2023/06/29
- サムネイル画像
- 訴求ボタン
- 決済導入(フォーム)
- この記事とあわせて読みたい
- オンライン決済とは?オフラインとの違いやメリット、決済の流れについて解説!
- この記事とあわせて読みたい
- カード決済とは?利用の流れやメリット・デメリットについて解説!
- この記事とあわせて読みたい
- ネットショップを早く・安く構築する方法
サブスク決済を導入したいと思うものの、どのように導入すれば良いか分からない、という方は多いのではないでしょうか。また、本当にサブスクを導入して売上アップに繋がるのか不安な方もいるでしょう。
サブスクはユーザーにとっても事業者にとってもメリットのある決済手段です。もちろん事業内容によって相性の良し悪しはありますが、導入することで継続した売上を得られる可能性が高くなります。
本記事ではサブスク決済とは何かについて解説します。サブスク決済のメリット・デメリットや導入方法についてまとめました。
リアル店舗やECサイトでサブスク決済を導入したい方はぜひ参考にしてください。
なお、導入実績約13,000社のサブスク決済サービス「ペイジェント」の詳細は下記のページにて記載しております。
目次
サブスク決済とは?

サブスク決済(サブスクリプション決済)とは、その都度料金を支払うのではなく、決められた日に定額の料金を支払う決済手段のことです。多くの場合は、1ヶ月ごとに料金を支払います。
サブスクの特徴としては次の3つが挙げられます。
- 料金を支払っている期間のみ利用できる
- 期間内なら提供されるサービスを何度でも利用できる
- 料金の支払いは自動で行われる
代表的なサブスクとしては、アマゾンプライムが挙げられます。アマゾンプライムは月額料金を支払うことで、提供されるサービスが何度でも使えるうえに、料金の支払いは毎月クレジットカードなどから自動で行われます。
サブスク決済は近年注目されており、ECサイトやリアル店舗で導入する企業が増えています。
矢野経済研究所の調査によると、2021年度の国内のサブスクサービスの市場規模は前年度比10.6%増の9,615億5,000万円となっています。また、今後右肩上がりに市場規模が伸びていく予想を立てています。
参考:サブスクリプションサービス市場に関する調査を実施(2022年) | ニュース・トピックス | 市場調査とマーケティングの矢野経済研究所
サブスク決済の主な支払い方法
サブスク決済を導入する場合、Web決済を使って毎月一定額が引き落とされるような仕組みを作る必要があります。具体的には、次のWeb決済が使われることが多いです。
- クレジットカード決済
- キャリア決済
- 口座振替
例えばクレジットカード決済の場合、最初にユーザーにカード情報を登録してもらいます。事業者は、登録されたカードから自動で振り込まれるように設定します。
なお、これらの決済を導入する際は、その決済を提供する会社と契約を行う必要があります。カード決済を導入するなら、VISAなどのブランドの加盟店契約に申込み、審査を受けなくてはいけません。
これらの契約を自分で行うのは大変なので、決済代行会社に契約を依頼することをおすすめします。契約代行会社に関しては、後ほど詳しく紹介していきます。
サブスク決済が多く導入されているサービス

サブスク決済が多く導入されている代表的なサービスをご紹介します。
- 動画・音楽配信サイト
- スポーツジム・フィットネス
- カフェ・レストラン
これら3つはサブスク決済との相性が良く、導入事例が特に多いです。上記3つでどのように導入されているかを理解することで、サブスク決済の実態を掴めるでしょう。
1つ1つのサービスについて詳しく解説します。
動画・音楽配信サイト
Spotifyやニコニコ動画などの動画・音楽配信サイトはサブスク決済を導入している場合が多いです。動画や音楽は1日に何個も楽しむ人が多く、その都度料金を支払うとなると、利用を躊躇ってしまうユーザーが多くいます。そのため、「月額1,000円で観放題」などにした方がユーザーも気兼ねなく楽しむことができます。
また、動画・音楽配信サイトは、「トライアル期間」を設けている場合が多く、最初の1ヶ月は無料で使えることもあります。トライアル期間を設けることで、利用ハードルを下げることが可能です。
スポーツジム・フィットネス
スポーツジムやフィットネスクラブなども、サブスク決済にしている場合が多いです。ジムなどもあまり利用頻度を考えずに利用したい方が多く、サブスクと相性が良いと言えます。
また、ジムなどは、細かくサブスクのプランが別れていることが多いです。例えば、「月額1万円プランならいつでも利用可能、5,000円プランなら土日のみ利用可能」など、利用状況に適したプランを選択できるようにすることで、不公平感を持つことなく利用できます。
カフェ・レストラン
最近はカフェやレストランなどもサブスク決済を導入している場合があります。
例えば、「月額1万でランチが毎日食べられる」などのサービスを導入し、競合他社との差別化を図る店舗は多くあります。飲食業界は新型コロナウイルスの影響で厳しい状況に置かれていることもあり、このような工夫を行って固定客を増やそうとする動きがあります。
ユーザー側のサブスク決済のメリット

