2023/04/17
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決済代行会社の利用に興味があるが、どのようなメリット・デメリットがあるか分からない、という方も多いのではないでしょうか。使ったことない方にとっては、決済代行会社はどういったサポートを行ってくれるのか分かりにくいかと思います。
本記事では決済代行会社のメリット・デメリットについて解説します。また、メリットを最大化させるための決済代行会社の選択方法についてもまとめました。
本記事を読むことで、決済代行会社に関する理解を深めることが可能です。ECサイトの運営を予定しており、決済代行会社導入に興味がある方はぜひお読みください。
目次
決済代行会社とは?

決済代行はその名の通り、決済を代行してくれる会社のことです。クレジットカード会社などの各決済機関との契約ややり取り、入金確認などを代行してくれます。「収納代行」や「集金代行」とも呼ばれることが多いです。
ECサイトを運営する場合、ただでさえ多くの雑務が発生します。できるだけ雑務を減らしコア業務に集中できるようにするためにも、決済業務は専門会社に代行することをおすすめします。
決済代行会社を利用することで、「業務効率化」「導入コスト削減」が実現します。
決済代行会社を使うメリット

決済代行会社を使うメリットは次の6つです。
- 各決済機関とのやり取りが必要なくなる
- 入金がまとめてされるようになる
- 決済管理がしやすくなる
- 決済導入までのスピードが早くなる
- セキュリティ向上に繋がる
- ECサイト運用に関するアドバイスがもらえる
このように数多くのメリットがあるため、決済代行会社は幅広い業界・業種で使われています。これらのメリットを良いと感じるなら、決済代行会社利用をおすすめします。
1つ1つメリットについて詳しく解説します。
各決済機関とのやり取りが必要なくなる
決済代行会社は、各決済機関との契約やその後のやり取りを代行してくれます。
クレジットカード決済を導入する場合、様々なカード会社と契約しなくてはいけないため、契約だけでも多くの雑務が発生します。また、カード会社では加盟店審査も行われ、利用できるようになるまでの期間がカード会社によって異なるため、対応に手間がかかります。
こういった面倒な雑務を引き受けてくれるのが、決済代行会社です。決済代行会社を利用する場合、1社とやり取りすれば良くなるため、事務作業が大幅に減ります。
入金がまとめてされるようになる
決済代行会社を利用すると、入金が一括でされるようになります。クレジットカード決済を導入する場合、5大ブランドと契約を行う必要がありますが、各会社の入金タイミングはそれぞれ違います。そのため、月に何回も入金確認などの経理作業を行わなくてはいけません。
決済代行会社は、複数のカード会社の入金を1日でまとめて入金してくれます。そのため、経理の負荷を減らすことができます。
入金のタイミングに関しては、決済代行会社によって異なります。ちなみに『ペイジェント』の場合は、基本的には支払いサイトは9営業日となっていますが、オプション料金を支払うことで最短5営業日で入金を行うように変更することが可能です。
決済管理がしやすくなる
決済代行会社を使うことで、決済の管理がしやすくなります。代行会社を使わない場合、各カード会社ごとに管理画面を用意し、それを使いこなさなくてはいけません。代行会社を使う場合は、1つの管理画面で複数社の決済状況を管理することが可能です。
1つの画面で管理できればやはり経理の負荷が減ります。また、決済状況も把握しやすくなり、ヒューマンエラーも減らすことができます。
決済導入までのスピードが早くなる
決済代行会社を使うことで、決済導入までのスピードを早めることが可能です。通常、新しい決済を導入する際は、個別にシステムを用意しないといけません。決済方法によってデータ形式や接続ルールは異なるため、同じプログラムで対応するというのは難しいです。
決済代行会社を使う場合、1つのシステムだけで、複数決済を導入することができます。そのため、新しい決済をすぐに導入することが可能です。
特に最近は、オンライン決済が普及してきて、決済手段が多様化してきています。流行の決済は早めに導入することが重要であり、そのためには決済代行会社は欠かせません。
セキュリティ向上に繋がる
決済代行会社を使うことは、セキュリティ向上にも繋がります。ハッキングなどの被害に合った場合、顧客情報が漏洩する可能性があるため、セキュリティ対策を厳重に行う必要があります。
決済代行会社は独自のセキュリティ対策を持つのに加え、豊富なセキュリティ強化のためのオプション機能を提供してくれます。それらをうまく活用することで、大事なシステムのセキュリティ対策を講じることができます。
ECサイト運用に関するアドバイスがもらえる
決済代行会社からは、ECサイト運用に関するアドバイスをもらうことができます。特に個人でECサイトを運用する場合、間違った集客方法や施策導入を行ってしまいがちなので、客観的なアドバイスを第三者からもらった方が良いです。
決済代行会社は、「導入すべき決済手段」や「カード会社の審査を通過する方法」など幅広くアドバイスしてくれます。
決済代行会社を使うデメリット

