2023/04/15
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ECサイトを運営するためには、決済代行会社との契約が必要と知ったものの、手数料がいくらかかるか分からないという方も多いのではないでしょうか。新しい事業を行う際にやはり気になってくるのは「どの程度初期費用・月額費用がかかるか」ということでしょう。
本記事では、決済代行会社の利用にかかる手数料についてまとめました。加えて、決済代行会社のメリットや選定ポイントなどについても解説していきます。
本記事を読むことで、決済代行会社を利用する際の疑問を解決することができます。ECサイト運営などを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
決済代行会社とは?
決済代行会社は、「クレジットカード会社などとの契約および金銭のやり取りを代行してくれる会社」を指します。
ECサイトなどを運営する場合、オンライン決済ができる仕組みが必要です。オンライン決済を導入するためには、カード会社と契約を結び加盟店にならないといけません。
そまた、カード会社には手数料も支払う必要があります。そういった面倒な処理を代行してくれるのが、決済代行会社です。
代行会社の仕組み・手数料について
具体的な手数料についてみていく前に、決済代行会社の仕組みについて解説します。「どのタイミングで手数料がかかるのか」「誰に手数料を支払う必要があるのか」についても説明しましょう。
分かりやすく説明するために、まずは「代行会社を使わない場合の決済の流れ」を解説します。
代行会社を使わない場合の決済の流れ
代行会社を使わない場合、ECサイトの運営企業が直接カード会社と契約を交わし、サイト内にクレジットカード決済の仕組みを導入します。
代行会社を使わない場合、ECサイトでは次のような流れで決済が行われます。
- ユーザーがカードで商品を購入する
- カード会社の元に購入通知が届く
- カード会社が、手数料を引いて運営企業に入金する
- カード会社が、ユーザーの口座からお金を回収する
代行会社を使う場合、カード会社は代行会社に入金し、代行会社が運営企業に入金する流れとなります。運営企業は、カード会社と代行会社の両方から手数料を引かれることになります。
決済代行会社には手数料以上のメリットがある
決済代行会社を使う流れについて解説しました。決済代行会社を使う場合、手数料を二重に取られるため「決済代行会社を使わない方が良いのでは?」と思った方もいるかもしれません。
しかし、決済代行会社には手数料以上のメリットがあります。そのため、ECサイトを運営する企業のほとんどは、決済代行会社を利用しています。特に個人事業主や小規模な会社の場合、代行会社を使わず自分達で管理するのは、かなり難しいです。
決済代行会社には具体的には、次の4つのメリットがあります。
- 決済導入の負担が減る
- 決済運用の負担も減る
- セキュリティを強化できる
- 決済手段の選択がしやすくなる
1つ1つのメリットについて詳しく解説していきます。
決済導入の負担が減る
決済代行会社を使えば、決済導入の負担が大幅に減ります。代行会社を使わずにカード決済を導入する場合、すべてのカード会社と契約しないといけません。更に、ユーザーの利便性の高めるために、コンビニ決済や電子マネー決済まで導入するとなると、多くの負担がかかります。
カード会社などと契約するには、書類を準備しなくてはいけませんし、審査に合格するための対策も取る必要があります。決済代行会社を使う場合は、代行会社のみと契約すれば良いため、導入にかかる事務処理を減らすことが可能です。
決済運用の負担も減る
決済代行会社を使うことで、運用時の負担も減らすことが可能です。
各決済機関によって、入金タイミングは異なります。そのため、代行会社を使わない場合、月に何度も入金確認などの経理作業を行わなくてはいけません。また、入金確認も各決済機関ごとに別々の管理画面で行わないといけません。管理画面が増えれば、それだけ業務フローが複雑化します。
決済代行会社を使えば、月に1度まとめて入金してもらえます。また、代行会社が用意する1つの管理画面のみで対応できるため、業務フローがシンプルになります。
セキュリティを強化できる
決済代行会社を使うことは、セキュリティも強化することに繋がります。
決済代行会社を使わない場合、セキュリティ対策もすべて自社で構築しないといけません。もし、会社がハッキングなどの被害に遭遇し、カード情報が漏洩したら大変です。
決済代行会社が提供するシステムは、国際的なセキュリティ基準に準拠して構築されている場合が多いです。クレジットカード情報も厳格な基準で管理されています。
もしもの場合に備えるためにも、決済代行会社を使うことをおすすめします。
決済手段の選択がしやすくなる
決済代行会社を使うことで、決済手段の選択がしやすくなります。
決済手段によって「手数料」や「ユーザーの認知度」などは異なります。「どの決済を導入するのが費用対効果が高いか」を検討するのは大変です。その上、手数料は公開していない場合も多いため、一々問い合わせて聞かないといけません。
決済代行会社は、各決済機関の手数料などの情報を保有しています。代行会社を使う場合、それらの情報を教えてもらえるため、スムーズに決済手段の選定を行うことが可能です。
また、会社によっては、どの決済手段が良いかアドバイスしてくれます。顧客層やECサイトの規模などを踏まえたうえで、費用対効果が高い決済を提案することが可能です。
