2024/12/05
サプライチェーンの最適化をサポートする請求書立替サービス 「Invoice Hub」の提供を開始~ペイジェント、三菱商事、OLTA、三菱UFJ銀行、三菱UFJ ニコスとの戦略的業務提携におけるサービス第一弾~
株式会社ペイジェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:河合 寛、以下、ペイジェント)は、三菱商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長:中西 勝也、以下、三菱商事)、OLTA株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:澤岻 優紀、以下、OLTA)、株式会社三菱UFJ銀行(本社:東京都千代田区、取締役頭取執行役員:半沢 淳一、以下、三菱UFJ銀行) 、三菱UFJニコス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:角田 典彦、以下、三菱UFJニコス)と共同で、 12月6日に、中小企業向けの請求書立替サービス「Invoice Hub」を、 FINUX株式会社 (OLTAの完全子会社)運営にてリリースすることをお知らせします。これは、9月17日に発表した、中小企業の課題を解決するサービスの開発・提供を目的に締結された5社による戦略的業務提携における第一弾の取り組みです。
Invoice Hubは、主に「請求書の発行・受領の電子化」と、これに付随した「請求書へのクレジットカード決済機能」を実現する中小企業向け請求管理サービス です。企業に継続的に多大な負荷をかける請求業務や支払業務の効率化を促進し、キャッシュフローを改善します。 まずは素材流通業界のサプライチェーンにおける請求業務効率化・キャッシュフロー改善を実現するため、同業界の中小企業・個人事業主を中心に導入・展開を目指します。
本サービスにおいて、ペイジェントは決済システムの提供、三菱UFJニコスは法人カード・アクワイアラ、三菱商事は業界知見を生かしたサービスの営業支援、三菱UFJ銀行は金融領域における知見支援、OLTAは完全子会社であるFINUX株式会社が提供するクラウド請求書プラットフォーム「INVOY」の機能および開発・運営におけるリソースや知見を活用し、サービスの運営と機能の開発をそれぞれ担います。
参考資料
「Invoice Hub」について
◆サービス提供の目的・背景
素材流通業界のサプライチェーン企業における請求・支払い業務の効率化やキャッシュフロー改善のため
◆基本情報
- サービス名称
- Invoice Hub
- 主な機能
- 【買い手側機能】
・受領した請求書のデータ化・電子保存・管理
・受領した請求書のクレジットカードでの支払い
【売り手側機能】
・電子請求書の作成/発行・入金消込
・発行した請求書のクレジットカードでの回収
- 運営
- FINUX株式会社(OLTA株式会社の完全子会社)
- 提供開始日
- 2024年12月6日
- 対象
- 小規模・中規模企業、個人事業主
- 初期・月額固定費用
- 無料
※カード決済ご利用時に一部手数料が発生します
◆特徴
1.クレジットカードを活用した支払い・回収の効率化
買い手側:取引先への支払いを遅らせる
カードでの支払いを受け付けていない取引先にもカードでの支払いが可能になるサービスで、クレジットカードを利用した場合、取引先への入金日はそのままに実際の支払日(口座からの引き落とし日)を最大60日間後ろ倒し※1することができます。請求額の3%の利用料が発生しますが、2026年に廃止予定の紙の約束手形に代わる柔軟な資金調達の代替手段 として、ビジネスのキャッシュフロー改善にご利用いただけます。
売り手側:取引先からの入金を確実にする・早める
発行する請求書に“カード決済”オプションを追加できるサービスで、これまでカードでの支払いを受け付けていなかった事業者も、取引先からの“カード決済”の要望に対応することが可能になります。代金回収の確実化に加えて入金の早期化にも寄与します。さらに、請求書を受け取る側の取引先にとっても、入金日はそのままに実際の支払日を最大60日間後ろ倒しすることができる※1などのメリットがあります。
2.入金・出金両サイドの管理と手続きをワンストップ処理
・「Invoice Hub」はインボイス制度に適応した請求書(適格請求書)の作成機能を備えた 請求書発行/管理ツールです。
・「Invoice Hub」上で受け取った請求書の画像やPDFファイルをアップロードすると、 その請求書をOCR※2で読み取り、請求額や振込口座、支払期限などの支払情報を5秒で 自動データ化します。データ化された請求書は支払いステータスの一括管理ができるほか、 リマインドメールによって取引先への支払い漏れを防止するなど、「Invoice Hub」には 支払い業務をスムーズにする便利な機能が豊富に揃っています。
※1 利用するクレジットカードの支払いスケジュールによって、後ろ倒しできる日数は 異なります。
※2 画像データのテキストの認識・読み取りを行い、データに変換する機能。
「Invoice Hub」 の今後の展開
・サービスリリース後、顧客ニーズをヒアリングの上、順次機能追加を予定しています。
・将来的には三菱商事の 提供する他サービスとの連携開発等を検討していきます。
(※)-掲載のデータは発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。