2025/02/19
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非接触型決済はPASMOやクレジットカードのタッチ決済など、決済端末にかざして支払う決済手段を指します。非接触型決済は支払いのスピーディーさから人気も高いです。
本記事では非接触型決済とは何かについて詳しく解説します。FeliCa・タッチ決済など非接触型決済の種類や、非接触型決済のメリット・デメリットについてまとめました。
本記事を読むことで非接触型決済について知見を深めることができます。非接触型決済について詳しく知りたい方はぜひお読みください。
目次
非接触型決済とは?

非接触型決済とは、クレジットカードやスマートフォンを決済端末にかざして支払う決済手段を指します。文字通り決済端末と接触させる必要がないのが特徴です。ネットショップではなく実店舗で使われている決済手段です。
たとえば、交通系ICカードのPASMOやクレジットカードのタッチ決済は非接触型決済に分類されます。
非接触型決済はカードを決済端末に挿し込む必要がないですし、QRコード決済と異なりアプリを立ち上げる必要もないので、スピーティーに決済が完了します。
非接触型決済の種類・支払い方法

一口に非接触型決済といっても様々な種類があります。非接触型決済は支払い方法によって大きく次の3つに分けることが可能です。
- ICカード決済
- クレジットカード決済(タッチ決済)
- スマホ決済
各非接触型決済の特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
ICカード決済
ICカードとは、データの記録や演算ができる集積回路が組み込まれたカードを指します。非接触型のICカードは決済端末に触れなくても、電波を送受信することで通信し決済を行っています。
非接触型ICカードにはいくつか種類がありますが、代表的なのはソニーが開発したFeliCaです。FeliCaの強みと言えば処理スピードの早さです。駅の改札など、素早く処理する必要がある場面に適しています。
ICカード決済には、交通系であるPASMOを始め、楽天Edyやnanaco、WAONなど流通系のものもあります。また、QUICPayやiDなどクレジットカードを登録することで、そのカードで決済できるタイプもあります。
FeliCaが搭載されたICカードは、海外ではほとんど普及していません。しかしながら日本では普及率が非常に高く、今後は世界基準に合わせる必要性が強くなるとはいえ、しばらくは使われ続けることが予想されます。
クレジットカード決済(タッチ決済)
クレジットカード決済には、「タッチ決済」と呼ばれるものがあります。タッチ決済はカードを決済端末にかざすだけで決済が完了します。カードにタッチ決済対応マークが付いており、かつ加盟店がタッチ決済に対応している場合のみ使えます。
クレジットカード決済を行う場合、通常はカードを専用端末に挿し込む必要があります。加盟店や購入金額によっては、暗証番号の入力やサインを求められます。タッチ決済の方が、早く支払いを済ませることが可能です。
また、タッチ決済の方がスキミングの心配が少ないです。すぐに決済が完了するので、店員にカード番号を覚えられてしまう可能性が低いです。
タッチ決済はFeliCa決済と違い海外でも広く使われています。ただし、FeliCa決済に比べると読み込み速度が遅いのがデメリットです。
スマホ決済
「NFC」が搭載されたスマホなら非接触型決済が行えます。クレジットカードや交通系ICカードを登録することで、そのカードで支払いが可能です。
カードの登録にはAndroidではGoogle Pay、iPhoneではApple Payというサービスを使います。たとえばGoogle Payでは、Googleウォレットに手持ちのPASMOを登録することで、そのPASMOで支払いを行うことが可能です。
物理カードを使うよりもスマホ決済の方が、財布からカードを取り出す手間が省けて、更にスピーディーに支払いを行えます。また、カードの枚数を減らせるメリットもあります。
【ユーザー側】非接触型決済のメリット