決済代行会社の費用・手数料
決済代行会社を使う場合、次の3種類の費用・手数料がかかります。
- 初期費用
- 月額費用
- 手数料
「できるだけ利用料金を抑えたい」場合は、まずこの3つの違いを抑えることが大切です。この3つは、支払いが発生するタイミングなどがそれぞれ異なります。
各費用・手数料について詳しく解説していきます。
初期費用
初期費用は、代行会社と契約する時点でかかる費用です。初期費用には、ECサイトに決済システムを組み込むためのサポートや、管理画面の導入サポートなどが含まれます。
初期費用は会社によっては無料の場合もあります。
月額費用
月額費用は、毎月発生する固定費用のことです。決済金額や利用件数に関係なく、毎月決められた費用が発生します。月額費用には、顧客情報の管理コストや、決済に必要な機器の運用・保守費用、などが含まれます。
手数料
手数料は、月額費用以外にかかる費用のことです。どういった手数料がかかるかは、会社によって異なります。代表的な手数料としては、次の3つが挙げられます。
- 決済手数料
- トランザクション料
- 振込手数料
決済手数料
決済手数料は、決済1件ごとにかかる手数料のことです。決済手数料は決済額によって料金が変動します。また、決済の種類やカード会社によっても変わる場合があります。
トランザクション料
トランザクション料は、決済データを決済サービス事業者へ転送する際にかかる通信費用のことです。決済手数料同様に、決済1件ごとに発生します。料金は定額の場合もありますが、決済額によって変動する場合もあります。
振込手数料
振込手数料は、指定口座に入金してもらう際に発生する費用のことです。
振込手数料は入金される度に発生します。ただ、入金は1ヶ月にまとめて行うことが多いため、そこまで多くの手数料がかかることはありません。
振込手数料だけでなく、「支払いサイト」も確認することをおすすめします。支払いサイトとは、「締日から振り込まれるまでの日数」のことです。
たとえば、ペイジェントでは、支払いサイトは「9営業日」となっています。ただ、「早期入金オプション」すれば、最短で支払いサイトを「5営業日」にすることが可能です。このように、会社によって、「入金がいつ行われるか」は異なります。
手数料を加味して決済代行会社を選ぶポイント
最後に、決済代行会社を選択するポイントについてまとめました。ポイントは次の2つです。
- 各種サービスの料金体系を比較する
- オプション機能も踏まえて選択する
2つのポイントを意識することで、よりお得にサービスを利用する選択を取ることができます。1つ1つのポイントについて詳しく解説します。
各種サービスの料金体系を比較する
決済代行会社を選ぶ際は、各種サービスの料金体系を比較しましょう。ここまで、初期費用や月額費用、手数料などについて解説しましたが、会社によって「初期費用が無料」「手数料が細かく別れている」など、料金体系は大きく異なります。
初期費用が無料の場合、その分月額費用が高い場合も多いです。なので、自社でかけられる「初期コスト」や「運用コスト」を踏まえて、バランスの取れた料金体系を考えることが大切です。
料金体系を比較するためにも、代行会社を選ぶ際は複数社から見積もりを取りましょう。複数社の手数料や初期費用を比較し、自社にマッチした会社を選定するのが基本です。
オプション機能も踏まえて選択する
自社の希望とマッチするオプション機能があるかもポイントです。
決済代行会社によっては、オプション機能が備わっていることがあります。追加料金を支払うことで、より業務効率化に繋がるサービスを利用することができます。
たとえば、ペイジェントが提供するオプションには次のようなものがあります。
- 継続課金サービス
- クレジットカード洗替サービス
- メールオーダー
- テレフォンオーダー
決済代行会社は『ペイジェント』がおすすめ!
決済代行会社を選定する際は、手数料だけでなく「決済手段の豊富さ」や「セキュリティ」、「サポート内容」など、あらゆる面を踏まえたうえで判断することが大切です。
どの決済代行会社を頼るべきか分からない場合、ぜひペイジェントにお任せください。
ペイジェントは「加盟店数50,000件以上」の実績を持つ決済サービス会社です。
ペイジェントでは、
- クレジットカード
- コンビニ
- ATM
- 銀行ネット
- キャリア
- 電子マネー
など、数多くの決済手段をご用意しています。
また、お客様の業務コストを削減するために、複数のご利用方法を提供しています。
- モジュール(API)
- リンク(ASP)
- メールリンク
- 売上管理ツール
- SMS
ペイジェントに興味のある方は、以下の窓口からお気軽にお問い合わせください。サービス内容に関するどんな小さなことにも、スタッフが丁寧に回答させて頂きます。
まとめ
本記事では決済代行会社の手数料について解説しました。手数料の種類や自社に合った代行会社を選定するポイントなどが、ご理解いただけたかと思います。
手数料の金額や料金体系などは、サービスによって異なるため、自社に適したものを選択することが大切です。そのためには、手数料だけでなく、オプション内容や決済手段、サポート内容の手厚さなども確認し、総合的に良し悪しを判断することが必要でしょう。
どの会社を選択すべきか分からない場合は、ぜひペイジェントにご相談ください。ペイジェントは、単に決済代行プログラムをご提供するだけでなく、ECサイトの種類やお客様の事業課題などを踏まえたうえで、「どの決済を導入するのが良いか」など細かくご提案することが可能です。