2025/07/08
- サムネイル画像
- 訴求ボタン
- 決済導入(フォーム)
- この記事とあわせて読みたい
- サブスク決済とは?メリット・デメリット、導入方法について解説!
- この記事とあわせて読みたい
- クレジットカード決済とは?メリット・デメリットや導入方法を解説!
- この記事とあわせて読みたい
- 決済代行会社とは?メリットや選び方など基礎事項を初心者向けに解説!
継続課金は一度商品を購入して終わりではなく、支払いが継続される決済方式を指します。ネットショップに継続課金の方式を導入することのメリットは多いです。
本記事では継続課金とは何かについて解説します。継続課金のメリットや継続課金で使われる代表的な決済手段、継続課金の導入方法についてまとめました。
本記事を読むことで継続課金の仕組みやメリットを理解できます。継続課金の導入を検討している事業者の方はぜひお読みください。
目次
継続課金とは?

継続課金とは文字通り継続的な支払いが行われる決済方式を指します。たとえば、1ヶ月に1回、1週間に1回など決められた間隔でユーザーは支払いを行います。ユーザーはサービスの解約を行わない限りは、支払いを継続することになります。
継続課金の方式はサブスクリプションサービスで導入されることが多いです。サブスクリプションとはビジネスモデルの1種で、一定期間利用できる権利に対して料金を支払うことを指します。
昨今はNetflixやSpotifyなど動画や音楽を好きなだけ楽しめるサブスクが人気です。
都度課金や月額課金との違い
都度課金とはサービスを購入する度に料金を支払う方式を指します。たとえば、ネットショップで電子書籍を1冊ごとに販売するのは都度課金方式に該当します。一方で、「月額1,000円で電子書籍が読み放題になる」といったサービスは継続課金に該当します。
また、継続課金の中でも、家賃やインターネット料金のように1ヶ月単位で支払いが行われるものは月額課金と呼ばれます。
継続課金を導入しているビジネスモデル例
継続課金のシステムは商品の定期購入などに多く導入されています。特に雑誌など毎週・毎月購入することが多いものは定期購入向きです。他にも、薬や健康食品なども継続して使う方が多いことから継続課金向きであると言えます。
また、オンラインサロンやファンクラブといった有料コンテンツにも継続課金システムが導入されています。
継続課金の決済システムを導入するメリット

継続課金の決済システムを導入するメリットは次の4つです。
- 安定して売上を確保できる
- 未回収リスクを軽減できる
- 事務作業を減らせる
- ユーザーの解約を防ぎやすい
ひとつひとつのメリットについて詳しく解説していきます。
安定して売上を確保できる
決済課金のシステムの代表的なメリットは安定して売上を確保できることです。サービスの大幅な改悪を行わない限りは、売上が大きく減少する可能性は低いと言えます。
また、売上の予測が付きやすいのも利点です。これまでのユーザーの伸び率や解約率から、その年の売上をおおよそ予測することができます。
売上の予測が付けば今後の戦略を検討しやすいです。売上増加が見込めるなら広告費などを更に使う、見込めないならサービス終了して損失を防ぐ、といった対応が早めにできます。
未回収リスクを軽減できる
継続課金のシステムは未回収リスクを軽減できるのもメリットです。継続課金の場合、口座振込などではなく、クレジットカード決済や口座振替など、自動的に支払いが行われる仕組みを導入します。そのため、ユーザーが支払いを忘れてしまったり、支払いを放棄してしまったりといったリスクがありません。
特にクレジットカード決済の場合、カード会社が立て替え払いしてくれるため、ユーザーの口座残高が不足していても売上を回収できるのがメリットです。
事務作業を減らせる
継続課金のシステムは事務作業を減らせるのもメリットです。自動で支払いが行われるため、ユーザーに支払日を知らせたり、請求書を送付したりする手間がかかりません。また、ユーザーが支払いを行わなかった場合に催促のお知らせを送る必要もなくなります。
事務作業を減らすことができれば、事業者はコア業務に注力でき、売上を伸ばすことが可能です。
ユーザーの解約を防ぎやすい
