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BNPLとは?クレジットカード決済との違いやメリット・デメリット

オンライン決済

2025/07/30

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BNPLとはいわゆる後払い決済を指します。後払い決済は商品・サービスを受けてから支払えるなど、多くのメリットがあり、ネットショップに導入されることも多いです。

本記事ではBNPLとは何かについて解説します。BNPLとクレジットカード決済の違いや、BNPLのメリット・デメリットについてまとめました。

本記事を読むことでBNPLについて理解を深められます。BNPLについて詳しく知りたい方や、ネットショップの運営を検討している方はぜひお読みください。

目次

BNPL(Buy Now Pay Later)とは?

BNPL(Buy Now Pay Later)は日本語に訳すと「今買って、後で支払う」になります。つまり、BNPLとは後払い決済を指します。決済の方法には大きく次の3種類があります。

  • 先払い決済:先にお金を支払って後で購入する
  • 即時決済:お金を支払うのと同時に購入する
  • 後払い決済:先に購入して後でお金を支払う

クレジットカード決済も、広い意味では後払い決済であるといえます。クレジットカードを使ってもその場ではお金を支払いません。後日、利用分をまとめて支払う仕組みになっています。また、キャリア決済も後払い決済の一部といえます。キャリア決済もその場ではお金は支払わず、後日通信料と合算してまとめて利用分を支払うためです。

ただ、一般的にはBNPLというとPaidyなどの後払いサービスを使った決算手段を指します。後払いサービスは購入時にアプリを立ち上げて、アプリ内で購入処理を行う仕組みになっています。支払いはサービスで指定された日にまとめて行います。

BNPLとクレジットカード決済の違い

狭義の後払い決済とクレジットカード決済の違いについて解説します。後払い決済とクレジットカード決済の大きな違いは次の2つです。

  • 審査が不要
  • 分割払いでも手数料負担なし

ひとつひとつの違いについて詳しく解説します。

審査が不要

BNPLは基本的に審査が不要で、メールアドレスや電話番号などの基本情報を入力するだけで、利用できます。(サービスによって年齢制限は設けられています)

対して、クレジットカードは発行するのに審査が必要です。申込時は、職業や雇用形態、年収などの情報を提出して審査を受けないといけません。審査結果によっては、クレジットカードが発行されない場合もあります。また、利用限度額が希望よりも下がってしまうこともあります。

更に、クレジットカードは過去に支払いの延滞があったり、多額のローンを返済中であったりする場合も、審査に通らない可能性があります。

分割払いでも手数料負担なし

BNPLの多くは分割払いにも対応しています。更に、手数料の負担はないことが多いです。一方で、クレジットカード決済は分割払いをした場合、手数料を負担しないといけません。

クレジットカードでは多くの場合、2回払いなら手数料は発生しませんが、3回払い以上だと手数料がかかってしまいます。

手数料がない分BNPLは手軽に分割払いしやすく、一括で買うのに抵抗がある高額商品にも手を出しやすいと言えます。ただし、BNPLはクレジットカードに比べると、利用限度額が低く設定されていることが多いので注意が必要です。

【ユーザー側】BNPLのメリット

PayPayオンライン決済だけ導入しても、すべてのユーザーにとって使いやすいネットショップになるわけではない点には注意が必要です。

ここからは、BNPLのメリット・デメリットを解説します。まず、ユーザー側のBNPLのメリットを3つ紹介します。

  • 商品・サービスの提供を受けた後に支払える
  • 支払いを先送りにできる
  • 利用が簡単
  • 限度額が低く使いすぎを防げる

ひとつひとつのメリットについて詳しく解説します。

商品・サービスの提供を受けた後に支払える

BNPLの多くは分割払いにも対応しています。更に、手数料の負担はないことが多いです。一方で、クレジットカード決済は分割払いをした場合、手数料を負担しないといけません。

BNPLは商品・サービスの提供を受けた後に支払えるので、安心感があるのがメリットです。たとえばネットショップの場合、購入後に商品がちゃんと届くか不安になることもあります。届かない場合は返金対応してもらえるとは言え、初めて使うネットショップの場合、返金対応を行ってくれるのか信用できないこともあります。

BNPLを活用すれば、商品が届いたことを確認したうえで支払いを行えます。

支払いを先送りにできる

BNPLは支払いを先送りにできるのもメリットです。現在手元にお金がないが高額商品を購入したいという場合に活用できます。

また、BNPLの多くは分割払いに対応しています。分割払いを選択すれば、支払いの一部を先送りにできるため、高額商品を更に買いやすくなります。

利用が簡単

BNPLは利用が簡単なのもメリットです。クレジットカードと違って審査を受ける必要がないですし、物理カードの郵送を待つ必要もありません。

BNPLでの購入方法はサービスによって異なりますが、基本的にはメールアドレスや電話番号などの情報をアプリで入力し、本人認証を行えば利用が可能です。

また、購入だけでなく支払いにもそこまで手間はかかりません。多くのサービスではメールなどで支払いのお知らせが届くため、支払いを忘れる心配も少ないです。

限度額が低く使いすぎを防げる

BNPLは利用限度額が低く設定されているのもメリットです。限度額が高いと高額商品が買いやすくなる反面、使いすぎてしまうリスクがあります。

クレジットカードはBNPLよりも利用限度額が高く設定されている場合が多いです。人によっては限度額ぎりぎりまで使ってしまう場合もあります。使いすぎを恐れて、クレジットカードを発行しないという方もいます。BNPLの方が安心して使うことが可能です。

【ユーザー側】BNPLのデメリット

BNPLは利用限度額が低く設定されており、高額商品を買いにくい場合があるのがデメリットです。また、支払いのお知らせが毎月届くとはいえ、メールを見逃すなどして支払いを忘れてしまう可能性はあります。

