2023/12/29
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Shopifyに興味があるものの、Shopifyで何ができるのかや、他のサービスと何が違うのかがわからない、という方は多いのではないでしょうか。Shopifyはネットショップ運営初心者の方におすすめできるプラットフォームサービスです。
本記事ではShopifyとは何かについて詳しく解説します。Shopifyの基本機能やメリット、注意点などについてまとめました。
本記事を読むことでShopifyの概要を理解することができます。Shopifyに興味がある方や、ネットショップをこれから運営していきたい方はぜひお読みください。
目次
Shopifyとは?
Shopifyはネットショップを開設・運用するためのプラットフォームのことです。
プラットフォームとは、土台となる環境を表します。たとえば、Youtubeは動画配信プラットフォームと言われています。Youtubeを利用することで、動画配信の仕組みを自分で作らなくても、動画を投稿して稼いだりユーザーとコミュニケーションを取ったりすることが可能です。Shopifyも同様に、知識がなくてもネットショップを作ることができます。
Shopifyのようなネットショップのためのプラットフォームサービスは多くあります。その中でもShopifyは175ヵ国170万店舗以上で使われており、圧倒的な認知度を誇るのが特徴です。また、月額料金が安かったり機能が豊富だったりとメリットが多くあります。
ネット上で商品を販売するのに憧れる方は多くいるでしょう。しかしながら、自分で1からネットショップを開設するのは大変です。プログラミングやマーケティング、商品管理など幅広い知識を必要とします。
そのため、特に個人でネットショップを運営したいと考えている方は、Shopifyのようなプラットフォームサービスを活用するのが近道と言えるでしょう。
Shopifyの基本機能
- ECサイト構築
- 在庫管理
- 顧客管理
- 注文管理
Shopifyについて理解を深めようと思ったら、まずはこの4つの機能について理解する必要があります。1つ1つの機能の詳細について解説していきます。
ECサイト構築
Shopifyを使うことで、サイト制作の知識がなくてもECサイトを構築することが可能です。
ECサイトには商品を選択して購入できる仕組みがないといけません。そのためには、商品ページなどを制作するためのHTML・CSSの知識が必要ですし、決済の仕組みやログイン、会員登録などの仕組みを作るためのプログラミング知識も必要となります。また、Webサイトをネット上に公開するには、Webサーバの導入もしなくてはいけません。
Shopifyを使う場合、そのような知識は必要なくなります。管理画面などから簡単な操作を行ったり、予め用意されたテンプレートをカスタマイズしたりするだけで、ECサイトを構築することが可能です。
そのため、ネットショップを始めるハードルを格段に下げることができます。
在庫管理
Shopifyでは商品の在庫を管理することも可能です。
ネットショップを運営する場合、商品の仕入れや管理を自分で行わなくてはいけません。各商品の名称や値段を設定したり、在庫が不足したら補充したりする必要がありますが、それらを1人でこなすのは大変です。
Shopifyの管理画面では在庫管理を簡単に行うことができます。商品の在庫数を把握する、在庫数を変更する、仕入先の情報を確認するといったことがShopify内で完結します。
運営者は在庫管理にかかる手間を減らすことができ、その分商品改善やマーケティングなどの業務に時間を費やすことが可能です。
顧客管理
Shopifyでは商品を注文してくれた顧客の管理も行うことが可能です。
顧客が商品を注文すると、その顧客の情報がユーザーリストに追加されます。Shopify上から顧客の個人情報や注文履歴などを一括管理することが可能です。
顧客管理を正しく行うことで、顧客とのトラブルを減らすことができます。さらに、蓄積された顧客情報は、メルマガを送ったりレコメンド機能を追加したりする際にも役立ちます。
注文管理
Shopifyでは、注文ごとの管理も行うことが可能です。注文が1件増えると、その注文情報がShopifyの注文管理エリアに追加されていきます。
注文管理エリアでは、注文ステータス(未処理、処理中、発送済みなど)などを管理することができます。また、顧客に発送通知などの自動メールの送信する設定を行うことも可能です。注文状況を正確に管理できるため、業務トラブルを減らすことができます。
