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スマホ決済とは?メリット・デメリットや選ぶポイントについて解説!

オンライン決済

2023/10/27

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スマホ決済を導入しようか迷っている、という実店舗やECサイト運営者の方はいますでしょうか。スマホ決済はクレジットカード決済などにはないメリットもあり、導入することでユーザー数および売上金額を伸ばせる可能性があります。一方で、導入にあたって注意しなくてはいけない点もいくつかあります。

本記事ではスマホ決済とは何かについて詳しく解説します。スマホ決済のメリット・デメリットや、どのスマホ決済にすべきか選ぶポイントについてまとめました。

本記事を読むことでスマホ決済に関する知見を深めることができます。スマホ決済の導入を検討している事業者の方はぜひ参考にしてください。

 

目次

    スマホ決済とは?

    スマホ決済は文字通り、スマートフォンを使って支払いを行う形態の決済を指します。現金やクレジットカード、プリペイドカードなどを用いず、スマホだけで支払いを完結させます。

    最近ではキャッシュレス化の流れが進んでいますが、一口にキャッシュレスといってもさまざまなものがあります。キャッシュレスの中でもスマホ決済は、スマホ1台あれば完結する、ポイント還元キャンペーンが豊富に行われている、など多くのメリットがあります。

    代表的なスマホ決済

    スマホ決済はスマホを使って支払いを行うことですが、決済の種類によって「スマホでどのように支払いを行うか」は異なります。代表的なスマホ決済は次の3つです。

    • キャリア決済
    • QRコード決済
    • アカウントID決済

    これら3つは支払いの方法が異なります。スマホ決済の導入を考える場合、これら3つのうちどれから導入すべきかをまず考える必要があるでしょう。

    1つ1つのスマホ決済の種類について詳しく解説していきます。

    キャリア決済

    キャリア決済は、ドコモ・au・ソフトバンクといった大手携帯キャリアが提供する決済手段のことです。毎月の携帯料金と合算して商品の代金を支払うのが特徴です。

    キャリア決済は基本的にキャリアのIDとパスワードを使って支払いを行います。クレジットカード決済のように、長い番号を入力する必要がなく、スピーディーに支払えるのがメリットです。デメリットは大手キャリア以外を使っているユーザーは利用できない点です。

    QRコード決済

    QRコード決済は、アプリに表示されたQRコードを提示する決済手段のことです。QRコード決済の中でもPayPayは高い人気を誇っており、導入店舗数も多いです。

    QRコード決済は実店舗とECサイトとで支払い方法が異なります。実店舗では店員にQRコードを読み込んでもらいますが、ECサイトではユーザーがアプリのアカウント情報を入力して決済を行います。

    QRコード決済は、ポイント還元率が高いことやお得なキャンペーンが行われていることがあるのがメリットです。デメリットはQRコード決済の種類によって、普及率やユーザー層が異なるため、どれから導入すべきか見極める必要がある点です。

    アカウントID決済

    アカウントID決済は、大手決済サービスのIDを利用する決済手段のことです。楽天ペイ・Google Pay・Apple PayなどはアカウントID決済に区分されると言えます。

    アカウントID決済のメリットは、支払いまでスピーディーなことです。たとえば楽天ペイなら、楽天IDでログインすれば、決済情報などの入力は不要で決済できます。また、楽天ポイントなどその会社のサービスで利用できるポイントを貯めることが可能です。

    デメリットは、現状はそこまで普及率が高くない点です。ただ、コンビニやドラッグストアなどでは最近、利用できることも増えました。

    ユーザー側のスマホ決済のメリット

    スマホ決済はユーザーにとって使いやすい決済手段の1つです。ユーザー側のスマホ決済のメリットは次の3つです。

    • 支払いが手軽
    • 審査が必要ない
    • ポイントが還元される

    このようなメリットは大きく、スマホ決済を導入することで顧客満足度を向上させられる可能性があります。1つ1つのメリットについて詳しく解説していきます。

    支払いが手軽

    スマホ決済は手軽に支払いができるというメリットがあります。現金を財布から出したり小銭を数えたりする必要がなく、スマホを使えばすぐに支払いが完了します。また、クレジットカード決済のように、長い番号を入力する手間もかかりません。