続いて、決済代行会社を使うデメリットについて解説します。デメリットは次の3つです。
- 手数料がかかる
- 決済代行会社の質には差がある
- 決済代行会社の予定に合わせる必要がある
決済代行会社を使う前に、これらのデメリットも留意しておくべきでしょう。1つ1つのデメリットについて、詳しく解説します。
手数料がかかる
決済代行会社を使う場合、手数料がかかってしまいます。手数料の額は代行会社によって異なりますが、中には高めに設定されている場合もあります。
カード決済を導入する場合、カード会社にも手数料を支払う必要があります。そのため「二重に手数料を支払うのは損なのでは?」と思う方もいるかもしれません。
ただ、決済代行会社は手数料以上のメリットがあります。代行会社の利用によって、初期コストや運用コストが減る可能性が高く、トータルで見れば得であることがほとんどです。
なので「手数料がかかる」というデメリットはそれほど気にする必要はありません。
決済代行会社の質には差がある
決済代行会社の質には差がある傾向があります。そのため、契約前にその会社のサービス内容や評判などをしっかり確認する必要があります。
例えば、「決済手段が限られている」「サポート内容があまり手厚くない」「運用に関するアドバイスが的確ではない」といった代行会社もあります。
決済代行会社の予定に合わせる必要がある
決済代行会社を使う場合、会社の都合に合わせないといけない場合もあります。
決済代行会社は、システムのアップデートやメンテナンスを定期的に行うため、その期間はサービスの利用ができなくなります。もちろん事前に告知はしてもらえるため、予め予定を合わせることは可能です。
このデメリットもそこまで気にする必要はありませんが、留意しておくべきことではあります。
デメリットを補うための決済代行会社の選び方

ここまで決済代行会社のメリット・デメリットを解説しました。決済代行会社のデメリットを補うには、より優れた代行会社を選定することが重要です。
そこで、決済代行会社の選定ポイントについてまとめました。選定ポイントは次の5つです。
- 決済手段が豊富か
- セキュリティ対策を重視しているか
- 決済代行会社の信頼性は高いか
- 手数料や初期費用などは適切か
- 管理ツールは使いやすいか
この5つのポイントを比較し、自社によって最適な代行会社を選定することが大切です。1つ1つのポイントについて詳しく解説していきます。
決済手段が豊富か
決済手段が豊富かどうかは、まず確認したい事項です。カード決済のみだと、どうしてもユーザーを取りこぼしてしまいます。最近ではポイントがお得な電子マネー決済が多く登場しており、そちらで決済したいユーザーも多くいます。
決済手段に関しては決済代行会社のホームページに記載されているので、事前に確認しましょう。
ただ、決済代行会社は手数料以上のメリットがあります。代行会社の利用によって、初期コストや運用コストが減る可能性が高く、トータルで見れば得であることがほとんどです。
また、「新しい決済が登場したら、すぐに対応してくれるか」も担当者に質問しておくことをおすすめします。決済方法は流行り廃りが激しく、トレンドをいち早く導入するのもポイントのためです。
セキュリティ対策を重視しているか
決済代行会社のセキュリティ技術も確認しておきましょう。「過去に情報漏えいなどの失態を犯してないか」を確認するのはもちろんのこと、公式サイトにセキュリティ対策について具体的に書かれているかもチェックした方が良いです。
確認ポイントの1つに「PCI DSS」の有無が挙げられます。「PCI DSS」はクレジットカード情報を取り扱うために作られたセキュリティ基準です。
決済代行会社の信頼性は高いか
決済代行会社の信頼性が高いかどうかも確認すべきポイントです。代行会社が万が一倒産してしまうと、未入金の売上がそのまま振り込まれない可能性もあるためです。
決済代行会社の信頼性を確認するためにも、次の項目を確認しましょう。
- 過去の加盟店数
- 会社の規模・業績
- 加盟店の評価・口コミ
- サービスの知名度
- 上場の有無
手数料や初期費用などは適切か
手数料や初期費用などの金額が適切かも確認したいです。契約する際は、複数社に見積もりをしてもらい、自社にもっとも適した決済代行会社を選ぶのが基本です。
料金形態は企業によって異なります。例えば「初期費用が無料だがその分月額料金が高い」という会社もあります。そのため、「初期コスト・運用コストはいくらかけられるか」を予め計算し、総合的に判断することが大切です。
なお、手数料などは安ければ良いというわけでもありません。あまりにも安い場合、管理システムが使いにくかったり、決済手段が少なかったりする可能性もあります。費用と質のバランスを考えることが大切です。
管理ツールは使いやすいか
決済代行会社が提供する管理ツールの使いやすさも確認しましょう。管理ツールが使いにくいと、大して事務作業が効率化されない可能性もあります。
例えば、
- 「決済情報を細かい条件で絞り込み検索できるか」
- 「キャンセルや料金変更などの対応がスムーズにできるか」
- 「ログインユーザーごとに操作権限を細かく設定できるか」
などといった事項を確認してみましょう。
決済代行会社は『ペイジェント』がおすすめ!
ここまで決済代行会社の選定ポイントを解説しました。しかしながら、決済代行会社は現在数が増えており、どの会社に依頼すべきか迷うことも多いかと思います。
決済代行会社の選定に悩むなら、『ペイジェント』がおすすめです。ペイジェントはNTTデータと三菱UFJニコスが出資している代行会社であり、月間代行件数が50,000件を突破している実績を持ちます。
他の会社と比べても決済手段が豊富であり、トレンドやビジネスモデルに合わせて最適な決済を導入することが可能です。また、高度なセキュリティ技術を保有しており、顧客情報を厳重に管理することができるため、安心して代行業務をお任せいただくことができます。
ペイジェントに興味のある方は、以下の窓口からお気軽にお問い合わせください。サービス内容に関するどんな小さなことにも、スタッフが丁寧に回答させて頂きます。
まとめ
本記事では決済代行会社のメリット・デメリットを解説しました。決済代行会社は確かに、「手数料がかかる」などのデメリットはありますが、メリットの方が遥かに多くあります。
1からECサイトを運営する場合、カード会社との契約やシステム開発を行うのに多くのコストがかかります。決済代行会社を使った方が初期コスト・運用コストが抑えられます。
どの決済代行会社を選ぶべきか分からない場合、ぜひペイジェントにご相談ください。ペイジェントは、決済代行会社の中でもサポート実績が豊富なうえに、高度なセキュリティ技術を有しているため、安心してご契約いただくことが可能です。