2025/02/19
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PSP(決済サービスプロバイダ)を活用すれば、ネットショップに決済を簡単に導入することが可能です。しかし、PSPとは何なのかよく分からないという方も多いかと思います。
本記事ではPSPとは何かについて詳しく解説します。PSPを活用するメリットやPSPを選ぶポイントについてまとめました。
本記事を読むことでPSPに関する理解を深めることが可能です。ネットショップの運営を検討している方やPSPについて詳しく知りたい方はぜひお読みください。
目次
PSP(決済サービスプロバイダ)とは?
PSP(決済サービスプロバイダ:Payment Service Provider)は、事業者と金融機関の間に立って契約をサポート・代行する業者のことです。日本では決済代行会社とも呼ばれています。ここで言う金融機関とは、クレジットカードのアクワイアラやその他決済を提供する会社を指します。
PSPを活用することでネットショップ事業者は、手間を抑えてクレジットカード決済などを導入・運用することが可能です。PSPは金融機関との契約や、決済システムの構築・運用、金融機関からの売上回収、などを代行してくれるためです。
PSPにはいくつか種類があります。一般的なのは包括型と呼ばれるタイプですが、中には情報処理業務のみ行う業務代行型や斡旋業務型もあるので注意が必要です。包括型以外の場合、先ほど挙げたサービスの一部を行ってもらえない可能性もあります。
【導入時】PSP(決済サービスプロバイダ)のメリット

ネットショップ事業者がPSPを活用するメリットを解説します。まず、導入時のメリットは次の3つです。
- 導入時の事務負担を減らせる
- 決済システムの構築が不要になる
- 複数の決済手段を一括導入できる
1つ1つのメリットについて詳しく解説していきます。
導入時の事務負担を減らせる
PSPを活用することで、決済導入時の事務負担を大幅に減らせます。
決済手段を導入するには、その決済を提供する金融機関と契約し、加盟店になる必要があります。たとえばクレジットカード決済を導入する場合、VisaやMasterCardなどの国際ブランドと連携するアクワイアラと契約しなければいけません。1つのアクワイアラと契約するだけでは、5大ブランドすべてを導入できないのです。
クレジットカード決済を導入するだけでも、同じような資料を何度も作成する必要があります。また、アクワイアラとのやり取りにも時間を奪われます。
ネットショップ開設時はWebサイトの構築や商品の宣伝など、やるべきことは山程あります。決済導入に時間がかかってしまうと、売上に直結する業務に注力できなくなります。
決済システムの構築が不要になる
PSPと契約することで、決済システムの構築が不要になります。PSPが決済システムの構築・提供を行ってくれるためです。事業者はネットショップと決済システムを連携させるだけで良いので、開発の手間を大幅に削減できます。
決済システムを1から構築するとなるとかなりのコストがかかります。決済手段によって異なるシステムの仕様に合わせる必要があり、個別にシステムを用意しないといけません。開発を外注する場合も、外注費用が高くついてしまい他に予算を回せなくなります。
PSPを活用すればそのような悩みも解決します。
複数の決済手段を一括導入できる
PSPを活用することで、複数の決済手段を一括導入することが可能です。ネットショップにはできるだけ多くの決済手段を導入した方が、売上がアップしやすいです。なぜなら、ユーザーによって使いたい決済手段は異なるためです。
たとえば、キャッシュレス決済の中でも普及率が高いクレジットカード決済ですが、すべてのユーザーがカードを持っているわけではありません。カードは18歳以上でないと作れませんし、何らかの理由で発行審査に通らない人もいます。そのようなユーザーでも商品を購入できるように、キャリア決済なども導入することをおすすめします。
他にも、詳しく知らないネットショップに決済番号を入力するのが怖いというユーザーもいます。そのようなユーザーでも、コンビニ決済や銀行振込なら安心して使える場合があります。また、商品が届くのを確認してから決済したいユーザーもいます。そのようなユーザーにも対応したいなら、後払い決済を導入するのがおすすめです。
【運用時】PSP(決済サービスプロバイダ)のメリット

続いて、運用時のPSPのメリットを解説します。メリットは次の3つです。
- 売上を一元管理できる
- 入金を一元管理できる
- 後から決済手段を容易に追加できる
1つ1つのメリットについて詳しく解説していきます。
売上を一元管理できる
PSPを活用することで、ネットショップの売上を一元管理できます。PSPの多くは売上管理ツールを提供してくれるためです。
売上管理ツールでは、各決済手段の売上を1つの画面で確認することができます。どの決済手段がもっとも売上が高いか、手数料はどの程度かかっているか、などもすぐ分かります。
また、売上管理ツールでは金額の変更やキャンセル対応も行えます。金額の変更やキャンセル対応も一括で行えるため、緊急時にもすぐ対応できますし、ヒューマンエラーも減らすことが可能です。
入金を一元管理できる
銀行決済の導入は、カゴ落ちの減少にも繋がります。カゴ落ちとは商品をカートに入れたものの、購入を止めて離脱してしまうことです。
PSPを活用すれば、売上だけでなく入金も管理しやすくなります。
決済手段を複数導入した場合、入金管理が大変になります。なぜなら、各金融機関の入金タイミングは異なるためです。
しかしPSPは、各金融機関からの入金を1つにまとめて、こちらに入金してくれます。そのため、事業者は毎月何回も入金確認処理を行わなくて良くなります。
後から決済手段を容易に追加できる
PSPを活用することで、決済手段の追加もしやすくなります。
ネットショップの規模が大きくなると、決済手段を更に増やし、多くのユーザーに対応させたいと考えるかもしれません。また、最近では新しいキャッシュレス決済が次々と誕生しています。大規模なキャンペーンが行われるなどして、新しい決済手段のユーザー数が一気に増加する可能性もあります。
そうなった場合、ネットショップ事業者は機会損失を生まないように、いち早く新しい決済手段を導入したいと考えるかもしれません。
PSPと契約している状態なら、すぐに決済手段を追加することが可能です。決済システムの構築も不要ですし、契約処理も代行してくれるためです。
PSP(決済サービスプロバイダ)を選ぶポイント