    また、口座から現金をおろす必要もなくなります。現金をおろす回数が減れば、手数料も節約することが可能です。

    さらに、スマホ決済を使えば家計管理も楽になります。スマホ決済はアプリやサイトで何にいくら使ったのか簡単に確認することができるためです。

    審査が必要ない

    スマホ決済は利用に審査が必要ないのもメリットです。

    クレジットカードの場合、審査に合格しないと使うことができません。審査に必要な書類を書くのは面倒ですし、審査に落ちてしまう可能性もあります。

    また、18歳未満はクレジットカードを使うことができません。対してスマホ決済は、基本的には誰でも利用することができます。

    ポイントが還元される

    スマホ決済の嬉しい点はポイントが多く還元されることです。貯めたポイントは買い物に使ったり、商品と交換したりすることができます。

    また、PayPayなどはキャンペーンも多くやっており、通常よりもポイントが高くなることもあります。

    ユーザー側のスマホ決済のデメリット

    続いて、ユーザー側のスマホ決済のデメリットについて解説します。デメリットは次の3つです。

    • 利用できるまでがやや面倒
    • 充電が切れると使えない
    • 店舗によって使える決済が異なる

    スマホ決済はたしかに利便性に優れていますが、デメリットがいくつかあるのも事実です。実店舗・ECサイトの顧客層や商品の種類によっては、スマホ決済と相性が良くない可能性もあるので、メリット・デメリットを両方知ったうえで、導入すべきかを判断しましょう。

    1つ1つのデメリットについて詳しく解説していきます。

    利用できるまでがやや面倒

    スマホ決済は人によっては、利用できるまでが面倒と感じる場合もあります。各決済のやり方について調べたり、アプリをインストールしたり、口座やクレジットカード情報を登録したりするのにはある程度の手間がかかります。

    また、スマホを機種変更した場合、移行手続きが必要な場合があります。

    充電が切れると使えない

    スマホ決済はスマホの充電が切れると使うことができません。また、通信が不安定だったり災害などで通信障害が発生してしまったりしたときも使えなくなってしまいます。

    そのため、もしものときのために現金を持ち歩くということが必要になります。

    また、実店舗運営側は場合によっては、携帯会社の回線に障害が起きてもスマホ決済ができるように、ネット環境を整えておかないといけない場合もあります。

    店舗によって使える決済が異なる

    スマホ決済は店舗によって使えたり使えなかったりします。たとえば、PayPayは使えるが楽天ペイは使えない、といった場合があります。そのため、PayPayだけですべての支払いを完結させたいと思っても難しく、複数の支払い方法を持ってないといけなくなります。

    これが面倒なため、スマホ決済よりも現金やクレジットカードの方が良いというユーザーもいると推測されます。クレジットカード決済は、比較的対応している店舗が多いです。

    事業者側としては、なるべく多くの決済を使えるようにして、ユーザーに不便だと感じさせないようにすることが重要でしょう。

    事業者側のスマホ決済のメリット

    実店舗やECサイトにスマホ決済を導入することで、ユーザー数アップや売上アップにつながる可能性があります。なぜならここまで解説してきた通り、スマホ決済は多くの人にとって利便性が高いうえに、審査なしで手軽に使える決済手段だからです。

    また、クレジットカードを持てない・持ちたくない人が活用しやすいのも大きいでしょう。特に若年層がメインターゲットなら、スマホ決済は相性が良い可能性があります。

    加えて、実店舗の場合、レジの混雑を解消できるメリットもあります。また、お釣りの金額を間違えるなどのミスも減らすことが可能です。

    事業者側のスマホ決済のデメリット

    事業者側のスマホ決済のデメリットは、導入が大変なことです。たとえばキャリア決済を導入する場合、ドコモ・au・ソフトバンクすべてと契約しなければいけません。加盟店になるには審査を受ける必要があり、書類の用意も必要になります。

    また、決済導入後の運用にも多くの時間を取られます。各決済の状況確認やキャンセル対応などを随時行わなくてはいけません。また、入金のタイミングも会社によって異なるため、入金確認を月に何度も行う必要が出てくるのも悩みどころです。

    これらの問題を解決するには、決済代行会社を使う必要が出てきます。決済代行会社とは、各会社とのやり取りを代行してくれる会社のことです。決済代行会社を使えば、代行会社のみとやり取りするだけで、スマホ決済を一通り導入することができます。

    また、代行会社は各会社からのバラバラな入金を1つにまとめてこちらに入金してくれます。そのため、入金確認の手間も大きく省くことが可能です。

    スマホ決済を導入する場合は、決済代行会社を活用するのが基本と言えます。

    どのスマホ決済から導入すべき?

