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ECモールとは?種類やメリット・デメリットについて解説!

EC運営・ビジネス

2025/03/09

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ECモールとは楽天市場やAmazonに代表される、各ブランドが出店し商品を販売できるサービスを指します。ECモールに出店すべきか、それとも自社でサイトを構築すべきか、判断に困っている方も多いのではないでしょうか。

本記事ではECモールとは何かについて解説します。ECモールの種類やメリット・デメリットについてまとめました。

本記事を読むことでECモールに関する理解を深められます。ECモールの利用を検討している方や、ネットショップの運用に興味がある方はぜひ参考にしてください。

目次

ECモールとは?

モールとはショッピングモールのことであり、小売店が並ぶ商店街を意味します。ECはElectronic Commerceの略で、日本語では「電子商取引」という意味です。ネットショップなど、インターネットを通じて商品やサービスの売買を行う場所を指します。

つまりECモールは、商品・サービスの売買ができるインターネット上の商店街ということです。ECモールでは他の企業やブランドが出店し、それぞれ商品を販売しています。

代表的なECモールとしてはAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどが挙げられます。このような大手ECモールでは、容易に商品の販売ができるような仕組みが作られており、かつ多くのユーザーに商品を知ってもらえるため、「インターネットで商品を売りたい」という事業者からの人気が高いです。

ただし、一口にECモールと言っても形態は異なるので注意する必要があります。また、ECサイトに出店するデメリットもあるので、それも考慮したうえで活用することが大切です。

ECモールの種類

ECモールは大きく次の3つに分けられます。

  • テナント型
  • マーケットプレイス型
  • 総合管理型

この中で、総合管理型は毛色が異なります。基本的にECモールで商品を販売したい場合、テナント型かマーケットプレイス型かを選択することになります。

各ECモールの特徴について詳しくみていきましょう。

テナント型

テナントとはショッピングセンターやオフィスビルなどの一部の区画を借りて、店舗を開くことを指します。テナント型のECモールも同様に、大手サイトの1つのページを借りて自社専用ページとして運用します。楽天市場などがテナント型に該当します。

たとえば楽天市場の場合、サイト内にショッピングページを作成することが可能です。後は商品情報を登録すれば、商品を販売することができます。ブランドごとにショッピングページを作れるので特色を出しやすく、ユーザーにも覚えてもらいやすいのがメリットです。

デメリットはショッピングページ作成の手間がかかることです。また、ページのレイアウトが良くないと売上低下に繋がるので、見やすさを考慮して作成する必要があります。

マーケットプレイス型

マーケットプレイスとは、インターネット上で売り手と買い手を結びつける取引市場を指します。マーケットプレイス型のECモールの場合、1つのページを専用ページとして運用するというよりは、単に大手サイトに商品を掲載させてもらうイメージです。Amazonなどはマーケットプレイス型に該当します。

マーケットプレイス型の場合、ショッピングページの作成が不要です。商品を登録すれば良いだけなので、準備にかかる時間を最小限に抑えることができます。

デメリットは専用ページを作れない分、ブランドの特色を出しにくいことです。たとえばAmazonで商品を購入した場合、ユーザーは「Amazonで購入した」という認識を持ち、ブランド名は確認していないことも多くあります。

手間を抑えたいならマーケットプレイス型、ブランディングを重視したいならテナント型がおすすめです。

総合管理型

総合管理型は自社の複数のショップをひとまとめにしたECモールのことです。マーケットプレイス型やテナント型とは少し種類が異なります。これからインターネットで商品を販売したいという場合に、総合管理型を選択することはないので注意が必要です。

自社のショップをひとつのECモールにまとめることで、他のブランドにも興味を持ってもらえる可能性があります。ユーザー情報や商品情報を一元管理できるのもメリットです。

ECモールに出店するメリット

ECモールに出店するメリットは次の3つです。

  • ECサイトの開発が不要
  • ECモールの知名度を利用できる
  • ECモールのサポート・サービスを受けられる

ひとつひとつのメリットについて詳しく解説していきます。

ECサイトの開発が不要

ECモールに出店する場合、ECサイトの開発が不要になります。楽天市場などのテナント型の場合、ショッピングページの作成が必要ですが、それ以外にトップページや決済システムなどを作成する必要はありません。Amazonなどのマーケットプレイス型の場合は、ショッピングページの作成も不要で、商品登録を行うだけで販売することが可能です。

そのため、ECサイトの開発費用を抑えることができます。また、サイトを管理する手間もかかりませんし、サーバー代やドメイン代なども支払う必要がありません。

ECモールの知名度を利用できる

Alipayは日本人も使うことが可能です。少数ではあるものの、Alipayを導入することで日本人ユーザーからも使ってもらえます。

Amazonや楽天市場などの大手ECモールの場合は特に、そのサイトの知名度を利用できるのがメリットです。そのサイトで検索して商品を知ってもらえる可能性があります。また、サイトによっては「おすすめ商品」として、その商品に興味があると思われるユーザーのトップページで商品を紹介してもらえる場合もあります。

自社でECサイトを構築した場合、自社で集客を行う必要があります。広告を打ったりSNSを活用したりして、知名度を高めていかないといけません。知名度を高めるには時間もかかりますし、広告費なども多くかかってしまいます。ただ、その分知名度を獲得できればユーザーの囲い込みがしやすいというのはメリットです。

