2023/12/29
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Shopifyでネットショップを構築したいが、やり方が分からないという方は多いのではないでしょうか。Shopifyを使うことでHTML・CSSなどの知識なしでネットショップを構築することができます。とはいえ、Shopifyの管理画面の使い方などは覚える必要があります。
本記事ではShopifyでネットショップを構築する方法について解説します。自分で構築する方法、構築を外注する方法をそれぞれまとめました。
本記事を読むことでShopifyでネットショップを構築する方法が分かります。Shopifyに興味がある方やこれからネットショップを運用していきたい方はぜひお読みください。
目次
Shopifyでネットショップを構築するメリット
Shopifyでネットショップを構築するメリットは次の4つです。
- コストを安く抑えられる
- サイトのデザイン性を高められる
- ECモールやSNSとの連携が容易
- 決済手段導入時の審査が不要
ネットショップを1から自分で構築するのは非常に大変です。小規模なネットショップを1人で作る場合は、Shopifyを使った方が良い可能性があります。
1つ1つのメリットについて詳しく解説していきます。
コストを安く抑えられる
Shopifyを使う方が、コストを安く抑えることが可能です。
Shopifyを使わない場合、ネットショップの各ページや機能を1から構築しないといけません。1人でネットショップを構築するのは大変です。外注する手もありますが、外注費が数十万から百万円程度はかかってしまいます。
Shopifyはあらかじめ用意されたテンプレートや機能を使うことで、簡単にネットショップを構築できます。そのため、初期費用を抑えることが可能です。
また、Shopifyを使う場合、月額料金を支払う必要がありますが、比較的月額料金がリーズナブルなのも大きな魅力です。そのため、契約期間などの縛りもありません。契約プランはいつでも変更することができます。最初は1番安いプランで契約し、事業が軌道に乗ってきたら高いプランに変更する、ということが可能です。
サイトのデザイン性を高められる
Shopifyを使うことでサイトのデザイン性を高めることにも繋がります。Shopifyには100種類以上のデザインテンプレートが用意されています。Shopify利用者はテンプレートを元に、Webページを作ることが可能です。
自分でWebページのデザインを考えるのは大変ですし、デザインセンスが必要となります。Shopifyならすでに完成されたテンプレートをカスタマイズすれば良いだけなので簡単です。Shopifyのテンプレートは種類が豊富なため、サイトのイメージに合ったものを選択することができます。また、無料で使えるテンプレートも複数用意されています。
ECモールやSNSとの連携が容易
ShopifyはECモールやSNSとの連携も容易です。たとえば、以下のSNSと連携させることが可能です。
- Pinterest
SNSと連携させることで、SNS上に商品ページを掲載することができます。開設したばかりの頃は、なかなかサイトを使ってもらうことができません。そのため、SNS連携を活用し、SNSで商品の宣伝を行うことで、サイトの知名度を高めることがおすすめです。
また、ShopifyとAmazonなどのECモールを連携させることもできます。Amazonと連携させることで、商品情報などを同期させて一緒に更新することが可能です。Amazonでも商品を販売したい方は、業務を効率化させるためにぜひ利用したい機能です。
決済手段導入時の審査が不要
Shopifyには標準でShopify ペイメントという決済サービスが用意されています。Shopify ペイメントの特徴は、導入時の審査が不要な点です。
ネットショップに決済を導入する場合、通常はカード会社の審査を受けないといけません。審査に必要な書類を準備する手間がかかりますし、審査が完了するまで導入を待つ必要があります。Shopifyならネットショップを開設したらすぐに決済を導入することが可能です。
ただし、売上が一定金額を超えると本人確認が必要になる場合があります。
Shopifyでネットショップを構築する注意点
Shopifyでネットショップを構築する場合、次の2点には気をつける必要があります。
- 集客をしっかり行う必要がある
- 英語の情報が多い
1つ1つの注意点について詳しく解説していきます。
集客をしっかり行う必要がある
Shopifyを活用する場合、Amazonなどの大手ECモールに出品するよりも集客をしっかり行う必要があります。ECモールに出品するのは、ショッピングモール内で商品を販売するようなもので、大本の人気が高ければ恩恵を受けることができます。
Shopifyを使って自分のネットショップを開設する場合は、そのような恩恵を受けることができず、自分で人気を高めていく必要があります。SNSやブログなども活用し、マーケティングに力を入れなくてはいけません。
英語の情報が多い
Shopifyは英語の情報が多いのも注意すべき点です。
Shopifyは海外のサービスですので、日本語の情報はどうしても少なくなってしまいます。拡張機能やテンプレートも日本語対応されておらず、説明が英語で書かれている場合があります。英語が苦手な方は苦労するかもしれません。
とはいえ、最近は日本語の情報も増えてきました。また、Google翻訳なども発達しているため、Shopifyを使うために英語を1から勉強するほどではないでしょう。
Shopifyでネットショップを構築するには?
