといった事項を確認します。

    与信調査の結果、契約をお断りされてしまったり、取引金額を減らされてしまったりする場合もあります。また、信頼度がやや低いと判断された場合は、取引金額の一部を前払いしてもらえないか交渉されることもあります。

    【売り手側向け】『ペイジェント』なら企業間取引のクレカ決済が実現

    請求書払いは毎月の料金を一括請求できるので、業務効率化に大きく貢献していることは確かです。しかしながら請求書払いであったとしても、取引相手の数が多い場合、経理業務が増えすぎてしまう可能性があります。特に個人事業主や中小企業の場合、経理にリソースを費やしすぎて、コア業務に注力することができなくなっている場合もあるでしょう。

    その問題を解決するのが、『ペイジェント』のBtoB決済サービスです。大手の決済代行会社であるペイジェントでは、BtoB向けサービスも提供しています。

    ペイジェントのBtoB決済サービスを活用することで、クレジットカードでの企業間取引が可能になります。カード決済を導入することで毎月の売上確認が効率化されます。更に、取引相手も振込業務が不要になるうえに、支払い管理をスムーズに行えるようになります。カード決済の導入は、売り手・買い手双方にメリットがあります。

    また、カード決済ならカードの与信機能で代用できるため、与信審査も必要ありません。

    ペイジェントの決済システムは、非常にシンプルなものとなっています。取引相手に一括で決済画面URLを送信し、支払い請求を行うだけです。後は取引相手がURLから決済処理を行えば、自動的に売上が記録されます。

    決済手数料は業界最安水準の「2.2%~」となっています。経理業務の効率化および、顧客満足度向上に大きく貢献するサービスですので、ぜひ利用を検討してみてください。

    BtoB(企業間取引)決済の詳細はこちら

    【買い手側向け】『BizPay請求書カード払い』ならキャッシュレス非対応の企業にもカードで支払いが可能

    上記のBtoBクレカ決済は、カード決済を導入したい『売り手側』向けのサービスです。それとは別にペイジェントでは、カード決済を導入したい『買い手側』向けのサービスも提供しています。それが『BizPay請求書カード払い』です。

    『BizPay請求書カード払い』を利用すれば、売り手がキャッシュレス決済に対応していなくても、カードで支払いを行うことが可能です。仕組みは単純で、売り手と買い手の間にペイジェントが立ち、取引の仲介を行います。ペイジェントは買い手から請求書と取引先情報を受け取り、カード決済ができるように手配します。買い手はペイジェントが提供する画面から、カード決済を行えば良いだけです。後はペイジェントが、売り手側に買い手側の名義で通常通り振り込みを行います。取引先には一切影響しないため、取引先に利用承諾を得る必要もありません。

    『BizPay請求書カード払い』を活用すれば、支払いを最長60日先延ばしにすることが可能です。また、手数料は3.0%と業界の中でも最安級となっています。現在はキャンペーン中であり、手数料は2.8%と更に安くなっています。

    カード決済を実現したい買い手側は、ぜひ利用をご検討ください。

    BizPay 請求書カード払いの詳細はこちら

    まとめ

    本記事では請求払いとは何かについて詳しく解説しました。請求書払いのメリット・デメリットがお分かりいただけたかと思います。

    請求書払いは売り手側・買い手側双方にメリットのある支払い手段です。毎月の請求や入金確認を一括で行えるため、業務効率化に大きく貢献していることは確かです。しかしながら、課題も多く残っているのも事実です。

    請求書払いの効率化を実現したい方はペイジェントのBtoB決済サービスがおすすめです。

    ペイジェントのBtoB決済サービスを活用すれば、「与信調査が必要」「取引相手が多いと売上の確認が大変」「振込手数料がかかる」といった問題を解決することができます。決済手数料も「2.2%~」と業界最安水準ですので、ぜひ利用をご検討ください。

    また、カード決済を実現したい買い手側には、『BizPay請求書カード払い』をおすすめします。カード決済を簡単に導入することができるうえに、手数料は業界最安クラスです。こちらもぜひ利用を検討いただけると幸いです。

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