ここまで「サブスク決済とは何か?」について解説しました。続いて、サブスク決済のメリットについてご紹介しましょう。まずユーザー側のメリットから解説します。
ユーザー側のメリットは次の3つです。
- お金の管理がしやすい
- 初期費用を抑えられる
- 好きなタイミングで解約できる
このようなメリットがあるため、サブスク決済は若い人を中心に人気を集めています。1つ1つのメリットについて詳しく解説します。
お金の管理がしやすい
サブスク決済の場合どんなに利用しても決済額が同じになるため、お金の管理がしやすいです。気になるコンテンツがあると、つい購入しすぎてしまう人はいますが、サブスクならそのような心配がありません。
支払いが膨れてしまうことを気にしなくて良い精神的メリットは大きいです。
初期費用を抑えられる
サブスクは月額料金こそかかるものの、初期費用はその分安い、あるいは無料であることが多いです。そのため手元にまとまったお金がない人でも、利用することが可能です。
仕事で使うアプリなどは、買い切り型とサブスク型の2種類が用意されている場合も多くあります。例えば、WordやExcelなどのOffice製品も買い切り型とサブスク型があり、利用頻度などに応じてどちらを購入するか選択できます。
好きなタイミングで解約できる
サブスクの場合、好きなタイミングで解約することが可能です。そのため、気になるサービスがあった場合、ひとまず試してみて合わなければ止めることができます。
なおサブスクには、解約後すぐに使えなくなるパターンと、元々の更新日までは使えるパターンがあります。どちらのパターンにするか、導入前に決めておく必要があるでしょう。
ユーザー側のサブスク決済のデメリット
事業者側のサブスク決済のメリット

続いて、事業者側のサブスク決済のメリットをご紹介します。メリットは次の3つです。
- 継続的な売上確保に繋がる
- 新規ユーザーを獲得しやすい
- 顧客データを活用できる
サブスク決済を導入することは、事業売上の向上に直結する可能性があります。サブスク決済には「自動的に支払いが行われる」という他の決済にはない特徴がありますが、この特徴は事業に大きな影響を与えます。
1つ1つのメリットについて詳しく解説しましょう。
継続的な売上確保に繋がる
一度登録したユーザーは、その後何か不満や嫌なことがない限りは、継続して利用してくれる場合が多いです。そのため、事業者は継続的な売上確保をしやすいメリットがあります。
もちろん、ユーザーが不満を持たないように、サービスの改良や問題点の解消は随時行う必要はあります。とはいえ、安定した売上を得られるのは企業にとって大きいです。
新規ユーザーを獲得しやすい
サブスク決済の場合、新規ユーザーを獲得しやすいです。何事も新しいことを始めるときは一番勇気がいるものですが、サービス利用の際も例外ではありません。
サブスク決済なら、初期費用も安いうえにいつでも解約ができるため、始める際のハードルを少しでも下げることが可能です。
顧客データを活用できる
意外と忘れがちなのが、顧客データを活用できる点です。
サブスクの場合すべてのサービスが使い放題になるため、ユーザーは本当に使いたいサービスを使うようになります。そのため、ユーザーの利用履歴を確認することで、「その人はどのコンテンツが好きか」などの情報を得ることが可能です。
例えば動画配信サイトなら、利用履歴からどの動画が好きか分析し、ユーザーごとにおすすめの動画をサイト内に表示させたり、メルマガで直接宣伝したりすることもできます。
事業者側のサブスク決済のデメリット
サブスク決済を導入するには?
サブスク決済のメリット・デメリットについて解説しました。導入にあたっていくらか注意すべき点はあるものの、基本的にはサブスク決済にはメリットが多いです。
しかし「サブスク決済をどう導入したら良いか分からない」という方は多いでしょう。導入方法は大きく分けて次の2種類です。
- 自分で用意する
- 決済代行会社を利用する
この2つは導入難易度や手順がまるで異なります。おすすめは「決済代行会社を利用する」方です。その理由も含めて、各導入方法について詳しく解説していきましょう。
自分で用意する
1つ目は自社でサブスクの仕組みを開発する方法です。自社で直接カード会社と契約し、各決済ごとにシステムを作れば一応不可能ではありません。
ただ、自社で用意するのは非常に大変です。また、カード会社それぞれと契約しなくてはならず、書類作成などの雑務にも時間を取られるでしょう。
決済代行会社を利用する
2つ目は決済代行会社を利用する方法です。多くの企業はこちらの方法を選択しています。
決済代行会社と契約すれば、サブスクシステムを提供してくれます。運営事業者用の管理画面も提供してくれるため、その画面からサブスクの設定を行えば、すぐにサービス開始が可能です。
また、決済代行会社は各カード会社などとの契約も代行してくれます。そのため、決済代行会社のみと契約すればよく、経理の負担を大幅に減らすことが可能です。
サブスク決済を導入するなら『ペイジェント』がおすすめ!
サブスク決済を導入するなら『ペイジェント』にぜひご相談ください。ペイジェントはNTTデータと三菱UFJニコスが出資している決済代行会社です。
『ペイジェント』のサブスク決済は、導入が非常に簡単なうえに、お客様ごとに最適なプランを提供するため費用も抑えることができます。申込から1ヶ月程度で導入することが可能です。
また、サポート体制が充実しているのも『ペイジェント』の魅力です。分からないことは電話やメールで相談できるため、安心してご契約いただくことができます。
ペイジェントに興味のある方は、以下の窓口からお気軽にお問い合わせください。サービス内容に関するどんな小さなことにも、スタッフが丁寧に回答させて頂きます。
よくある質問
まとめ
本記事ではサブスク決済について解説しました。サブスク決済のメリット・デメリットや導入ポイントなどがお分かりいただけたかと思います。
繰り返しになりますが、サブスク決済は「自動で決済される」という特徴が大きく、「ユーザーの利便性向上」や「事業売上の安定化」に大きく貢献してくれます。リアル店舗でもECサイトでもサブスク決済を導入する意味はあると言えるでしょう。
ただし、自分でサブスクの仕組みを作るのは非常に大変ですし、各カード会社とやり取りするのも手間がかかります。基本的には、決済代行会社を活用した方が良いでしょう。
サブスク決済を導入するなら、ぜひ『ペイジェント』にご相談ください。『ペイジェント』のサブスク決済なら、日々の決済運用も簡単に行うことが可能です。