ここからは、Shopifyでネットショップを構築する方法について解説していきます。ネットショップを構築する方法は、大きく分けて次の2つがあります。
- 自分で行う
- 外注する
この2つのどちらを選択するかをまず決めなくてはいけません。各方法のメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
自分で行う
1つ目は自分でネットショップを構築する方法です。ShopifyではHTML・CSSやPHPなどのプログラミング知識がなくても、ネットショップを構築することができます。ただし、Shopifyの管理画面の使い方などは覚える必要があります。
Shopifyの使い方については、日本語の参考書も多く販売されていますしYoutubeなどにも解説動画がいくつかあります。学習時間をある程度設ける必要はありませんが、学習しにくいということはないでしょう。
外注する
2つ目はネットショップの構築を外注する方法です。Shopifyでは簡単にネットショップを構築できるとはいえ、ある程度の知識は必要です。構築を外注すれば、Shopifyに関する知識がなくてもサイトを完成させることができます。
外注する際に注目したいのが、Shopify公認会社の存在です。Shopify公認会社はShopifyから認められた会社のことであり、信頼性が高いのが特徴です。また、Shopifyの扱いに長けており、制作物の質も高いことが予想されます。
ただし、公認会社に依頼すると相応に費用がかかります。費用を抑えたいなら、個人で開発を行っているフリーランスに依頼する手もあります。ただし、制作物の質に差が激しいこともあるため、その人に対する評価やポートフォリオなどを確認し、技術力を判断する必要があります。
Shopifyでネットショップを構築する手順
Shopifyでネットショップを構築する手順は次のとおりです。
- アカウントを作成する
- 商品を登録する
- Webページのテーマを選択・編集する
- 公開準備を行う
各手順の詳細について解説していきます。
1.アカウントを作成する
まず、Shopifyのアカウントを作成する必要があります。公式サイトの「無料体験をはじめる」からアカウントを作成することが可能です。
Shopifyは2023年11月現在、3日間は無料で使うことができます。クレジットカード情報を入力する必要はなく、3日過ぎても自動で有料に切り替えることもないので安心です。
2.商品を登録する
アカウントを作成したら、ネットショップで販売する商品を登録します。Shopifyの管理画面の「商品管理」から商品を登録することが可能です。
商品のタイトルや画像、配送方法などの情報を1つずつ入力する必要があります。商品情報を入力し「保存する」を選択して、Shopify上に登録していきます。
3.Webページのテーマを選択・編集する
続いて、Webページのテーマ(テンプレート)を選択する必要があります。テーマの一覧は管理画面の「オンラインストア」⇒「テーマ」から確認することが可能です。
Shopifyのテーマには無料のものと有料のものがあります。最初はひとまず、無料のものから選んでみましょう。
4.公開準備を行う
ここまでできたら、Shopifyのプラン選択を行います。 管理画面から「ホーム」⇒「プランを選択」をクリックし、プランを選択します。Shopifyには次の3つのプランが用意されており、月額料金が異なります。各プランの月額料金(年払いの場合)は次のとおりです。
- ベーシック:25ドル/月
- スタンダード:69ドル/月
- プレミアム:299ドル/月
プランは好きなタイミングで変更できるので、最初はベーシックプランで問題ないでしょう。
