2025/03/09
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ストック型ビジネスは昨今注目されているビジネスモデルですが、どういったものなのか分からない、という方も多いのではないでしょうか。
本記事ではストック型ビジネスとは何かについて解説します。ストック型ビジネスのメリット・デメリットやフロー型ビジネスとの違いについてまとめました。
本記事を読むことで、ストック型ビジネスについて知見を深められます。ストック型ビジネスに興味がある方や、これからストック型ビジネスを始めようと考えている方は、ぜひお読みください。
目次
ストック型ビジネスとは?

ストック型ビジネスとは、明確な定義は定められていませんが一般的には「収益が自動的に発生するビジネスモデル」を指す場合が多いです。
サブスクリプションサービスなども、ストック型ビジネスに入ります。また、ブログを作成して広告収入を得るのも、ストック型ビジネスの1種と言えます。
ストック型ビジネスの特徴は、上手くいけば労働にかける時間以上の収益を発生させられることであり、昨今注目されているビジネスモデルの1つです。
ストック型ビジネスの種類
ストック型ビジネスと一口にいってもさまざまな種類があります。代表的なストック型ビジネスの種類は次のとおりです。
- 定期購入型:商品を一定期間ごとに自動購入してもらう
- 会員型:会員になることで会員料を支払ってもらう
- レンタル型:商品・サービスを貸すことで収益を得る
- 権利使用型:著作権やノウハウの使用料を支払ってもらう
一般的にストック型ビジネスと呼ばれるのはこのあたりです。
他には、電気やガスなどのインフラや保険商品、賃貸貸付なども、継続して収益を発生できるということからストック型ビジネスの1種と呼べます。
ストック型ビジネスのメリット・デメリット

続いて、ストック型ビジネスのメリット・デメリットについて解説します。
ストック型ビジネスの良い面だけでなく悪い面まで把握したうえで、サービスを行うべきか判断しましょう。
メリット
ストック型ビジネスのメリットは収益を安定させやすいことです。登録しているユーザーに、一定間隔で使用料を支払ってもらったり、広告料を受け取ったりする仕組みなので、売上が予想から大きく減少する可能性は低いと言えます。
また、成功すれば大きな収入を得られるのもメリットです。労働力を費やさなくても売上を伸ばせるのがストック型の特徴であり、売上に比例して人件費や経費をかける必要がなく、手元に残るお金を増やすことができます。
デメリット
ストック型ビジネスのデメリットは初期コストが多く発生することです。たとえば、定期宅配サービスを運営する場合、Webサイトの開発費用がまずかかります。加えて、ユーザーを呼び込むために広告費も多く使わないといけません。
最初の売上を発生するのに時間がかかる可能性があるのもデメリットです。サービスの知名度が高まらないと、十分な売上を確保できません。
場合によっては、サービスが軌道に乗るまで何年もかかる場合もあります。加えて、ストック型ビジネスは必ずしも成功するとは限らないので注意が必要です。
その代わり、一度軌道に乗れば安定して収入を得やすいです。
ストック型とフロー型の違いとは?

ストック型ビジネスと対照的なのがフロー型ビジネスです。
フロー型ビジネスは、労働を対価に収益を得るビジネスモデルを指します。ストック型と異なり、労働し続けないと収益を発生させられないのが特徴です。
たとえば、スーパーやコンビニ運営などは、典型的なフロー型ビジネスと言えます。スーパーやコンビニにもし誰も従業員がいなかったら、売上を発生させることはできません。
フロー型は、売上発生時は常に労働を続けている必要があります。一方で、動画配信サブスクリプションを運営するなどのストック型は、労働をしていない時間も収益を得られます。
ただし、注意すべきなのは、ストック型ビジネス=不労所得、ではない点です。あくまで、労働時間外も収益を得られるというだけです。動画配信サブスクリプションの運営であれば、Webサイトの運用・保守や新しい動画の配信設定などは行う必要があります。
フロー型ビジネスのメリット・デメリット

続いて、フロー型ビジネスのメリット・デメリットについて解説します。ストック型ビジネスとはどのような違いがあるのか具体的にみていきましょう。
メリット
フロー型ビジネスのメリットは、売上を発生させるまでが早いことです。ユーザーに商品・サービスを1回購入してもらえば良いためです。
もちろん、広告費などの初期投資が必要なのはビジネス型と同様ですが、営業を始めるとすぐに収益化できるのはフロー型の方と言えます。
デメリット
フロー型のビジネスのデメリットは、売上を安定させにくい点です。
ストック型ビジネスは一度契約したユーザーは継続的に支払ってもらえる場合が多く、売上がいきなり減少する可能性は低いと言えます。しかし、フロー型ビジネスは商品を販売する度にユーザーと契約する必要があり、その期間の契約が少なければ売上は大幅減少します。
また、多くの労働力を費やさないと売上を伸ばしにくいのもデメリットです。たとえばスーパーの運営でもっと多くの売上を出そうと思ったら、人員を増やしたり店舗数を増やしたりする必要があり、多くの経費や人件費が同時にかかってしまいます。
ストック型ビジネスの成功事例