非接触型決済のメリットについて解説します。ユーザー側から見た非接触型決済のメリットは次の3つです。
- 決済スピードの早さ
- カードを持ち歩く必要がない
- 使える店舗数が多い
1つ1つのメリットについて詳しく解説していきます。
決済スピードの早さ
非接触型決済の代表的なメリットは決済スピードの早さです。カードをかざすだけで決済できます。決済端末にカードを挿し込んだり、暗証番号を入力したりする必要がありません。
スマホ決済の場合も、スマホをかざすだけで決済が可能です。ただし、クレジットカードで支払う場合は、スマホ画面のロックを解除する必要があります。PASMOなどのFeliCa決済の場合、ロック解除する必要はありません。
決済スピードが早ければ急いでいるときにも使えますし、レジで後ろの人を待たせる心配もないです。
カードを持ち歩く必要がない
非接触型決済の中でもスマホ決済を使えば、カードを持ち歩く必要がありません。スマホだけで支払いもICカードへのチャージも完結するためです。
カードが必要ない分、財布の中をすっきりさせることができます。人によっては財布すら持ち歩かなくて良くなります。
しかもPASMOなどは、スマホの電源が切れても少しの間だけ使うことが可能です。電源が切れてもスマホ内部にはバッテリーが少し残っていて、それを使えるためです。ただし、バッテリーが完全になくなってしまったら使えなくなります。
使える店舗数が多い
使える実店舗の数が多いのも非接触型決済のメリットです。PASMOなどの交通系ICカードは特に加盟店数が多いです。
多くの実店舗で使えるので、他の決済手段を併用する必要がなくなります。日常の支払いをPASMOなどで統一することで、お金の管理も楽になります。どこにいくらチャージしたのか分からなくなったり、チャージしたまま忘れてしまったりすることがなくなります。
【ユーザー側】非接触型決済のデメリット

続いて、非接触型決済のデメリットを紹介します。デメリットは次の2つです。
- チャージが必要な場合もある
- スマホやカードを落としたら使われてしまう可能性がある
1つ1つのデメリットについて詳しく解説していきます。
チャージが必要な場合もある
PASMOや楽天Edyに関してはチャージが必要になります。チャージの手間が発生するのはデメリットといえます。
また、サービスごとにチャージ上限が決まっており、高額商品を買えない場合があります。たとえばPASMOはチャージ上限が2万円なので、それを超える商品は買えません。
スマホやカードを落としたら使われてしまう可能性がある
スマホやカードを落とした場合、拾った人に決済されてしまう可能性があります。そのため、スマホ・カードの盗難・紛失には十分に気をつける必要があります。
ただ、QUICPayやiDに関しては、紐づけたクレジットカードの会社にすぐ報告すれば、不正利用分の補償を受けることが可能です。
【事業者側】非接触型決済のメリット

続いて、事業者側から見た非接触型決済のメリットを解説します。メリットは次の3つです。
- 売上向上に繋がる
- 顧客満足度向上に繋がる
- ウイルスの感染防止に繋がる
1つ1つのメリットについて詳しく解説していきます。
売上向上に繋がる
非接触型決済を導入することは、売上向上に繋がります。
最近は日本がキャッシュレスを推進していることもあり、日常の支払いのほとんどをキャッシュレスレスで済ませている人も増えました。キャッシュレスの中でもPASMOなどの交通系ICカードは利用率が高いです。
非接触型決済を導入すればキャッシュレスを使いたいユーザーのリピート率が増えて、売上向上も見込めます。
顧客満足度向上に繋がる
非接触型決済を導入することは、顧客満足度向上にも繋がります。
決済スピードが早い決済手段を導入すれば、レジの混雑がある程度解消されます。そのため、ユーザーのストレスを減らすことが可能です。
また、キャッシュレス決済の中には、キャンペーンやポイント還元を行っている場合も多くあります。決済手段を増やせば、ユーザーはその中からお得なものを選択できます。
ウイルスの感染防止に繋がる
非接触型決済を導入することは、新型コロナウイルスの感染防止策にもなります。
キャッシュレス決済は、現金の受け渡しを行う必要がありません。更に非接触型決済の場合、端末や店員の手に接触することなく決済できます。
【事業者側】非接触型決済のデメリット

