2024/10/16
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社員インタビューVol.20
社員インタビューVol.20
ペイジェントで働くメンバーにインタビューを行うこの企画、 今回はシステム部 サービス開発ユニット デジタルプラットフォーム開発グループDP開発チームの前川さんにお話を伺います!
※所属部署は作成時のものです。
まずは簡単な自己紹介をお願いします。
デジタルプラットフォーム開発グループの前川です。前職は金融事業、IT事業をはじめとしたASP事業を展開するシステム会社で約10年ほど働いておりました。そこではFXの自動売買システムや証券の相場情報配信システムのシステム開発を担当し、チームリーダーとして後進育成にも携わっていました。ペイジェントへは2023年8月に入社し、現在はデジタルプラットフォーム開発グループのDP開発チームに所属して協業メンバーと共に次世代決済システムのプロジェクトに携わっています。
現在の業務内容、役割は?
デジタルプラットフォーム開発グループでは次世代決済システムへのシステム更改のプロジェクトを担当しています。既存加盟店様への影響を極小化するために決済サービスの分析や更改先へのシステム要件をまとめ、システム設計・開発を進めています。業務を行うに当たっては既存の決済システムと次世代決済システムの両方の知識が必要になるため、常に両システムの仕様を把握するのにさまざまな部署や有識者から意見を頂きながらシステム要件の整理を行うため、かなり知識量の広い業務となっています。

転職活動時の企業選びのポイントは?
これまで金融業界に携わってきたので、まずは自分の持っている知識を活かせる業界をメインに転職活動を開始しました。その中でシステム開発の企業選びとしては自社製品を持つ裁量のある企業での業務がやりがいが高く重要なポイントでした。また、当時はアフターコロナで多くの企業が倒産や事業転換を迫られる中でしたので、安定したストックビジネスであったり、リモートワークといった従業員の働く環境を重要視する企業も増えライフワークバランスについても重要な選択肢の一つに加わってきました。
ペイジェントで働こうと思った決め手は?
会社としてはキャッシュレス社会の普及により事業の成長性が高く、業績も右肩上がりで成長著しい企業だったことです。また、株主であるNTTデータの技術資産や新しい技術への取り組み、スキル向上のための成長支援など技術者目線でも魅力的でした。加えて私の場合はシステム更改のタイミングで会社の中核を担うコア人材に加われるのではという気持ちもありました(笑)。ただ、最終的な決め手はコーポレートアイデンティティですね。仕事内容とやりがい、給与や福利厚生などの待遇面での優劣が付けづらくなった時に最後背中を押してくれたのはより長く働くことが出来る職場環境であるかでした。ペイジェントでは、コーポレートアイデンティティの「相互に理解する」「"こと"に向かう」を体現していて本質や問題の解決に向かっていて、心理的安全性が高く長く働く上ではとても大切なことでした。

前職とのギャップは?
次世代決済システムへのシステム更改プロジェクトでは開発手法にscrumを採用しています。開発期間も2週間で区切られており、小さな成功体験を積み重ねることができ、振り返りで問題点を出し合いチームで解決手段を話し合うので、チームとしての成長が見受けられます。また、それぞれ開発者が責任を持って自発的に行動するため、好循環で成長が促されていると感じます。また、働き方もリモートワークが主体になることで自己研鑽の時間を確保でき、とても生産的だと思います。前職は古い体質の企業で出社必須で白シャツにスーツ以外はNG、わからないことは事前に自己学習することが基本でした。開発手法はウォーターフォール開発でしたが、会社の方針で社員の成長のために工数にバッファを取らないため結果的に残業過多になることも多く成功体験を積み重ねることは少なかったですね。なので同僚と飲みに行くと愚痴をこぼす人が多かったです(笑)あとは良い意味でコミュニケーションの場が思っていたより多いと感じています。月1回の全社定例ミーティングで会社業績や事業方針、各部署から取り組んでいる案件の共有を聞けたり、週1回システム部内の定例ミーティングがあったり。上長との1on1も結構行っていて月に五回ぐらいあることもあり、相談や雑談などいつも楽しくお話しています。
ペイジェントへ入社後、苦労したことは?
これまでウォーターフォール開発が主だったので、scrum開発との開発手法の考え方の違いに戸惑いました。 scrum開発ではPlanningで開発者全員が2週間の開発期間に行う内容やゴールをPlanningPokerをしながら決めます。Storyの見積もりにはやるべきことをイメージして工数算出を簡潔に行う必要がありますので、ある程度経験がないと精度を高めていくことは難しいと感じました。また、各Storyは担当者が責任を持ち自発的に問題解決してゴールに持っていく必要があるため、これまでの開発経験がなければ何をすればよいか困っていたかもしれません。ただ、困っていると皆さん優しく教えてくれるのでとても助かっていますし、私もそういった方の手助けができればよいなと思っています。
ペイジェントで一番やりがいのある/あった仕事は何ですか?
今担当している業務が次世代決済システムへのシステム更改プロジェクトということもあり、既存の決済システムと次世代決済システムの両システムの仕様を把握するのは大変ですが、やっぱりやりがいがあります。 成長スピードが圧倒的に早いが故に、プロダクトが大規模かつ複雑な仕様になってしまっていたり、ソースコードが最適化されていない部分もあります。こういった課題に対してもシステム更改としてはどう対処していくか拾っていく必要があるので常にアンテナを張り巡らせ将来的なデザインを再構築していけるのはとても楽しいです。

今後はどのようなことに挑戦していきたいですか?
先端技術を使ったサービスの実現や会社全体としての施策への参画など、よりよいサービスの実現に向けて走り続けて行ければと思います。そのためにまずは決済代行としての専門的知識と次世代決済システムの知見を習得していきたいなと思っています。
ペイジェントはどんな方に合ってると思いますか?
指示待ちしたり、与えられた仕事をやるだけの作業者には向いていません。アジャイル開発にはアジャイルソフトウェア開発宣言という考え方があって、個々の自律的な行動によって、チーム全体としての成果を成し遂げる自己組織的なチーム作りが必要です。知識や技術は経験を積めば自ずと身に付いてきますから、周りを信頼して自分から行動できることが働くうえで大事なことだと思います。
最後に、この記事を見ている方に向けてのメッセージをお願いします!
今は多様な働き方を選択できる時代だと思いますので、何かを変えたい、新しい世界に飛び込んでみたいと思っていたら出来ることから行動してみるとよいと思います。就職活動するときは妥協しないよう自分の中で何を重視するか、譲れないものは何か、しっかりと確認することが必要です。その活動の先にペイジェントがあると嬉しく思いますので、裁量をもって仕事に挑戦していきたいという方は是非ご応募ください!