2017/05/12
ECサイト上でのセキュリティ強化 ペイジェントのトークン決済機能がEC-Orangeに標準対応
株式会社ペイジェント
株式会社ペイジェント(代表取締役社長:上林 靖史、以下ペイジェント)の提供するトークン決済機能が、株式会社エスキュービズム(代表取締役社長:薮崎 敬祐)が提供するECサイト構築パッケージ「EC-Orange(ECオレンジ)」に標準連携しました。
背景
昨今のECの普及に伴い、ECサイトから盗んだクレジットカード情報の不正使用が増加しています。また、経済産業省から2018年3月までに、EC事業者はクレジットカードのセキュリティ対策※をするよう指針が出ました。
※ クレジットカードのセキュリティ対策とは、「カード情報の非保持化」もしくは「PCI DSS準拠」への対応をすることを指します。「カード情報の非保持化」は、カード情報がECサイトのサーバー上を「保存」「処理」「通過」をしない状態のことです。
データベースに保存されているカード情報だけでなく、ログにカード情報が含まれている場合もセキュリティ対策の対象なので注意する必要があります。
トークン決済システムとEC-Orangeとの連携について
ペイジェントのトークン決済とEC-Orangeとの標準連携によってたとえECサイトのサーバーが攻撃を受けて情報が窃取されても、その情報はトークン情報(意味のない乱英数字)であり、クレジットカード情報の漏洩のリスクを低減できます。
トークン決済とは
購入者が入力するクレジットカード番号を、意味のない乱英数の文字列(トークン)に置き換えて通信を行い、お支払いを完了させるセキュリティサービスです。
トークン決済を利用することで、クレジットカード情報の「保存」・「処理」・「通過」をせずにクレジットカードの決済を処理できるため、情報漏えいリスクが軽減されます。
万が一、トークン情報が漏えいしたとしても、それ自体は全く意味のないデータであり、不正利用されるリスクが低くなります。
EC-Orangeについて
「EC-Orange(ECオレンジ)」は、960社※1を超える企業様に導入されており、ECサイト構築パッケージ市場で売上金額シェア3年連続No.1※2のシステムです。
単独のECサイト構築はもちろん、大規模なECサイトモール構築、オムニチャネル構築、そしてグローバルECサイト構築まで、EC-Orange ならシングルパッケージでスピーディにオンラインショップを構築する事が可能です。
※1 2016年12月時点実績。導入実績数にはEC-Orange POSを支えるシステムとしての導入数も含まれています。
※2 出典:ITR「ITR Market View:ECサイト構築/CMS市場 2016」ECサイト構築パッケージ市場、ベンダー別売上金額シェアで連続1位(2014~2016 年度(予測値))
製品に関するお問い合わせはこちら
ペイジェント決済サービスについて
- 概要
- 物品販売やサービス提供をしている事業者に対するオンライン収納代行サービス
- 決済メニュー
- クレジット決済、コンビニ決済、ネット・モバイルバンキング決済、ATM決済、払込票決済、携帯キャリア決済、スマートフォンキャリア決済、銀行振込決済、電子マネー決済、後払い決済「アトディーネ」、口座振替、楽天ペイ
オンライン事業者向けの収納代行サービスです。クレジットカード決済やコンビニ決済、スマートフォンキャリア決済など豊富な決済手段と迅速な入金が特長で、物販やコンテンツ販売、サービス提供など幅広い業種で利用されています。