    ここまでスマホ決済のメリット・デメリットを解説してきました。最後に「スマホ決済の中でもどれから導入すべきなのか」について解説します。

    導入する決済手段を選ぶ際は、次の3つを基準にすると良いでしょう。

    • 利用者が多いものを選ぶ
    • 費用が安いものを選ぶ
    • 顧客層や商品と合致するものを選ぶ

    これら3つの点を総合的に踏まえて選ぶことが大切です。さまざまな方面から検討することで、自社と相性の良い決済手段を選択しやすくなります。

    1つ1つの決済手段を選ぶ基準について、詳しく解説しましょう。

    利用者が多いものを選ぶ

    スマホ決済は利用者の数が多いものから選ぶのが基本と言えます。ユーザー数が多い決済手段なら、導入・運用コストに見合うだけのリターンを得やすくなります。また、人気がある限り決済サービスが途中で終了してしまう可能性も低いでしょう。

    費用が安いものを選ぶ

    基本的にすべての決済サービスでは、1回の決済ごとに決済手数料がかかります。決済手数料は決済手段によって異なります。決済手数料が少ない方が、当然手元に入るお金は多くなります。

    単に手数料が少ない決済を選べば良い、というわけではありませんが、手数料の金額は選択の際の大きな基準になるでしょう。

    顧客層や商品と合致するものを選ぶ

    決済サービスと顧客層の相性も考えることが大切です。実店舗やECサイトの利用者の、年齢層や性別、平均年収などのデータを分析し、どの決済と相性が良いか検討しましょう。

    また、決済手段によっては利用上限額が設けられているのも注意が必要です。たとえば、キャリア決済はユーザーの属性や契約期間に応じて、利用上限額が設定されています。そのため、高額な商品を購入することができない可能性が出てくるのです。このことからキャリア決済は、高額商品を中心に扱う店舗とは相性が悪いと言えます。
     

    スマホ決済をまとめて導入するなら『ペイジェント』がおすすめ!

    冒頭で解説した通り、一口にスマホ決済といっても、キャリア決済・QRコード決済・アカウントID決済などさまざまな種類があります。そして、どの決済手段から導入すべきかは、顧客層や商品の種類によって異なります。

    自社と相性の良いものから順に導入するのが基本ですが、そうは言っても、決済手段に相当詳しくないと、選ぶのは難しいかもしれません。

    スマホ決済を一通り導入したいなら『ペイジェント』がおすすめです。『ペイジェント』はNTTデータと三菱UFJニコスが出資している決済代行会社です。

    実店舗・ECサイトに新しい決済を導入する場合、代行会社を利用した方が容易に導入を進めることができるうえに、その後の決済管理もシンプル化します。

    『ペイジェント』は数多くある代行会社の中でも、導入できる決済の種類が多いのが特徴です。キャリア決済・QRコード決済・アカウントID決済をすべて導入することができます。

    また、『ペイジェント』の担当者から、各決済のユーザー層や導入コストなど、詳細について聞くことができます。さらに、実店舗・ECサイトの顧客層などを加味し、どの決済から導入した方が良いのかアドバイスを聞くことも可能です。

    ペイジェントに興味のある方は、以下の窓口からお気軽にお問い合わせください。サービス内容に関するどんな小さなことにも、スタッフが丁寧に回答させて頂きます。

    お問い合わせへ

    まとめ

    本記事ではスマホ決済とは何か、について解説しました。スマホ決済の種類やメリット・デメリットなどがお分かりいただけたかと思います。

    スマホ決済はやはり、スマホ1台で簡単に支払いが完了するのが魅力です。ユーザー側にとって利便性が高い決済手段であるのと同時に、事業者側にとってもレジの混雑を解消できるなど多くのメリットがあります。

    スマホ決済を導入する際は、決済代行会社を活用するのが一般的です。『ペイジェント』ならキャリア決済・QRコード決済・アカウントID決済のすべてを導入できるうえに、クレジットカード決済やコンビニ決済、ATM決済など、他にも多種多様な決済手段に対応しています。

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