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メールリンク決済とは?導入方法やメリット・デメリットについて解説!

オンライン決済

2023/12/05

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決済導入(フォーム)

メールリンク決済というものを知ったが、通常の決済と何が違うのか分からない、という方も多いのではないでしょうか。メールリンク決済はECサイトを持っていない場合でも、商品・サービスの支払いをオンラインで完結させられる便利なものです。

本記事ではメールリンク決済とは何か、について解説していきます。メールリンク決済の導入方法やメリット・デメリットについてまとめました。

本記事を読むことで、メールリンク決済を導入すべきか検討することができます。メールリンク決済に興味がある方はぜひお読みください。

目次

    メールリンク決済とは?

    メールリンク決済の定義は決済代行会社によって異なりますが、ペイジェントでは「ユーザーに決済画面のURLをメールで送る決済手段」という意味で使っています。

    商品・サービスを提供する側は、ユーザーから注文があった場合、値段を設定し決済画面URLを作成します。そして、URLのリンクをメールなどでユーザーに送ります。ユーザーはリンク先の決済画面から、クレジットカード情報などを入力し、支払いを済ませます。

    このようにメールリンク決済は、とても単純な仕組みになっているのです。加えて、この仕組みなら事業者は商品の購入画面を作る必要がありません。そのため、予約商品やオーダーメイド商品の販売を店舗で行っている場合にも、便利に活用することが可能です。

    リンク型とは?

    メールリンクではなくリンク型という決済方式も存在します。リンク型はメールリンクと違い、ECサイトの購入画面を作る必要がありますが、決済処理を行うプログラムは決済代行会社から提供されるものを使えるのが特徴です。

    リンク型の場合、ユーザーは購入画面にあるボタンをクリックします。クリックすると、決済代行会社が管理する決済画面に遷移します。ユーザーはここでカード情報などを入力し、決済処理を済ませます。

    モジュール型とは?

    モジュール型は、事業者と決済代行会社のサーバ間通信によって決済処理を行う方式です。この方式の場合、事業者は決済システムおよび決済画面を構築する必要があります。決済システムからは、決済代行会社が提供するシステムと通信を行います。

    モジュール型はリンク型と違い、決済システムを開発する手間はかかります。その代わり、決済画面を自分で構築できるため、ECサイトのイメージに合わせることが可能です。

    まとめると、各決済方式は次のような場合におすすめできます。

    • メールリンク型:決済画面に遷移するECサイトを用意できない場合
    • リンク型:小~中規模なECサイトを運営している場合
    • モジュール型:中~大規模なECサイトを運営している場合
       

    メールリンク決済を導入する場合は決済代行サービスを使う



     

    メールリンク決済を導入する場合、決済代行サービスを使うのが一般的です。決済代行サービスとは、決済機関とのやり取りを代行してくれるサービスのことです。

    買い手にカードで支払ってもらう場合、売り手はカード会社の加盟店にならなくてはいけません。加盟店になるには、審査に合格する必要があります。審査に合格するには適正な書類を準備しなくてはならず、手間がかかってしまいます。

    決済代行会社は、そのような面倒な雑務を代行してくれます。加えて、複数決済をまとめて管理できるツールを提供してくれたり、各カード会社の入金を1つにまとめてくれたり、事業者にとって多くのメリットがあります。
     

    メールリンク決済のメリット



     

    メールリンク決済のメリットは次の3つです。

    • ECサイト作成の必要がない
    • カード情報の非保持化に対応している
    • カード決済以外にも対応
       

    1つ1つのメリットについて詳しく解説していきます。

    ECサイト作成の必要がない

    メールリンク決済の場合、ECサイトを作る必要がありません。購入画面を作らなくても、決済画面のURLをメールでユーザーに送るだけで済みます。

    ECサイトを作成する場合、プログラミングやノーコードツールの知識が必要になりますし、開発コストが大きくかかります。加えて、ECサイトは完成してからも改良を加えなくてはならないため、管理コストも必要になります。

    メールリンク決済なら、そのような手間を一通り削減することが可能です。

    カード情報の非保持化に対応している

    メールリンク決済は、カード情報の非保持化に対応しています。つまり、事業者自身がユーザーのカード情報を保有しなくて良いということです。

    カード決済を導入する場合、「​​クレジットカード・セキュリティガイドライン」に従う必要があります。このガイドラインには、「カード情報を事業者が保有してはいけない」というものがあります。メールリンク決済なら、このルールに則ることができます。

    メールリンク決済では、ユーザーは決済画面にてカード情報を入力します。決済画面には事業者はまったく手を加えることがないため、カード情報に触れることはありません。

    カード決済以外にも対応

    メールリンクの仕組みは、クレジットカード決済だけでなく他の決済手段でも活用することが可能です。どの決済手段に対応しているかは、決済代行会社によって異なります。

    たとえば、決済代行会社の1つであるペイジェントでは、コンビニ決済でのメールリンクにも対応しています。コンビニ決済(番号方式)はクレジットカードを保有していない方や、電子マネーなどを使ったことがない方でも簡単に支払いを行えるメリットがあります。顧客層や商品の種類によっては、カード決済よりもコンビニ決済の方が相性が良い可能性もあります。

    なるべく多くのユーザーに対応できるようにしたいなら、より多くの決済手段に対応している決済代行会社を選ぶのがおすすめです。

    メールリンク決済を導入する際の注意点



     

