2024/05/16
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ネットショップを開業したいと思っているものの、やり方がよく分からないという方も多いのではないでしょうか。ネットショップ開業は始めるまでのハードルが高いのが特徴です。
本記事ではネットショップを開業する方法を分かりやすく解説します。開業手順や必要な手続き、必要な道具についてまとめました。
本記事を読むことでネットショップの開業方法が分かり、ネット上で自分の好きな商品を販売して稼げるようになります。ネットショップ開業に興味がある方はぜひ参考にしてください。
目次
ネットショップを開業する基本的な手順

ネットショップを開業する基本的な手順は次のとおりです。
- 販売する商品を決める
- 商品の仕入れ方法を決める
- ネットショップの開業方法を決める
- ネットショップの制作を行う
- ネットショップを開業
これら5つの順番で準備を行うとスムーズです。1つ1つの手順について詳しく解説していきます。
1.販売する商品を決める
まず、どのような商品を販売するかを決めることが必要です。何を販売したいのか明確にし、ネットショップのコンセプトを決めましょう。コンセプトを決めないと、どのようにネットショップを成長させていけば良いのか分からなくなります。また、ターゲット層も固まらなくなり、効果的な広告を打てなくなってしまいます。
ネットショップのコンセプト・ターゲット層を決めたら、どのような戦略でユーザー数を増やすか考えます。打ち出す広告の種類や具体的な施策内容なども検討します。
コンセプトが決まらない場合は、「何を売りたいか」ではなく「何なら売れるか」から考える方法もあります。売れやすい商品の傾向をリサーチしたり、ユーザーが求めている商品は何か検討したりしながら売りたい商品を探していきます。
2.商品の仕入れ方法を決める
続いて、販売する商品をどのように仕入れるかを決めます。商品を仕入れる方法は次の4つに分けられます。
- 自分で制作する
- 仕入れサービスを利用する
- 卸売業者から仕入れる
- メーカーや生産者から直接仕入れる
自作した商品を販売する場合は、仕入れ先を検討する必要はありません。ただし、どの程度の量を制作できるかや、制作に必要な経費はどの程度かは見積もっておく必要があります。
ネットの仕入れサービスを利用するのが、もっとも気軽にできる方法です。ただし、多くのネットショップが使っているため、商品が被ってしまうこともあります。
卸売業者は、メーカーとネットショップ運営などの小売店との契約を仲介してくれる業者です。卸売業者と契約することで、メーカーの商品を一般消費者よりも安く購入できます。
また、メーカーや生産者から直接仕入れることも可能です。ただし、直接契約は受け付けていない場合も多いので、現実的な方法ではないかもしれません。
3.ネットショップの開業方法を決める
続いて、ネットショップの開業方法を決めます。ネットショップの開業方法は大きく分けて2つあります。
- モールに出店する
- 自分のWebサイトで販売する
1つ目はAmazonや楽天などの大手のモールに出店することです。自分でWebサイトを作らなくて良いので、開業時の労力を抑えることができます。また、商品の梱包や発送を代行してくれる場合もあり、運用の手間も最小限にすることが可能です。ただし、その分月額料金がかかってしまう点には注意が必要です。
2つ目は自分でWebサイトを作り、そこで販売することです。開業時・運用時の手間は多くかかりますが、毎月の固定費は抑えることができます。また、WebサイトのデザインやUIを自分で決めることができ、モールの方針に縛られなくて良いのもメリットです。
4.ネットショップの制作を行う
次に、ネットショップの制作を行います。
Amazonや楽天などのモールに出店する場合は、各サイトで販売用のアカウントを登録します。そしてテンプレートに沿って項目を入力していき、商品登録を行います。
自分でネットショップを準備する場合、次の3つの方法があります。
- 自分で1から制作する
- 制作を専門企業に外注する
- ASPで制作する
自分で1から制作するのは非常に大変ですし、プログラミングやWebデザイン、サーバなど多くのITスキルが必要です。また、専門企業に外注する手もありますが、外注費用が多くかかってしまいます。これら2つは、本格的にネットショップを運営したい企業向けです。
個人でも手軽にできる方法としては、ASPを使う方法が挙げられます。ASPとはShopifyなどの、ネットショップが構築できるプラットフォームのことです。
Shopifyでは、プログラミングやWeb制作の知識がなくても、テンプレートを編集したりプラグインを導入したりすることで、ネットショップを作れるようになっています。
5.ネットショップを開業
ネットショップを制作したら、正しく購入できるかテストを行います。
決済処理は正しく行えているか、購入後にメールが送信されているか、商品の発送は問題なく行えるか、など1つずつチェックします。
テストが完了したらネットショップの運用を開始します。運用開始後は商品の売れ行きを見つつ、新しい施策を検討したり広告を打ったりする必要があります。
ネットショップの開業に必要な道具