継続課金のシステムはユーザーの解約を防ぎやすいのもメリットです。都度課金と違って、ユーザーが支払いの痛みを感じる機会が少なく、サービスに大きな不満を感じない限りは、継続して利用してもらえる可能性が高いと言えます。
ユーザーの囲い込みがしやすいため、競合サービスにユーザーを取られてしまうリスクも下げることが可能です。
継続課金の代表的な決済手段

継続課金のシステムに導入される代表的な決済手段として次の6つが挙げられます。
- クレジットカード決済
- キャリア決済
- ID決済
- コンビニ決済「払込票方式」
- 後払い決済
- 口座振替
主要で使われているのはクレジットカード決済と口座振替ですが、キャリア決済やID決済なども導入することで、ユーザーの利便性を更に高めることができます。
ひとつひとつの決済手段の特徴やメリットについて詳しく解説しましょう。
クレジットカード決済
クレジットカード決済は専用のカードを利用して行う決済のことで、オンライン決済でもっとも多く使われています。オンラインの場合、ユーザーがカード情報を入力することによって決済を行います。
継続課金システムの場合、事前にユーザーにカード情報を登録させる必要があります。登録が完了すれば、後は自動的に支払いが行われることになります。
カード決済のメリットは、ユーザーの手間を抑えられることです。支払いを行うために、銀行やコンビニに向かう必要もなく、その場ですぐに決済が完了します。また、カード決済は毎月の明細が送られてくるため、利用状況を確認しやすいのもメリットです。
カード決済のデメリットはチャージバックのリスクがあることです。不正利用があった場合は、売上が取り消されてしまう可能性があります。継続課金の場合であっても不正利用される可能性はあるので、事業者は不正利用対策を行わなくてはいけません。
また、クレジットカードには有効期限があるのも注意すべき点です。有効期限が切れると決済できなくなるため、ユーザーは継続課金システムに登録した情報を更新しなくてはいけません。ユーザーに更新の手間をかけてしまうのはデメリットと言えます。
ただ、中には洗替(あらいがえ)に対応しているサービスもあります。洗替に対応している場合、カード情報が自動更新されるので、ユーザーに手間をかけることがありません。
キャリア決済
キャリア決済とはDocomo・au・SoftBankといった携帯会社が提供する決済手段です。携帯IDとパスワードを入力することで決済を行えます。購入料金は、毎月の携帯料金とまとめて支払うことが可能です。
キャリア決済はクレジットカードを持っていなくても利用できるのがメリットです。また、携帯IDとパスワードが分かっていれば、簡単に決済が行えます。
デメリットは、利用可能額がクレジットカードに比べると少ない点です。利用可能額に達してしまうと、継続課金の決済が失敗してしまいます。
ID決済
ID決済とは、PayPayや楽天ペイといった大手サービスのIDを利用する決済手段です。IDに登録されている決済手段によって支払いを行うことができます。
一部のID決済も継続課金に利用することが可能です。たとえばPayPayの場合、継続課金サービスにPayPayアカウントを連携をすることで、定期支払いができます。
ID決済のメリットは、連携させるだけでよく、カード情報などを入力する必要がない点です。「カード情報の入力が怖い」というユーザーにも使ってもらえる可能性があります。
コンビニ決済「払込票方式」
コンビニ決済はコンビニで支払いを行う方法であり、継続課金のシステムにも導入できます。払込票方式の場合、ユーザーに払込票を送る必要があります。ユーザーは払込票をコンビニに持っていき、店頭レジ、あるいは店内の専用端末で決済を行います。
公共料金などと同じようにコンビニで支払えるため、Webサービスの利用に慣れておらず継続課金もほとんどしたことがないユーザーにも使ってもらいやすいのがメリットです。
デメリットはクレジットカード決済などと比べて、支払いの手間がかかることです。
後払い決済
後払い決済とは、後払いができるサービスを使った決済手段を指します。Paidyなどの後払いサービスは都度課金だけでなく継続課金にも対応しています。Paidyの場合は、支払い方法をコンビニ決済・口座振替・口座振込から選ぶことが可能です。
後払い決済のメリットは、サービスを受けた後に支払いを行うため安心感があることです。また、クレジットカードを持っていなくても、支払いを先送りにすることができます。