    メールリンク決済を導入する場合、いくつか気をつけるべきこともあります。代表的な注意点は次の3つです。

    • 手数料が発生する
    • 決済画面のデザインは変えられない
    • メールアドレスが間違っていると決済できない
       

    これらはデメリットというほどではありませんが、導入前にあらかじめ知っておくことは大切です。1つ1つの注意点について詳しく解説していきます。
     

    手数料が発生する

    メールリンク決済を導入する場合、売上が発生するごとに手数料を決済代行会社に支払う必要があります。とはいえ、手数料以上に利便性が向上するメリットが大きいので、手数料を理由に導入を止めることはありません。

    手数料の金額は決済代行会社によって異なるので、事前に確認することをおすすめします。

    決済画面のデザインは変えられない

    メールリンク決済の場合、決済画面のデザインはあらかじめ決められており、事業者が変更することは基本的にできません。ただ、URLを共有する際のメール文などは、事業者の方で決められる場合が多いです。

    メールアドレスが間違っていると決済できない

    ユーザーが間違ったメールアドレスを共有してきた場合、決済画面URLを共有することができません。

    他にも、メールが迷惑フォルダに振り分けられてしまったり、ユーザーが別のメルアドを登録していたことに気がつかなかったり、メールを利用する決済ならではの不便な点はあります。

    メールリンク決済の活用例

    続いて、メールリンク決済の具体的な活用例についてみていきましょう。メールリンク決済は、次のような場面で有効に活用できます。

    • 月会費の回収
    • 金額の変動がある商品・サービスの販売
       

    1つ1つの活用例について詳しく解説していきます。
     

    月会費の回収

    メールリンク決済は塾や習い事などの月会費の回収に使えます。

    月会費の回収は銀行振込によって行う場合も多いです。しかし、銀行振込だと銀行に行く手間がかかりますし、振込を忘れてしまう可能性もあります。銀行振込は、ユーザーにとって便利な決済手段とは言えない場合があるのです。

    一方でメールリンク決済の場合、メールが来たらその場で支払いを済ませることができます。その日のうちに済ませられるため、支払いを忘れることも少ないでしょう。また、クレジットカード決済の場合、ポイントを貯めることが可能なメリットもあります。

    金額の変動がある商品・サービスの販売

    金額の変動がある商品・サービスを提供する場合も、メールリンク決済が便利です。たとえば、オーダーメイド商品の場合、商品制作後に見積もり額から金額が変わることがあります。メールリンク決済なら、決済画面のURLを発行する際に、金額を柔軟に変更できます。

    メールリンク決済の導入する際の決済代行の選定方法



     

    メールリンク決済を導入する場合、決済代行会社と契約する必要があります。しかし、決済代行会社には多くの種類があり、どれを選択すべきか分からない方も多いでしょう。

    決済代行会社を選ぶ際は次の3つを基準にすると良いです。

    • 事業と相性が良いものを選ぶ
    • 入金サイクルを確認する
    • 事業が成長した後のことも考えて選ぶ
       

    1つ1つの基準について詳しく解説していきます。
     

    事業と相性が良いものを選ぶ

    決済代行会社は、事業内容と相性が良いものを選ぶのがポイントです。

    顧客層や商品と相性が良い決済手段を提供しているか、などを確認しましょう。たとえば、クレジットカード保有率が低い若年層をターゲットにした商品を販売する場合、コンビニ決済などにも対応している決済代行会社の方が相性が良いと言えます。

    他にも、オプション内容などその会社独自のサービスを確認し、事業内容に即しているか確認したうえで契約を行うと良いでしょう。

    入金サイクルを確認する

    事業を始めたばかりの場合、特に決済代行会社の入金サイクルを確認することが大切です。入金日は締め日から何日後なのか、入金日は月に何回あるのか、などを確かめましょう。売上が手元に入って来るのが遅いと、資金繰りに困ることがあります。

    事業が成長した後のことも考えて選ぶ

    決済代行会社は事業が成長した後のことも考慮して選択しましょう。今はメールリンク決済しか使わないのかもしれませんが、事業が成長していけばECサイトを立ち上げるかもしれません。そのときに、他の決済システムをスムーズに導入できるかは重要です。

    また、ECサイト運営に関してサポートを手厚く行ってくれる代行会社が理想です。事業内容と相性の良い決済手段をアドバイスしてくれたり、決済管理ツールの使用に関するサポートを行ってくれたりする代行会社ですと、非常に心強いです。

    『ペイジェント』はメールリンク決済にも対応!

    ペイジェントはNTTデータと三菱UFJニコスが出資している決済代行会社であり、メールリンク決済にも対応しています。

    ペイジェントはVISA・MasterCard・JCB・AMERICAN EXPRESS・Diners Clubの国際5大ブランドに加え、ディスカバーカードにも対応しています。事業者はペイジェントと契約するだけで、カード決済の仕組みを構築することが可能です。

    また、カード決済だけでなくコンビニ決済やATM決済など、多くの決済に対応しているのも特徴です。ECサイトを運営する場合、多くのユーザーに使いやすいサイトにするために、複数の決済手段を導入することが大切です。

    ペイジェントに興味のある方は、以下の窓口からお気軽にお問い合わせください。サービス内容に関するどんな小さなことにも、スタッフが丁寧に回答させて頂きます。

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    まとめ

    本記事ではメールリンク決済について解説しました。メールリンク決済はどのような場面で導入を検討した方が良いのか、お分かりいただけたかと思います。

    ECサイトがなくてもメールリンク決済なら、簡単に商品購入の仕組みを作ることが可能です。月会費の支払いなどの場合に、有効な手段と言えます。

    メールリンク決済の導入に興味がある方は、ぜひペイジェントにご相談ください。ペイジェントでは、メールリンクだけでなく、リンク型やモジュール型にも対応しています。そのため今後ECサイトを作りたくなった場合も、継続して活用し続けることが可能です。

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