続いて、ネットショップの開業に必要な道具について解説します。ネットショップには最低でも次の3つの道具が必要です。
- パソコン
- プリンター
- 梱包資材
これ以外にも、商品の写真を綺麗に撮ることが可能なデジタルカメラ、写真を魅力的に加工できる画像編集ソフトがあった方が良いですが、開業当初はひとまず上記3つを揃えましょう。ある程度運用に慣れてきたら、他の道具も揃えていきます。
1つ1つの必要な道具について詳しく解説していきます。
パソコン
ネットショップを運用するならパソコンがほぼ必須です。商品の仕入れや出品、発送などの各処理は、スマホよりもパソコンの方が遥かに効率的に行えます。
パソコンのスペックはそこまで気にする必要はありません。最近は5万円未満の安いパソコンや中古パソコンも販売されているので、予算に合わせて購入すると良いです。
プリンター
ネットショップを運営するならプリンターも必要です。商品を送る際に必要な発送伝票(送り状)を印刷するときなどに使います。
プリンターもそこまで質が高いものにこだわる必要はないです。レーザープリンターの方が印刷の質は高いですが、安いインクジェットプリンターでも問題ありません。1万円未満でも、それなりのプリンターが多く販売されています。
梱包資材
商品を発送するためには梱包資材が必要です。梱包資材とは次のようなものを指します。
- はさみ
- 緩衝材
- テープ
- 段ボール
はさみや緩衝材などは特に何でも問題ありません。ただ、自分で直接商品を発送する場合、段ボールだけはちゃんとしたものを選ばないと、ネットショップの評価に関わります。ホームセンターやネットショップで新品の段ボールを購入しましょう。
ネットショップ開業に必要な手続き

続いて、ネットショップの開業に必要な手続きについて解説します。ネットショップを開業する場合、次の4つの手続きが必要になる場合が多いです。
- 事業者としての手続き
- プラットフォームとの契約
- 販売許可関連の手続き
- 決済代行会社との契約
書類の作成や審査に時間がかかるものもあるので、早めに手続きを済ませておくことをおすすめします。1つ1つの必要な手続きについて詳しく解説していきます。
事業者としての手続き
ネットショップ運営に関わらず、事業者としてやるべき手続きをまず紹介します。事業者としての手続きには次のようなものがあります。
- 開業届・青色申告承認申請書
- 事業用口座の開設
- 事業用クレジットカードの発行
事業を行う場合は事業開始日から、1ヶ月以内に開業届を税務署に提出する必要があります。青色申告を行う場合は青色申告承認申請書も同時に提出すると良いです。
事業用の銀行口座は開設することをおすすめします。プライベートの口座を事業でも使うと、売上や経費がいくらなのか分からなくなってしまいます。
また、事業用のカードも発行しておくと良いです。仕入れを行う際やプラットフォームの利用料を支払う際に専用のカードがあった方が、やはり支出が分かりやすくなります。
プラットフォームとの契約
モールに出店する場合、Amazonや楽天などに会員登録する必要があります。また、自分でネットショップを運営する場合は、Shopifyなどのプラットフォームと契約する必要があります。契約時には初期費用がかかる場合もあります。
販売許可関連の手続き
ネットショップで取り扱う商品によっては、許可申請が必要な場合があります。無許可で販売すると犯罪になってしまうので、必ず確認してください。
たとえば、中古品を販売するなら「古物商許可証」が必要ですし、食品を販売するなら「食品衛生責任免許」や「営業許可証」が必要です。
決済代行会社との契約
ネットショップを制作する場合、決済システムが必要になります。また、決済を自サイトで使えるようにするには、決済を提供する会社と契約する必要があります。
たとえば、カード決済を導入するなら、VISAやMastercardなどのブランドと契約し、加盟店にならないといけません。自分で決済システムを構築したり、決済会社とそれぞれ契約するのは多くの手間がかかってしまいます。
そこで必要になるのが、決済代行会社との契約です。決済代行会社は各決済会社との契約を代行してくれる会社です。また、決済システムも提供してくれるので、自分で開発する必要がなくなります。
ほとんどのネットショップ運用者は決済代行会社を使っています。
ネットショップを開業するならペイジェントがおすすめ!
自分で制作したネットショップに決済を導入する場合、決済代行会社との契約が必要です。決済代行会社の中でもペイジェントは、ネットショップに適しています。ペイジェントはNTTデータと三菱UFJニコスが出資している決済代行会社です。
ペイジェントは導入できる決済手段が豊富なのが強みです。カード決済やATM決済、コンビニ決済など幅広く対応しています。多くの決済手段をネットショップに導入することで、せっかく商品に興味を持ってくれたユーザーが離脱してしまうことが減ります。
また、ペイジェントは支払いサイクルが短いのも強みです。通常でも最短9営業日後に入金を行います。また、「早期入金オプション」に加入した場合、最短5営業日後に入金できるのに加え、入金日が月2~4回に細分化されます。ネットショップを開業したばかりの頃は、資金不足に悩むことも多いので、入金サイクルが短い決済代行会社の方が良いです。
ペイジェントに興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。ネットショップの開業・運用に関することもご相談いただけます。
まとめ
本記事ではネットショップの開業方法について解説しました。開業の手順や開業に必要な手続き・道具などがお分かりいただけたかと思います。
ネットショップ運用は最初の準備こそ大変ですが、一度運用を始めれば楽しく続けられる仕事です。好きな商品や自分で作った商品を販売し、それでお金を稼げるのは素敵なことですので、興味がある方はぜひ始めてみてほしいです。
ネットショップで多くの売上を得るためには、ユーザー数を増やす必要があります。ユーザーを増やすうえで大切なのが、利用できる決済を増やすことです。幅広い決済を導入すればユーザーが利用しやすくなりますし、競合との差別化を図ることにも繋がります。
決済手段を増やしたいなら、ペイジェントがおすすめです。ペイジェントはネットショップで使われている多くの決済に対応しています。また、支払いまでの日数が短いため、事業のキャッシュフローが改善しやすくなります。