デメリットはユーザーが支払いを忘れてしまう可能性があることです。とはいえ後払いサービスの多くには未払い保証が付いており、支払いが行われなくても事業者は売上を回収できます。
口座振替
口座振替とは、自動的に登録口座から支払いが行われることです。口座振込とよく混同されますが、口座振込はユーザーが手動で振込処理を行うのに対して、口座振替は何もしなくても自動的に振込が行われます。
口座振替もクレジットカード決済同様に、ユーザーの手間を抑えられるのがメリットです。また、支払い忘れが発生する心配もありません。
クレジットカードを作りたくないユーザーは一定数います。口座振替を導入すれば、そのようなユーザーにもサービスを使ってもらうことが可能です。
口座振替のデメリットは、最初の手続きが少し面倒なことです。銀行窓口に行って口座振替登録を行わなくてはいけません。ただ、最近はオンラインでも口座振替の申込みが可能な場合もあり、手続きの手間を抑えられることもあります。
継続課金の決済システムを導入する方法

継続課金の決済システムを導入する場合は、決済代行会社を利用するのが一般的です。
決済手段を導入する場合、通常は決済を提供する会社と契約しないといけません。たとえば、カード決済の場合、各カードブランドごとに契約する必要があります。
決済代行会社はそのような事務作業を代行してくれるのが特徴です。事業者は決済代行会社とのみ契約すれば良く、手間を最小限に抑えられます。
また、決済システムを構築・提供してくれるのもメリットです。事業者は提供されたシステムをサイトに組み込むだけでよく、開発コストを大幅に削減できます。
継続課金の決済システムを導入するなら『ペイジェント』がおすすめ!
継続課金の決済システムを導入するならペイジェントがおすすめです。ペイジェントはNTTデータと三菱UFJニコスが出資している決済代行会社です。
ペイジェントは専用の「継続課金サービス」を設けており、契約することで簡単に、継続課金のシステムを導入することができます。
新聞・雑誌などの定期購入や有料コンテンツサイトの会費徴収などに利用可能です。
「洗替」にも対応で継続率アップ
ペイジェントは「洗替」にも対応しているのが特徴です。カードの有効期限が切れた場合に、自動的にカード情報が更新され、決済失敗を防ぐことができます。
ユーザーが手動で更新する必要がなくなるので、解約率を下げることにも繋がります。
複数の決済手段に対応
ペイジェントは複数の決済手段に対応しているのも特徴です。
クレジットカード決済は5大ブランドすべてに対応しています。ユーザーが保有するカードの種類によっては利用できない、といったことがないようにできます。
また、クレジットカード決済以外にも、口座振替、キャリア決済に対応しています。カードを持っていないユーザーも取り込むことが可能です。
Anywhere(エニウェア)の対面申込にも対応
ペイジェントは決済端末「Anywhere」を利用した対面申込にも対応しているのが特徴です。初回申込が対面の場合に、クレジットカード情報を登録できるというオプションサービスです。
Anywhereなら対面でも安全にカード情報を扱うことができます。ネットだけではサービスの申込が完了しない場合に活用可能です。
『ペイジェント』に興味のある方は、以下の窓口からお気軽にお問い合わせください。サービス内容に関するどんな小さなことにも、スタッフが丁寧に回答させて頂きます。
まとめ
本記事では継続課金とは何かについて解説しました。継続課金の決済システムのメリットや、導入される代表的な決済手段についてお分かりいただけたかと思います。
継続課金のシステムは、売上を安定して獲得できることやユーザーの解約率を下げられることがメリットです。雑誌や健康食品の定期購入など、多くのサービスで導入されています。
継続課金システムを導入する際は、決済代行会社を活用するのがおすすめです。決済代行会社を利用することで、複数の決済手段を一括導入することができます。
継続課金システムではクレジットカード決済が主流に使われていますが、口座振替やキャリア決済など他にも多くの決済手段を導入することで、より多くのユーザーに対応できます。
ペイジェントは「継続課金サービス」も提供しています。継続課金システムの導入を検討している方は、お気軽にご相談ください。