ペイジェント、Caccoと提携し不正対策を強化
～不正検知サービスのラインナップを拡充～

2024年のクレジットカード不正利用被害額は550.0億円（※1）と過去最高額となり、その手口の大半は、クレジットカード番号盗用による不正利用となっています。 2025年3月に改訂された、改正割賦販売法に基づくクレジットカード・セキュリティガイドライン（※2）では、ECサイトでの決済前・決済時・決済後それぞれの場面ごとに不正利用対策を導入するという「線の考え方」に基づき、不正利用の流れをふまえた対策がEC加盟店に求められることとなりました。 具体的には、カード決済時における「EMV 3-Dセキュア（カード決済時に本人認証を行うサービス）」の義務化に加え、カード決済前の「適切な不正ログイン対策（Webサイトへのログイン時の本人認証等の対策）」の実施が追加指針対策として求められています。 こうした状況下、ペイジェントは不正利用対策の強化の一環として、加盟店ニーズに沿った不正検知サービスの拡充を図ることとしました。

※1　一般社団法人日本クレジット協会「クレジットカード不正利用被害の集計結果について」（2025年3月）
　　　https://www.j-credit.or.jp/download/news20250307_a1.pdf
※2　経済産業省「『クレジットカード・セキュリティガイドライン』が改訂されました」（2025年3月）
　　　https://www.meti.go.jp/press/2024/03/20250305002/20250305002.html
 

■不正アクセス検知サービス「O-MOTION」
独自の端末特定技術と操作情報を活用した審査で、高精度に不正ログインをリアルタイム検知します。正常なユーザーの使い勝手を損なうことなくアカウント悪用（なりすまし）対策を行える点に加え、ポイントの不正交換や、多重会員登録による限定品・チケットの買い占め、転売対策等、幅広い課題に活用できます。
 

■不正注文検知サービス「O-PLUX」「不正チェッカー」
Caccoが提供する不正注文検知サービス「O-PLUX」は、データサイエンスを活用した独自の審査ロジックにより、不正注文をリアルタイムに検知し、クレジットカードのなりすまし注文、不正転売・悪質転売、後払い未払い等の不正被害の防止を実現するだけではなく、審査業務の自動化を可能にします。EC事業者のリスク低減と業務負担の軽減を支援する信頼性の高いソリューションとして、これまで累計11万サイト（※3）に活用いただいています。 また、「O-PLUX」の一部機能に特化した「不正チェッカー」は、業界最安値（※4）である月額4,000円から提供されており、主にクレジットカード不正利用、悪質転売対策として利用できます。

※「O-MOTION」「O-PLUX」「不正チェッカー」の導入には、かっこ社との契約が別途必要です。
　　サービス詳細  https://www.paygent.co.jp/service/credit_card/fraud_detection/
※3　株式会社東京商工リサーチ「日本国内のECサイトにおける有償の不正検知サービス導入サイト件数調査」2024年3月末日時点
※4　2023年5月Cacco調べ
 

【参考：その他不正検知サービスについて】
「O-MOTION」「O-PLUX」「不正チェッカー」以外に、現在ペイジェントが取り扱っているサービスは下記の通りとなります。

■CAFIS Brain® 　
ペイジェント決済代行サービスに株式会社NTTデータの不正検知サービスを標準装備。不正に取得された個人情報等を利用したオンライン上での”なりすまし”による被害に対応。エンドユーザーが操作する端末（パソコン、スマートフォン等）の情報を抽出し、取引情報と合わせて分析を行う属性・行動分析を実施することで、不正取引を精度高く検知します。トランザクション件数の多い大規模加盟店向けサービスです。
※「CAFIS Brain」は日本国内における株式会社ＮＴＴデータの登録商標です。

■クレジットカード不正対策ツール「ASUKA」（株式会社アクル） 　
様々なデータを蓄積し、独自のアルゴリズムをベースに日々変容していく不正手口に対応する不正検知ツール。導入も非常にライトで短期間での対策も可能。「受注前のユーザー判定」により、加盟店側で行う不正注文の確認作業を減らすことができます。
※「ASUKA」の導入には、アクル社との契約が別途必要です。

【参考：セキュリティ対策サービスについて】
セキュリティ対策サービスについて】 不正検知以外のセキュリティ対策サービスについては、下記の通りとなります。