続いて、事業者側から見た非接触型決済のデメリットを解説します。デメリットは次の2つです。
- 決済端末の準備が必要
- 端末操作ややり取りに慣れる必要がある
1つ1つのデメリットについて詳しく解説していきます。
決済端末の準備が必要る
実店舗にPASMOなどの決済手段を導入する場合、決済端末の購入・設置が必要です。導入コストがかかってしまう点については注意が必要です。同じキャッシュレスでもPayPayなどはQRコードを設置すれば良く、導入コストを抑えることが可能です。
とはいえ、先ほど解説した通り決済手段を増やすことは売上向上に繋がります。導入コストに見合うだけのメリットがあるので、気にしすぎることはありません。
端末操作ややり取りに慣れる必要がある
決済手段によって端末の操作方法が異なるので、ある程度は慣れが必要です。
また、ユーザーとのやり取りにも慣れや経験が必要になります。たとえばユーザーが「タッチ決済で」と言ったものの、実際はQUICPayで支払いたいと思っていた、という場合があります。何を使いたいのか分からない場合、手早く質問してみる必要があります。
ネットショップでは非接触決済は使える?

非接触型決済はあくまで実店舗で使われている方法です。決済端末と接触させる必要がないだけで、決済端末は必ず必要になります。
端末が必要な決済は、商品を通信販売しているネットショップでは使うことができません。
ネットショップで使えるオンライン決済とは?
ネットショップで使われる決済はオンライン決済と呼ばれています。オンライン決済とは、ネットを介して代金の支払・受取を行う方法であり、決済端末が不要なのが特徴です。
具体的には次のようなものがオンライン決済に該当します。
- クレジットカード決済
- 銀行ネット決済
- スマートフォンキャリア決済
- 後払い決済
- ID決済
クレジットカード決済はオンラインでも利用可能です。オンラインの場合、カード情報をユーザーがネットショップのシステムに自分で入力して決済を行います。
銀行ネット決済やキャリア決済も同様に、ユーザーが自分で決済に必要なアカウント情報やパスワードを入力して決済を行います。
オンライン決済を導入するなら決済代行会社の利用がおすすめ
オンライン決済をネットショップに導入する場合、専用の決済システムが必要です。決済システムはユーザーが入力した情報を元に決済処理を行います。
更に、オンライン決済に限った話ではありませんが、決済提供会社と契約し加盟店にならないといけません。複数の決済を導入する場合、契約に必要な事務作業が膨大になります。
そこでおすすめしたいのが、決済代行会社を利用することです。決済代行会社は決済システムの提供を行います。事業者はそのシステムとネットショップと連携させるだけで良く、システム開発にかかるコストを大幅に減らすことが可能です。
また、決済代行会社は決済を提供する会社との契約を代行します。事業者は決済代行会社と契約するだけで、複数のオンライン決済を一括導入可能です。
『ペイジェント』ならネットショップで使えるオンライン決済を導入できます!
ペイジェントはNTTデータと三菱UFJニコスが出資している決済代行会社です。ネットショップを運営する方を中心にご活用いただいています。
ペイジェントは、ネットショップで主要に使われているオンライン決済を提供します。幅広い決済手段を導入することで、売上を取りこぼすリスクを減らせます。
また、ペイジェントは入金サイクルが早いのも強みの1つです。通常でも締め日から9営業日後に入金が行われます。また、「早期入金オプション」に加入した場合、入金日が締め日から5営業日後に短縮されるのに加え、締め回数を2~4回まで細分化できます。
『ペイジェント』に興味のある方は、以下の窓口からお気軽にお問い合わせください。サービス内容に関するどんな小さなことにも、スタッフが丁寧に回答させて頂きます。
まとめ
本記事では非接触型決済とは何かについて解説しました。非接触型決済の種類やメリット・デメリットがお分かりいただけたかと思います。
非接触型決済は決済スピードの早さが魅力な決済手段です。Google Pay・Apple PayにPASMOなどを登録しておけば、スマホをかざすだけで支払いが完了します。アプリを立ち上げたりカードを挿し込んだりする必要もなく、手間を最小限に抑えたい方に人気です。
ユーザーから人気の高い非接触型決済を導入することは、売上を上げることに繋がります。また、ウイルスの感染防止に繋がるなどのメリットもあります。
また、ペイジェントはネットショップに導入される決済手段の多くに対応しています。ネットショップの運営を検討している方は、ペイジェントの利用もぜひご検討ください。