PSPはさまざまな種類があり、どれと契約すれば良いのか分からない方も多いかと思います。そこでPSPを選ぶポイントを紹介します。ポイントは次の4つです。
- 信頼性・導入実績
- 導入できる決済手段
- 売上管理ツールの使いやすさ
- 入金サイクル
これらのポイントを意識して選べば、契約後に後悔することはなくなります。1つ1つのポイントについて詳しく解説していきます。
信頼性・導入実績
PSPを選ぶ際は信頼できる会社かどうかがまず大切です。導入実績が豊富かどうか、大手企業との契約数が多いか、会社が上場しているか、などを確認しましょう。
導入実績が豊富ということは、それだけサービス内容が優れているということでもあります。管理ツールが使いやすかったり問い合わせ対応がしっかりしていたりする可能性も高いです。
また、倒産リスクが低いという点も大きいです。PSPの会社が倒産してしまうと、他の会社と契約しなくてはならず、手間がかかってしまいます。
導入できる決済手段
導入できる決済手段が豊富かどうかも重要です。PSPによってはネットショップで主要に使われている決済手段のほとんどに対応している場合もあれば、数少ない場合もあります。
ネットショップには多くの決済を導入した方が、多くのユーザーに対応することができ、売上も伸びやすくなります。そのため、決済手段が豊富かどうかは重要です。
また、自社サイトに導入したい決済手段が含まれているかも確認した方が良いです。更に、クレジットカード決済は5大ブランドすべてに対応しているか、も確認しましょう。
売上管理ツールの使いやすさ
PSPが提供する売上管理ツールが使いやすいかどうかも重要です。売上管理ツールの使いやすさは、事務作業の負担に大きく関わってくるためです。
全決済手段を一括管理できるかはもちろん、画面が見やすいかどうか、細かい権限設定ができるかどうか、なども確認しましょう。細かい権限設定ができると、担当者以外が間違って触ってしまうトラブルを防ぎやすくなります。
入金サイクル
PSPの入金サイクルも確認することをおすすめします。入金サイクルとは売上が立ってから代金が実際に入金されるまでにかかる日数や入金頻度を指します。
入金サイクルは基本的に早い方が資金繰りが楽になります。特にネットショップを運営したばかりの頃は、できるだけ早く代金を回収できた方が、サイトの成長に注力できます。
『ペイジェント』は技術力と安定した経営基盤をもつPSP(決済サービスプロバイダ)
ペイジェントはNTTデータと三菱UFJニコスが出資しているPSP(決済代行会社)です。導入実績が豊富なこと、安定した経営基盤を持つことがペイジェントの強みです。
また、ペイジェントは対応している決済手段が豊富なのも強みと言えます。具体的には、次のような決済手段に対応しています。
- クレジットカード決済
- 銀行ネット決済
- スマートフォンキャリア決済
- ATM決済
- 後払い決済
- コンビニ決済
- ID決済
幅広い決済をネットショップに導入することは売上を上げるために重要です。カゴ落ち(商品をカートに入れたがサイトを離脱してしまうこと)のリスク削減にも繋がります。
また、ペイジェントは入金サイクルが早いのもメリットです。通常でも締め日から9営業日後に入金します。更に「早期入金オプション」に加入した場合、5営業日後に入金されるのに加え、締め回数を2~4回まで細分化できます。
『ペイジェント』に興味のある方は、以下の窓口からお気軽にお問い合わせください。サービス内容に関するどんな小さなことにも、スタッフが丁寧に回答させて頂きます。
まとめ
本記事ではPSP(決済サービスプロバイダ)とは何かについて解説しました。導入時・運用時のPSPのメリットがお分かりいただけたかと思います。
PSPを活用すれば、決済手段の導入にかかる負担を大幅に下げられます。更に、複数の決済手段を一括導入できるので、サイトの利便性を一気に向上させることが可能です。
また、PSPを活用することは、運用の負担を減らすことにも繋がります。PSPが提供する管理ツールから売上の一元管理が可能です。更に、PSPは各金融機関からの入金を1つにまとめてくれるので、入金管理の負担も減少します。
PSPの中でもペイジェントは、安定した経営基盤を持つのが特徴です。また、導入できる決済手段が豊富だったり、入金サイクルが早かったりするのも強みです。ネットショップを運用している方や運用予定の方は、ペイジェントの利用もぜひご検討ください。