続いて、ストック型ビジネスの成功事例について解説します。
次の3パターンの成功事例についてみていきましょう。
- 定期宅配サービス:コープ・生協、nosh、BASE FOOD
- 動画配信サブスクリプション:Netflix、U-NEXT、Hulu
- マッチングサービス:クラウドワークス、メルカリ、食べログ
定期宅配サービス:コープ・生協、nosh、BASE FOOD
定期宅配サービスは代表的なストック型ビジネスの1つです。
「コープ・生協の宅配」は一定間隔で生活シーンに合わせた商品が届くというサービスであり、買い物の手間を省けることや、外食費を節約できることから幅広い世代に人気があります。
また、noshやBASE FOODといった健康的な食事や完全栄養食も、定期宅配サービスと相性が良いです。一定間隔で商品が届くため、健康食品などを続けやすいメリットがあります。
動画配信サブスクリプション:Netflix、U-NEXT、Hulu
アプリ外課金の場合、手数料が一切発生しないのは大きいです。
動画配信サブスクリプションも人気の高いストック型ビジネスモデルです。NetflixやU-NEXT、Huluといったサービスは月額料金を支払えば、動画が見放題になります。
どの動画配信サービスでも見られる動画もあれば、そのサービスでしか配信されていない独占動画もあります。映画をたくさん見る方は料金面を気にせず楽しむことが可能です。
新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、自宅で過ごす時間が長くなったのも、動画配信サブスクリプションの人気を後押ししたと言えます。
また、このようなサブスクリプションは、最初の1ヶ月のみ無料で使える場合も多いです。サブスクリプションは最初の支払いがもっとも心理的ハードルが高いと言われていますが、とりあえず無料で使ってもらうことで、心理的ハードルを下げることができます。
マッチングサービス:クラウドワークス、メルカリ、食べログ
マッチングサービスというと出会い系が有名ですが、他にも多くの種類があります。
クラウドワークスは仕事を発注したい企業と受注したいフリーランスや副業ワーカーをマッチングさせるサービス、メルカリは自宅の物を売りたい人と中古商品を買いたい人をマッチングさせるサービス、食べログは外食店を経営している人と外食先を探している人をマッチングさせるサービスです。
マッチングするためのプラットフォームを提供する側は、一度サービスを構築してユーザーを確保できれば、安定して収入を確保できます。
マッチングサービスにおいて重要なのが評価システムです。クラウドワークスなどは他の人が付けた評価を見ることができるので、信頼できる相手かを判断したうえで契約できます。
ストック型ビジネスを行うには決済システムが必要

ストック型ビジネスを行うなら決済システムを用意する必要があります。
ネットで商品・サービスを販売する場合、代金引換や銀行振込などの決済手段だけ用意しても運営は可能です。しかし、これらの決済手段は仕組みを作るのは簡単ですが、ユーザーにとって利便性が高くないのがデメリットです。
そのため、基本的にはオンライン決済を導入することをおすすめします。クレジットカード決済やキャリア決済などのオンライン決済は、その場で支払いができるのがメリットです。
ただ、クレジットカード決済などを導入するには専用のシステムが必要になります。決済システムを1から構築するのは非常に大変です。
決済システムを導入する場合は決済代行会社を活用する
ストック型ビジネスを始めるために決済システムを導入する場合は、決済代行会社を活用するのがおすすめです。決済代行会社は、決済の導入・運用に必要な手続きなどを代行してくれる会社を指します。
決済代行会社は、決済システムの構築・提供も行っています。事業者は自社サイトと決済システムを連携させるだけで良く、開発コストを大幅に下げることが可能です。
また、クレジットカード会社などとの契約も代行してくれます。決済手段を導入する場合、決済を提供する会社と1社ずつ契約しなくてはならず、かかる手間が膨大です。決済代行会社を利用する場合、契約に必要な手続きを代行してくれるため事務コストも下げられます。
決済システムを導入するなら『ペイジェント』がおすすめ!
決済システムを導入するならペイジェントがおすすめです。ペイジェントはNTTデータと三菱UFJニコスが出資している決済代行会社であり、導入実績が豊富なのが特徴です。
サブスクリプションなどのストック型ビジネスを始める場合にも活用できます。ペイジェントと契約すれば、複数の決済手段をまとめて導入することが可能です。ペイジェントはクレジットカード決済やキャリア決済など、幅広いオンライン決済に対応しています。
また、入金サイクルが早いのもペイジェントの強みです。通常でも入金日は締め日から9営業日となっています。更に、「早期入金オプション」に加入した場合、入金サイクルは締め日から5営業日後になり、かつ締め回数を2~4回まで細分化できます。
『ペイジェント』に興味のある方は、以下の窓口からお気軽にお問い合わせください。サービス内容に関するどんな小さなことにも、スタッフが丁寧に回答させて頂きます。
まとめ
本記事ではストック型ビジネスについて解説しました。ストック型ビジネスの代表例やメリット・デメリットがお分かりいただけたかと思います。
ストック型ビジネスは一度サービスを構築してユーザーの囲い込みに成功すれば、その後は安定して収益を得られるのがメリットです。一方で、サービス構築やユーザーの囲い込みを行うまでが大変で、最初の収益を発生させるのに何ヶ月もかかる可能性があります。
ストック型ビジネスを始めるうえで大切なのは、多くの決済手段を導入することです。ユーザーが使える決済手段が少ないと、集客に余計に時間がかかってしまいます。
これからストック型ビジネスを始める方はペイジェントがおすすめです。ペイジェントはクレジットカード決済やキャリア決済など、幅広いオンライン決済に対応しています。