ECモールのサポート・サービスを受けられる

ECモールに出店する場合、出店者に対するサポートを受けられるのもメリットです。出店に関して不明点やトラブルがあれば、担当者からのサポートを受けられます。また、サービスによってはコンサルティングを受けられたり広告の出稿ができたりする場合もあります。

また、一部のサービスでは専用アプリから、売上の分析や注文の処理、在庫の管理などを行うことも可能です。このようなサービスを活用することは、運用の効率化に繋がります。

ECモールに出店するデメリット

ECモールに出店するデメリットは次の4つです。

  • ランニングコストが高くなる
  • 競合と価格競争になりやすい
  • 独自性を出しにくい
  • 顧客データの活用が制限される

場合によってはECモールに出店するよりも、自社でサイトを構築した方が良い可能性もあります。特にこのようなデメリットが大きいと感じる場合は、ECモールを活用しないことも検討してみましょう。

ひとつひとつのデメリットについて詳しく解説していきます。

ランニングコストが高くなる

ECモールを活用する場合、初期費用は抑えられるものの、ランニングコストが高くなってしまいます。ECモールに月額料金を支払わなくてはいけません。

また、商品を販売する度に販売手数料がかかります。そのため、売上が多く上がっても利益は思ったより増えないという場合もあります。

自社サイトで商品を販売する場合は、このような費用は一切かかりません。

競合と価格競争になりやすい

競合と価格競争になりやすいのもデメリットと言えます。規模の大きいサイトには多くのブランドが出店しており、自社と似たような商品が販売されている場合もあります。

似たような商品が並ぶ場合、価格が安い方がどうしても選ばれやすいため、価格競争に陥る可能性があります。価格競争になれば利益率が下がってしまいます。

一方で自社サイトの場合は、知名度を獲得するのは大変ですが、一度知名度を獲得しユーザーの囲い込みができれば、競合より値段が高くても買ってもらいやすいです。

独自性を出しにくい

独自性を出しにくいのもデメリットと言えます。特にマーケットプレイス型の場合、ブランド名を覚えてもらいにくいです。また、テナント型もECモールが用意したテンプレートに従ってショッピングページを作成することになるため、独自性を出すのが難しいです。

独自性が出せないとファンを獲得することができなくなり、売上が伸び悩む可能性があります。ファンの獲得を重視したい場合などは、自社サイトの運用も視野に入れましょう。

顧客データの活用が制限される

ECモールの場合、顧客データの活用が制限されるのもデメリットです。顧客データを抽出・分析することは、商品の品質改善やマーケティング戦略の見直しに繋がります。

楽天市場やAmazonなどのECモールには、売上を分析するツールなどが導入されていますが、ツールを自分でカスタマイズし、欲しいデータを抽出するといったことはできません。

ECサイトを自社で構築する手もある

ここまでECモールのメリット・デメリットを解説してきました。インターネット上で商品を販売したい場合、ECモールを活用するのではなく、ECサイトを自社で構築する方法もあります。場合によっては自社で構築した方が利益を上げられる可能性があります。

ECモールよりも自社サイトの方がブランドの特色を出しやすいです。たとえば、トップページにアニメーションを付けるなど、サイトデザインを自由に決められ世界観を構築することができます。

また、ECモールの月額料金や販売手数料がかからない分、ランニングコストを抑えられるのもメリットです。

ただし、自社サイトには初期費用がかかることや、集客が難しいことなどデメリットもあります。そのため、最初はECモールを活用し、軌道に乗ってきたら自社サイトに移行するという手もあります。

自社サイトに決済システムを導入するなら『ペイジェント』がおすすめ!

自社サイトで商品を販売するなら、決済システムが必要です。更に、クレジットカード会社などの加盟店にならないといけません。

自社サイトに決済システムを導入するならペイジェントがおすすめです。ペイジェントは決済代行会社であり、決済システムの提供を行っています。自社サイトに決済システムを組み込めば良いだけなので、手間を省くことが可能です。

また、ペイジェントはカード会社などとの加盟店契約を代行します。ペイジェントと契約するだけで、各ブランドをまとめて導入することが可能です。また、カード決済以外にも、キャリア決済やATM決済など幅広い決済手段にペイジェントは対応しています。

『ペイジェント』に興味のある方は、以下の窓口からお気軽にお問い合わせください。サービス内容に関するどんな小さなことにも、スタッフが丁寧に回答させて頂きます。

お問い合わせへ

まとめ

本記事ではECモールとは何かについて解説しました。ECモールのメリット・デメリットがお分かりいただけたかと思います。

開発コストなどの初期費用を抑えられることや、大手サイトの知名度を利用できることなどは、ECモールに出店する大きなメリットです。

一方で、ランニングコストが多くかかることで、独自性を出しにくいことなど、いくつか注意しなくてはならない点もあります。このようなデメリットが大きいと判断される場合は、自社サイトを構築するのも選択肢の1つです。

自社サイトで商品を販売する場合は決済システムを用意する必要があります。決済システムを用意する際はペイジェントの活用もぜひ検討してみてください。ペイジェントなら、ECサイトで主要に使われる決済手段を一括導入することも可能です。

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