また、蓄積された注文数などの統計情報は、マーケティングに役立てることが可能です。
その他Shopifyに備わっている機能例
上記で紹介した4つの基本機能以外にも、Shopifyにはネットショップ運営に役立つ多くの機能が備わっています。その中でも、代表的な機能を4つ紹介します。
- SNSと連携する
- メルマガを導入する
- クーポンの発行
- ブログ機能の追加
これらの機能を上手く活用することで、ネットショップの成長を促進させることが可能です。1つ1つの機能について詳しく解説していきます。
SNSと連携する
ShopifyはSNSと連携させ、SNS上に商品ページを共有することが可能です。具体的には次のSNSに共有できます。
- Pinterest
昨今はSNSを使ったマーケティングや宣伝を活発に行っている企業が増えています。特にネットショップを開設したばかりの頃は、誰も存在を知らない状態なわけですから、中々サイトを使ってもらえません。
そのためSNSを使って商品の宣伝を行い、サイトの認知度を高めていくことは重要になります。SNSを使った商品の宣伝は通常多くの手間がかかりますが、Shopifyなら簡単な操作で行うことが可能です。また、SNSを利用したキャンペーンなどの施策も簡単に行えます。
メルマガを導入する
Shopifyではユーザーに対してメルマガを送信することが可能です。メルマガとは企業が会員に対して送信するメールのことで、新商品やキャンペーンの宣伝を行う場合などに使われます。メルマガの仕組みを導入することは、売上向上やリピート率向上に繋がります。
Shopifyでは管理画面からメールを作成し送信することが可能です。また、ユーザーをグループごとに分けることで、グループに対してメルマガを一括送信することもできます。加えて、メルマガの開封率やクリック率などの分析も行うことが可能です。
クーポンの発行
クーポンの発行もShopify上で行うことが可能です。
クーポンを発行し、お得に買い物ができることを宣伝することによって、売上を伸ばせる可能性があります。特にネットショップを開設したばかりの頃は、クーポンを導入し他社よりも安く購入できることをアピールすることは重要です。
Shopifyではさまざまな種類のクーポンを発行できます。割引率を設定するクーポンや配送料が無料になるクーポンなど、状況に応じて使い分けることが可能です。
ブログ機能の追加
Shopifyにはブログ機能も備わっています。ブログを作成するのはWordPressなどでも可能ですが、Shopify内で完結させられる方が便利でしょう。
ネットショップの商品やキャンペーンに関する情報をブログに投稿することは、大きな宣伝効果を生む可能性があります。特にブログがグーグル検索で上位表示された場合、ネットショップの認知度が一気に高まることもあるでしょう。
Shopifyには画像挿入やタグ指定など、ブログ作成に必要な機能が一通り揃っています。またShopifyには、SEO対策(検索で上位表示されるための対策)を行うための拡張機能も多くあり、本格的なブログ運営を行うことが可能です。
Shopifyでネットショップを運営するメリット
ネットショップを個人で開設・運営するためのプラットフォームサービスは多くあります。その中でもShopifyは、次の3つの点が優れています。
- 初期費用を抑えられる
- 機能が豊富
- 海外販売にも向いている
この3つのメリットを享受したい方はShopifyが向いていると言えます。1つ1つのメリットについて詳しく解説していきます。
初期費用を抑えられる
Shopifyを使うことで、ネットショップ開設時にかかる費用を大幅に抑えることが可能です。
ネットショップ開発を外注する場合、多くの費用がかかります。どの程度の規模のサイトを作るかにもよりますが、数10万円から100万円程度かかってしまいます。それに加えて、マーケティングや仕入れ費用などもかかるわけなので、初期費用額は膨大になります。
ShopifyはHTML・CSSやプログラミングの知識がなくても、ネットショップを開設することが可能なため、開発を外注する必要がありません。外注費用がなくなる分、初期費用を減らすことが可能です。
その代わりShopifyの月額費用がかかってきます。ただ、Shopifyの月額費用はそこまで高くはありません。2023年11月現在、各プランの月額料金(年払いの場合)は次のようになっています。
- ベーシック:25ドル/月