更に、サービスによっては分割払いができない場合もあります。このような点には気をつけてBNPLを活用する必要があります。

【事業者側】BNPLのメリット

続いて、事業者側のBNPLのメリットを解説します。メリットは次の3つです。

  • ユーザー数増加に繋がる
  • カゴ落ち減少に繋がる
  • 顧客単価アップが期待できる

ひとつひとつのメリットについて詳しく解説します。

ユーザー数増加に繋がる

BNPLを導入することは、ユーザー数増加に繋がります。BNPL導入によって、クレジットカードを持っていないユーザーも取り込むことが可能です。

特に若年層はクレジットカードを持っていないことも多いです。クレジットカードの審査に合格できなかったり、クレジットカードを持つことに抵抗を持ったりする方もいます。そのようなユーザーでも購入できるように、他の決済手段を用意することは大切です。

カゴ落ち減少に繋がる

BNPLを導入することは、カゴ落ち減少にも繋がります。カゴ落ちとはネットショップで商品を買おうと思ってカートに入れたのにも関わらず、サイトを離脱してしまうことです。カゴ落ちの発生率は、ネットショップの売上にも関わってきます。

サイトを離脱してしまう理由としては、「購入が面倒になった」が挙げられます。クレジットカード情報の入力が面倒になってしまう方は多いです。BNPLはアプリを使って簡単に支払いが可能なので、購入が面倒になりにくく、カゴ落ち率を下げられる可能性があります。

顧客単価アップが期待できる

BNPLを導入すれば顧客単価アップも期待できます。後払いをする場合、財布の紐がつい緩んでしまい、高額商品を買う心理的ハードルが下がる方は多いためです。

また、クレジットカードと違って、分割払いに手数料がかかりません。分割払いを選択できる場合、高額商品をより購入しやすくなります。

【事業者側】BNPLのデメリット

事業者側のBNPLのデメリットは次の2つです。

  • 決済手数料を負担する必要がある
  • 売上を回収できない可能性もある

これらのデメリットがあることを踏まえて導入を検討しましょう。ひとつひとつのデメリットについて詳しく解説します。

決済手数料を負担する必要がある

他の決済手段にも言えることですが、事業者は決済を提供する会社に手数料を支払う必要があります。決済手数料の金額はサービスによって異なります。クレジットカード決済よりも手数料が高い可能性もあります。

とはいえ、BNPLを導入することはユーザー数増加や売上増加に繋がるため、決済手数料はそこまでデメリットにならないケースも多いです。

売上を回収できない可能性もある

BNPLのサービスによっては、ユーザーが支払いを行ってくれない場合、事業者が売上を回収できない可能性もあります。

とはいえ、多くのBNPLサービスは売上金を100%保証しており、ユーザーの支払い有無に関わらず、BNPL会社が売上分を支払ってくれます。その場合は、事業者がリスクを背負うことがありません。BNPLを導入する際は、売上金の保証があるか確認しましょう。

BNPLを導入するなら決済代行会社を活用する

BNPLを導入するなら、決済代行会社を活用するのがおすすめです。決済代行会社とは、決済導入に必要な手続きを代行したり、決済システムの提供を行ったりする会社を指します。

決済代行会社を使わずに導入することも可能ですが、その場合BNPL会社と自分で契約しないといけません。他の決済手段も導入するとなるとかかる手間が膨大になってしまいます。

決済代行会社はBNPLだけでなく、クレジットカード決済などさまざまな決済手段の導入を代行してくれます。そのため、事業者は事務処理の手間を減らすことが可能です。

また、決済代行会社は決済導入に必要なシステムの提供を行うため、事業者は決済システムを開発する手間もなくせます。

『ペイジェント』ではBNPLサービスであるPaidyの導入も可能

ペイジェントはNTTデータと三菱UFJニコスが出資する決済代行会社です。ペイジェントでは、Paidyという代表的なBNPLサービスを導入できます。

Paidyは事前登録不要で決済できるのが特徴です。購入時にメールアドレスと携帯電話番号を入力するだけで完了します。また、一括払いだけでなく分割払いにも対応しています。更に、売上100%保証が付いているため、ユーザーが支払いを行わなかった場合でも、事業者が損をすることはありません。

ペイジェントではPaidyに加えて、クレジットカード決済やキャリア決済、銀行ネット決済など幅広い決済に対応しており、これらを一括導入することも可能です。幅広い決済手段を導入することで、ネットショップの利便性を高められ、売上向上にも繋がります。

また、ペイジェントでは売上管理ツールの提供も行っています。売上管理ツールでは導入した決済手段を一括で管理することが可能です。

ペイジェントに興味のある方は、以下の窓口からお気軽にお問い合わせください。サービス内容に関するどんな小さなことにも、スタッフが丁寧に回答させて頂きます。

お問い合わせへ

まとめ

本記事ではBNPLとは何かについて解説しました。BNPLのメリット・デメリットやクレジットカード決済との違いがお分かりいただけたかと思います。

BNPLは商品・サービスの状態を確認したうえで支払えるため、ユーザーにとって安心感があります。また、クレジットカードと違って審査不要で使えるうえに、利用限度額が低いため、使いすぎるリスクが低いのがメリットです。

PaidyなどのBNPLを使ってネットショップで買い物をしたいというユーザーもいるため、ネットショップ事業者は導入を検討してみることをおすすめします。

Paidyを導入したい場合はペイジェントがおすすめです。ペイジェントはBNPL以外にも幅広い決済に導入しており、それらを一括で導入できます。導入後はペイジェントの売上管理ツールで、すべての決済手段を一括で管理することが可能です。

 

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