2018/10/26
専用テンキーパッドを用いたカード情報非保持化ソリューションとのシステム連携を開始
~電話やはがき注文時のカード情報非保持化を実現~
株式会社ペイジェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:竹田 吉洋、以下ペイジェント)は、ルミーズ株式会社(本社:長野県小諸市、代表取締役社長:戸田 一行、以下ルミーズ)提供の、電話/メール/FAX等で注文を受け付けるEC・通販事業者向け「専用テンキーパッドを用いたカード情報非保持化ソリューション」とのシステム連携を開始(*1)します。
クレジットカード情報を取り扱うEC・通販事業者は、カード情報非保持化(*2)またはPCI-DSS(*3)の準拠が求められています。電話/はがき/FAX等で注文を受け付けるEC・通販事業者は、ルミーズが提供する「専用テンキーパッドを用いたカード情報非保持化ソリューション」を導入することで、カード情報の非保持化が実現できます。
ルミーズが提供する PCI-PTS(*4)のセキュリティ要件SRED(*5)を満たした専用テンキーパッドを利用することで、カード情報を入力した時点でテンキー内部にて暗号化され、アプリケーションや転送経路上で一切復号化されることなく、ルミーズのPCI-DSS準拠環境下のサーバーに伝送され復号化されます。
本ソリューションは、本年3月1日に公表されたクレジット取引セキュリティ対策協議会策定の「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画(2018)」において、電話/はがき/FAX等で注文を受け付けるEC・通販事業者が非保持と同等/相当のセキュリティ措置として認められているPCI-P2PE(*6)に準拠しています。
加盟店内の設備にセキュアに転送される内回り決済を実現し、受注業務のフローを大きく変更することなく、カード情報の非保持化を実現します。
ペイジェントは従来提供しているトークン決済等の、数多くのカード情報非保持化ソリューションに加えて、新たに本サービスを取り扱うことで、引き続きEC・通販事業者のカード情報非保持化をサポートしてまいります。
(1) 導入にあたっては、別途 ルミーズ との契約が必要です。
(2) 加盟店が保有する機器・ネットワークにおいて、クレジットカード情報を「保存」「処理」「通過」しないこと。
(3) PCI-DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)とは、国際クレジットカードブランド5社で策定した、クレジットカード業界におけるグローバルセキュリティ基準のこと。
(4) PCI-PTS(Payment Card Industry Pin Transaction Security)は、PCI-SSC (Payment Card Industry Security Standards Council) によって定められた、PIN(暗証番号)を入力する端末に関するセキュリティ基準。
(5) SRED(Secure Reading and Exchange of Data)は、決済端末で読み取ったクレジットカード情報を端末内ですぐさま暗号化するといったPCI PTSに含まれるセキュリティ要件。
(6) PCI-P2PE(Payment Card Industry Point to Point Encryption)は、加盟店のPOIデバイス(決済端末)で読み取ったカード情報を直ちに強力に暗号化し、PCI-DSSに準拠した決済センターの復号化ポイントまで安全に保護する為のPCI-SSCが定めたセキュリティ要件。
サービスイメージ

ルミーズ株式会社について
概要
ルミーズ株式会社は、2001年よりEC決済代行サービスを展開、近年では、対面決済サービスやマーケティング、セキュリティ支援コンサルティング等、用途や顧客層に応じた総合的な決済ソリューションをご提案・ご提供いたしております。
URL
ペイジェント決済サービスについて
概要
物品販売やサービス提供をしている事業者に対するオンライン収納代行サービス
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