- スタンダード:69ドル/月
- プレミアム:299ドル/月
個人事業主ならベーシックプランで問題ありません。ベーシックプランでも基本的な機能は一通り活用できます。また、ある程度事業規模が大きくなったら、スタンダードプランなどに切り替えることが可能です。
機能が豊富
Shopifyは機能が豊富なのも特徴です。デフォルト機能に加えて、ストア内で提供される拡張機能を使うことができます。Shopifyの拡張機能には次のようなものがあります。
- ネットショップにレビュー機能を付ける
- 在庫切れ商品の予約注文機能を付ける
- メルマガ配信を自動化する
- ネットショップにポップアップを表示する
- ネットショップにチャット機能を付ける
拡張機能を導入することでサイトをグレードアップさせたり、運営業務を効率化させたりすることが可能です。具体的にどのような拡張機能があるかは、「Shopify App Store」を参考にしてください。
海外販売にも向いている
Shopifyは海外に向けて販売することも可能です。越境ECに興味がある方もShopifyが向いています。
Shopifyでは多通貨設定が可能であり、海外ユーザーへの対応を簡単に行えます。語学知識がそこまでない方でも、越境ECを運営することが可能です。
Shopifyでネットショップを運営する際の注意点
最後に、Shopifyでネットショップを運営する際の注意点について解説します。注意点は次の2つです。
- ある程度のサイト制作知識は必要
- 日本語対応していない機能もある
1つ1つの注意点について詳しく解説していきます。
ある程度のサイト制作知識は必要
Shopifyを使う場合でも、ある程度のサイト制作知識が必要です。細かい部分のデザイン調整を行う場合はHTML・CSSなどを覚える必要があります。
とはいえ、HTML・CSSなどは必須というわけではありません。ネットショップを開設するだけなら、Shopifyの機能の使い方を覚えるだけで可能です。本格的なECサイト制作に関する知識は、実際に運用しながら少しずつ覚えていくと良いでしょう。
日本語対応していない機能もある
Shopifyは海外のサービスであり、日本語対応していない機能も現状あるので注意が必要です。一部の拡張機能の説明などは英語で書かれているので、英語が読めないと少し苦労することがあるかもしれません。最近はGoogle翻訳なども発達していますので、それらを使いこなしつつ英語に慣れていくのが良いでしょう。
ペイジェントの決済サービスでカード決済を運用しよう
Shopifyでは数多くの決済サービスを利用可能です。管理画面から設定することで、決済サービスが提供する決済手段をネットショップに導入できます。
ペイジェントが提供する決済サービスもShopifyで使うことが可能です。Shopifyで構築したネットショップにクレジットカードカード決済を導入することができます。カード決済は利用率が非常に高く、ネットショップに優先的に導入したい決済手段と言えます。
また、ペイジェントの決済サービスは他に比べて次のような強みがあります。
- 5大ブランド(VISA、Mastercard、JCB、AMEX、Diners)の導入が可能
- オーソリ期間は60日間のため、受注販売などにも対応できる
- 「分割払い」「リボ払い」も導入できる
- 返金キャンセル費用無料
ぜひペイジェントの決済サービスの導入をご検討ください。
まとめ
本記事ではShopifyとは何かについて詳しく解説しました。Shopifyにはどのような機能があるかや、Shopifyのメリット・注意点などがお分かりいただけたかと思います。
Shopifyはネットショップをこれから開設した初心者の方におすすめのサービスです。機能が豊富なのでネットショップが成長してからも満足に使い続けられるのがメリットです。
Shopifyは現在、3日間の無料体験キャンペーンも行っています。「Shopifyを始めてみたいけど、いきなりお金を払うのは不安」という方は、無料期間内にShopifyの機能を試してみると良いでしょう。
Shopifyを使いこなすには、ある程度の知識が必要です。Shopifyに関する参考書や学習動画は多くありますので、それらを手に取って勉強していくことをおすすめします。
また、ペイジェントの決済サービスを導入することで、Shopifyで構築したネットショップにカード決済を導入することが可能です。Shopifyを利用する予定の方は、ペイジェントの決済サービスもぜひ活用してみてください。