プランを選択したら、テストを行います。Shopifyにはテストモードが用意されており、ユーザーが商品を購入した後の流れをシミュレーションすることが可能です。テストを繰り返し、問題なく運用できることが分かれば、ネットショップの公開を行います。
ネットショップの構築を外注するポイント
続いて、ネットショップの構築を外注するポイントを解説します。ポイントは次の3つです。外注を初めて依頼するという方は、3つのポイントだけでも意識してみましょう。
- 予算・納期をあらかじめ決めておく
- 各企業の制作実績を確認する
- 作りたいECサイトを明確に伝える
これらのポイントを意識しないと、いつの間にか予算オーバーになってしまったり、要望通りのネットショップが完成されなかったりすることがあります。
1つ1つのポイントについて詳しく解説していきます。
予算・納期をあらかじめ決めておく
外注に使って良い予算、およびかけて良い時間(納期)をあらかじめ決めておきましょう。予算・納期を決めておかないと、開発会社との見積もり交渉を行うことができません。
また、「◯円までなら出しても良い」という上限を決めておくことで、意思決定の速度を速めることができます。開発企業が交渉に応じてくれない場合は、他の企業と契約する方向に舵を切ることが可能です。
各企業の制作実績を確認する
開発企業に問い合わせを行う前に、その企業の制作実績を確認することが大切です。同じShopify公認企業でも、「どのタイプのサイトの制作が得意か」は異なります。過去の制作実績を確認し、自分が欲しいサイトとマッチした企業かを確認することをおすすめします。
作りたいECサイトを明確に伝える
開発企業と契約する際は、作りたいECサイトのイメージを明確に伝えることが大切です。開発企業に対する指示が曖昧だと、要望とは異なるサイトが返ってくる可能性もあります。
要望と異なるサイトを作ってしまうのは開発企業のヒアリング力不足も原因ですが、制作を依頼する側もしっかり要望を伝えることが重要です。
ネットショップを構築したらペイジェントの決済サービスを導入しよう
ネットショップ構築が完了したら、ぜひペイジェントの決済サービスの導入をご検討ください。
Shopifyでは標準で用意されている決済手段だけでなく、外部の企業が提供する決済サービスを導入することが可能です。外部企業が提供する決済サービスにはそれぞれ特色があるので、上手く使い分けていくことが大切です。
ペイジェントもShopifyと連携しており、決済サービスを提供しています。ペイジェントの決済サービスには他にはない次のような強みがあります。
- 5大ブランド(VISA、Mastercard、JCB、AMEX、Diners)の導入が可能
- オーソリ期間は60日間のため、受注販売などにも対応できる
- 「分割払い」「リボ払い」も導入できる
- 返金キャンセル費用無料
Shopifyでネットショップを構築する予定の方は、ぜひペイジェントの決済サービスの利用も視野に入れてみてください。
まとめ
本記事ではShopifyでネットショップを構築する方法について解説しました。Shopifyを使うメリットや注意点、構築する手順などがお分かりいただけたかと思います。
Shopifyはネットショップ開設のハードルをこれ以上なく下げてくれるのが特徴です。とはいえ、ユーザーを惹きつけられるような魅力的なサイトを作るには、テンプレートを大きく改装しないといけない場合もありますし、ある程度の技術が必要です。
サイト作成に関して自信がない方は、ネットショップの構築を外注する手もあります。その際は、「予算・納期を決めておく」「作りたいサイトのイメージを具体的にまとめておく」といった事前準備が重要です。
ネットショップ構築が完了したら、ペイジェントの決済サービスを導入してみてください。ペイジェントの決済サービスを導入することで、カード決済を強化することが可能です。